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(続き)
警察官について話そう。
アトランタ市はこの事件にかかわった警察官を起訴したが、彼らが起訴されるべき理由は一切ない。
すでに述べたように彼らは法律を完全に順守したからだ。
ジョージア州の法律ではテーザー銃は銃器と見なされている。
警察官には銃器や致死性武器を向けられたとき、怪我や死の恐れがある場合、致死性武器で身を守る権利が与えられている。これはジョージア州の法律に書かれていることだ。
そしておかしなことに、最近ジョージア州アトランタでは数人の警官がテーザー銃を若者たちに向けたことで逮捕されるという事件が起きたのだが(私は警官らの行為に正当性があったと判断している)、アトランタ市は若者たちを "致死性武器で脅迫した" として警官らを起訴している。
しかしアトランタ市はレイシャード・ブルックスの件では、テーザー銃を致死性武器ではないかのようにみなし、警察官らの行為を「殺傷能力のある武器の正当な行使」と認めないと発表した。
これは偽善以外の何物でもない。
令状を出し警察官を逮捕することによって、アトランタ市はこの状況で何を証明しようとしているのか私には理解できない。
だが彼らは発砲した元警察官を重罪謀殺など11の罪で起訴したと発表した。重罪謀殺で有罪判決を受けた場合は死刑になる可能性がある。
この11の罪には警察官が発砲した弾が人が乗っていた車に当たった件も含まれている。
警察には善意でかつ重大な過失がない行為に関しては責任を問われないという特権がある。
よって誰かの命を救おうとしていて、誤って物や車両を撃ってしまったが人に危害を与えなかった場合、警察官を "aggravated assault(重症を負わせる目的での無謀な攻撃)" で起訴することはできない。
当然警察官は車を撃つつもりはなかった。
ところがアトランタ市は警察官を "aggravated assault" の罪で起訴した。意図して人が乗る車両に発砲したと主張しているのだ。
こいつらは一体何を言っているんだ。
私はこれらのアトランタ市の行動に憤慨している。
すでにアトランタ市では複数の支署で警察官が職務を放棄していると伝えられている。私は全ての警察官がこのボイコットに参加することを願う。
法律に従って仕事をしているのに逮捕されるなどというこの馬鹿げた不正義に心底うんざりした警察官が、すべての警察署で職務を放棄したらどうなるかを市は考えるべきだ。
待っているのは誰も望まない世界だ。
能動的に取り締まりを行う警官がいなければ、犯罪を犯す人間を逮捕する警官がいなければ殺人率はそれこそ500、600、700%という単位で増加するだろう。
飲酒運転を取り締まる警察がいなくなればどうなるか。当然飲酒する人間は増える。そして彼らが無差別に大勢の人間を轢き殺す事件を起こしたとしても捜査すら行われない。
家に何者かが侵入し、あなたの妻に何かをしようとしたとしても、銃を持っていなければそこで終わりだ。
この国は警察官なしでは生き残れない。
この国の人々は警察官なしでは生き残れない。
これは私が警察官だったから言っているのではない。
そして私は今回の事件で逮捕された警察官の家族にコンタクト出来次第、私は彼らが保釈金を支払うことができるように募金を募るつもりだ。
職務を正しく遂行した人間が逮捕されるなどあってはならない事だからだ。それはあまりにも不合理なことだからだ。
我々はこの不正義に立ち向かわなければならない。
町を破壊し、燃やし、警察官に暴行を加える愚か者どもの蛮行を止めるために、今こそ「合法的に」正しいこと為す時だ。
我々は警察官を支援すべきだ。
これらの都市で起こっていることに抗議する自由を支持すべきだ。
なぜならこんなことはもうたくさんだからだ。
もちろん警察にも問題はある。
警察による黒人への不当な暴力は過去に幾度となく起きてきた。
しかし全ての警察による黒人射殺を一緒くたに考えているとしたら、そいつはバカだ。
【元動画】
https://youtu.be/KAcSc7HXQ6E
【翻訳元】
https://kaikore.blogspot.com/2020/06/minneapolis-replace-police.html- 0
20/07/04 17:23:19