• No.1 永禄

    20/06/28 15:35:13

    (続き)

     さらに韓国に踏み絵を迫っている。

    「各国は果たして米国と同一歩調を取るのか。ロシアはそうしない。韓国やフランス、ドイツ、イタリアも、そうはしない、と予想される」

     また、日本やオーストラリアとの関係においても自信をのぞかせている。

    「中国を批判・非難するために日本とオーストラリアは米国側に加わるかもしれないが、中国に対する実質的行動には出ないのではないか」

     韓国は米中両大国の間で板挟みにされることが多い。安全保障面では米国の同盟国ではあるが、経済面での依存度は中国が高い。韓国はG7招待を「先進国への仲間入り」と肯定的にとらえつつも、習近平中国国家主席の早期訪韓を求める立場上、G7参加を「中国包囲網形成」というニュアンスでとらえられないよう注意を払うものとみられる。

    ◇D10という枠組み

     トランプ氏が提唱した新たな枠組みは、5月下旬に明らかになった英政府による「D10」連合の構想と重なる。

     これはG7に韓国やオーストラリア、インドを加えた構想(民主主義国家10カ国連合=D10)で、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に代わる第5世代(5G)移動通信システムの機器メーカーの育成に向けて連携を模索する枠組み。トランプ氏はG7+4カ国に言及する前日(29日)のジョンソン英首相との電話協議で、香港の問題とともにこの構想も議論したとみられる。

     この動きに対してもグローバルタイムズは5月31日の論文で「冷戦時代のように、こんにちの世界をイデオロギーによって支配することはできない」と批判したうえ、「(華為に対抗するために米国と組む場合)中国が経済・貿易の面でこれまでと同様に英国を扱うことを、英国は期待できない」と対抗措置をちらつかせている。(西岡省二)

    写真:G7首脳とのテレビ会議に臨むマクロン仏大統領=2020年4月(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

    https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20200608-00182374/

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。