- ニュース全般
-
元アリゾナ州ツーソンの警察官ブランドン・テイタム氏のYoutubeチャンネルより
『レイシャード・ブルックスの件での警察官の逮捕は不当』
Officers UNLAWFULLY CHARGED in Rayshard Brooks Case
(以下翻訳)
私はこの問題についてのビデオを作らなければならなかった。
ジョージア州アトランタで起こっているこの愚行についてのビデオを作らなければならなかった。その理由は皆さんもわかっているはずだ。(略)
人々がジョージ・フロイドのために戦うように、我々は逮捕された警察官のために戦うべきだ。
ジョージア州の法律に従って職務を遂行することが、一体全体どうして起訴に値するというのか。
だから私はこの件について声を上げる。
なぜなら、またしても無知な黒人と愚か者たちが、犯罪者の側に立っているからだ。
公衆に対する脅威でありその人生を正しく生きなかった犯罪者を祭り上げているからだ。
警察によって射殺された黒人男性のレイシャード・ブルックスとはいかなる人物だったか。
レイシャード・ブルックスは犯罪者だった。
レイシャード・ブルックスは "false imprisonment(逮捕・監禁罪)" で起訴され家族に対する暴行と子供に対する残虐行為で起訴された犯罪者だった。
彼は7年の刑を宣告された。彼は1年間刑務所に入れられ次の6年間は保護観察を受けていた。
彼は保護観察期間中の遵守事項に二度違反した。
彼は飲酒運転も犯していた。
今回の事件もレイシャード・ブルックスが泥酔し車内で意識を失っているのを警察官が見つけたところから始まっている。
泥酔した状態で車を運転するという行為は、麻薬やアルコールに関連する犯罪の中で最も危険な犯罪の一つだ。
私は警察時代に酔っ払ったドライバーが人々の人生を完全に破壊する様をこの目で見てきた。
私は高速道路上に転がる彼らを引き上げ死体袋に入れた。犠牲となった家族の写真を見た。泥酔した状態で車を運転するという愚かで危険な行為によって引き起こされた悲劇に対処してきた。
レイシャード・ブルックスが犯した最初の間違いがこれだ。
そして警察に見つかった彼は "普通の人間" として振舞うことをせず、あろうことか警察官を攻撃し始めた。
現場にいた警察官はレイシャード・ブルックスがテーザー銃(離れた位置から針を発射して電流により対象を気絶させる、遠距離対応型のスタンガン)を奪った瞬間に緊急避難を理由に彼を撃つことができたが撃たなかった。
警察官らはプロらしく "force continuum(※1/意訳:武力の連続行使)" に従った。
(※1)force continuum
武力の使用を状況に応じて段階的に引き上げるガイドライン。
存在の誇示→言葉による制御→素手による制御→非致死性武器の使用→死性武器の使用
(※1)
レイシャード・ブルックスが逃亡を図った際にも彼らは発砲せずテーザー銃での無力化を図った。
警察官が逃亡するレイシャード・ブルックスを追いかけた件に関し、飲酒運転をしただけの人間を追いかける必要があるのかという声が上がっているが、はっきり言わせてもらう、まともな思考を持っている人間はそのような疑問を呈したりしない。
警察官らはレイシャード・ブルックスを追いかけるあらゆる権利を持っていた。
この時点でレイシャード・ブルックスをもはや飲酒運転の容疑者ではなく、警察官に暴行を加え、暴力を使い " less lethal weapons(低致死性兵器)" を盗んだ現行犯だ。
レイシャード・ブルックスはこの時点で公衆に対する脅威となっている。
警察から逃げるのに必死になっている人間は何をしでかすかわからない。道路や人込みに向かい他人を巻き込もうとするかもしれない。逃亡先で銃を手にするかもしれない。
そうでなくてもレイシャード・ブルックスはすでに警察官の1人にテーザー銃を発射している。
レイシャード・ブルックスがしたすべてが彼の死につながった。それは彼の責任だ。
100%彼のせいだ。
(続く)- 0
20/07/04 17:22:59