「伝えられなかった」交通事故~脳死状態の被害男児~

匿名

漢字

19/12/06 18:10:41

12/6(金) 16:50配信
CBCテレビ
「伝えられなかった」交通事故~脳死状態の被害男児~

母親の紗梨さん(29):
「未来の人生はもう戻ってこない。私たちも未来と過ごす人生は一生戻ってこない。普通に大きくなって、学校に行って、結婚して、孫が出来て、当然のようにそんな未来がくると思っていたから『もう、やり直せないんだなぁ』と思うと悔しくて悲しいです」

当初警察は未来ちゃんに意識があったことなどから「軽傷」だと判断。
発表要件を満たしていないとして事故の報道発表はされていません。

母親の紗梨さん(29):
「入院中はテレビなど見る余裕もありませんでした。退院したあとテレビや新聞はおろかネットニュースにも載っていないことを知って愕然としました」

また、未来ちゃんをはねた40歳の男性について警察は証拠隠滅や逃走のおそれがないことなどから逮捕せず任意で捜査を行い事故から3か月後に書類送検しました。
9月に検察が過失運転傷害の罪で男性を起訴。原因は前方不注意でした。

息子が必死に「生きる」ことで刑罰は…

名古屋地裁岡崎支部で5日に行われた初公判。
傍聴席には被告・被害者双方の親族の姿がありました。

裁判の冒頭、被告の男性は起訴内容を認めました。

その後、検察側が未来ちゃんの父親の調書を読み上げ、悲痛な思いが明かされました。

父親の調書より:
「手を離してしまった自分を何度も責めている」

続く被告人質問で、男性は弁護側の質問に対し「立ち止まる未来ちゃんがサイドミラーなどで死角になり見えなかった」と話しました。

裁判は今月25日、未来ちゃんの両親が法廷で想いを述べた後に結審します。

母親の紗梨さんは過失運転「傷害」で裁かれていることについて…

母親の紗梨さん(29):
「なんとか未来が頑張ってくれているうちに裁判をしてもらい、相手の方に罪を償ってほしいと思いここまでやってきた。ただ未来が生きていることで罪が過失「傷害」になって、過失「致死」と比べればどうしても刑罰が軽く済んでしまう。未来がこれだけ頑張って生きていることで罪が軽くなるというのはやっぱりどうにも納得がいかないです」

カレンダーは今もめくることができないという
発生直後、被害が軽傷だと判断されたため世間に知られていなかった交通事故。
しかしその事故は家族の生活を一変させました。

私たちは引き続き未来ちゃんと両親の想い、そして裁判の行方を取材していきます。

(CBCテレビ『チャント!』より)

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

  • まだコメントがありません

件~件 ( 全0件)

*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。