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- 建徳
- 20/04/18 18:06:29
TBSラジオは18日、公式ホームページで、赤江珠緒アナウンサーが新型コロナウイルスに感染していることを公表した。赤江アナは同局の「赤江珠緒たまむすび」のメインパーソナリティーを務めている。赤江アナの夫は、テレビ朝日系「報道ステーション」のチーフディレクターで、新型コロナウイルスに感染していることが13日に明らかになっていた。赤江アナはTBSを通じて談話を発表した。全文は以下の通り。
「この度は私どもの私信を、取り上げて頂きありがとうございます。」
「病気という個人的なことを公の場であちこちで語ることには いまだに売名行為などという心ない言葉もあり 闘病中の生活の中で、発信するのは、なかなかハードルが高いところです。」
「ただ、ここまで社会を変えてしまった病気の正体をしっかり知る為には、経験者が語り、それを社会としてムラなく集めるという事には少なからず意味があると私は考えています。」
「実際、この病は、個人差が症状にも相当あり、命を落とす人もいれば、驚くほど軽くやり過ごせた人もいるかもしれません。それぞれは一例に過ぎなくても、それが集まればこの未知の病の輪郭が、少しははっきりするのではないでしょうか。」
「とはいえ、コメントを出すのは本当に難しいと実感しています。今の時代、発信した事は、切り取られ、さまざまな媒体で報道されます。私も細心の注意は払ったつもりですが、誤解されている点もありますので、改めてお伝えして頂きたく思います。」
「『感染ルートをたどる意義も当然あるでしょう。ただ、過剰な犯人探しは、今、この時点において必要でしょうか』というコメント。追跡調査の意義を否定したつもりはなく、それを当然としたうえで誰々がうつした。というような過剰な犯人扱いは必要でしょうか?という意味合いです。」
「このように、少しの言葉の選択違いで、この病は、誤解を生じかねない非常にセンシティブな取り扱いの難しいものになってしまっています。病気の輪郭を少しでも明らかにして社会に還元できる事がないかと思うと同時に、この病気の発信の難しさを感じざるを得ません。どうぞ、報道していただく皆様に、発信の意義と難しさをご理解いただきたくお願い申しあげます。」
(デイリースポーツ 4/18 17:49)
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