- なんでも
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高度1000メートルから落ちれば地面でも海面でも同じこと
着水するためには、海面に近い高度で水平飛行を保って
少しずつ降りなきゃいけない
ところが、123便の場合、垂直尾翼の全損で水平飛行ができない
さらに高度を下げるためのコントロールができない
(123便は車輪を出して空気抵抗を利用して降りていった)
海面に近い高度で水平飛行を保つなんて夢のまた夢で
おそらく翼が海面に触れて機体が回転し、機首から海に突っ込んで
機体は木っ端みじんか、良くて真っ二つ
失神したり重傷を負った乗員たちは機体ごと海に沈むか
海に投げ出されて、救助が来る前に力尽きる
奇跡で着水に成功したとしても、後尾が破損している状態なので
そこから海水が流入して、機内はあっという間に水中に
(それでも、これができれば生存者はもっと多かった)
つまり、よほどの奇跡がない限り、海は山よりも最悪だった
羽田に戻ることが不可能と分かった時点で、
機長は「山行くぞ」と声をかけて、意図的に山に向かってるんだけど
都市に墜落する、という最悪の事態を避けるためで
選びうる選択肢の中では最善の判断だった- 12
20/02/22 18:45:23