匿名
2019年10月25日 08:16
ヤンキースの田中将大投手(30)が24日(日本時間25日)、右肘の骨片を取り除くクリーニング手術を受けたことを自身のツイッターで報告した。
田中は「昨日、右肘のクリーニング手術を受けました。経過は良好です!」と報告。
「万全の状態でスプリングトレーニングに入っていけるようにしっかりとコンディションを整えていきたいと思います」と来季に向けて意欲的につづった。
ブライアン・キャッシュマンGMは同日のシーズン総括会見で「シーズン中に何か異常があったわけではなく、オフのメディカルチェックで取り除いた方がいいという判断をした。大かがりなものではなく、シーズンオフのプロセスの一つという認識。キャンプには間に合うと思う」と説明。
田中は23日にニューヨーク市内の病院で手術を受けたという。15年オフにも同様の手術を受けており、当時は投球再開まで約6週間と診断された。15年のケースでは10月20日に手術。キャンプ初日から合流し、3月6日のフィリーズとのオープン戦で術後初登板。
4月5日のアストロズとの開幕戦では、2年連続開幕投手の大役を無事務めている。
今季は32試合に投げ、11勝9敗、防御率4・45の成績。メジャー6年目で初めて離脱することなく先発ローテーションを守り、182回を投げた。ポストシーズンでは計3試合に登板。
アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦は6回1安打無失点で勝利投手となり、初先発から7先発連続で2失点以下はメジャー史上初めてと勝負強さを発揮。
最後の登板となった17日の同シリーズ第5戦は、5回4安打4失点で敗戦投手となっていた。
浮き沈みの激しいシーズンでもあったが、アーロン・ブーン監督は右肘の状態は全く影響しなかったと強調した。
「シーズン通して間違いなくフィジカル的には良い状態にあった。そのおかげで我々は良いシーズンを送れた」と話した。
前回手術を経た16年シーズンは14勝4敗、防御率3・07の成績。最優秀防御率のタイトルをシーズン最後まで争った。勝利数、防御率、投球回(199回2/3)のいずれもメジャーでのキャリアハイの数字。
シーズン中盤には手術の影響を問われ「体のことはあまり言いたくない」と前置いた上で、「でも間違いなく、(手術を)して良かったと思っていますよ」と話していた。
https://bit.ly/2ofZu79
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