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- 匿名
- 19/10/16 22:30:56
2019年10月16日 20:02
国際オリンピック委員会(IOC)は16日、2020年東京五輪のマラソンと競歩について、暑さ対策を理由に札幌市で実施する案を検討していると発表した。東京都によると、既にIOCから連絡があったという。
IOCの公式サイトによると、札幌市は五輪が開催される7月下旬から8月上旬の気温が東京よりも5~6度低く、選手や観客らを守るためだとしている。10月30日から11月1日に東京で関係者と協議するという。
東京五輪のマラソンは女子が来年8月2日、男子が同9日に行われることになっている。IOCや大会組織委員会は暑さを理由にマラソンの開始時間を午前6時に設定。8月8日の男子50キロ競歩は午前5時半スタートとしていた。
今年の9月15日には五輪テスト大会を兼ね、日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」が五輪本番とほぼ同じコースで行われた。男女とも午前9時前後にスタートし、ゴール時の気温は30度に迫る暑さだった。
9月末から10月にかけて中東カタールのドーハで行われた陸上の世界選手権では、マラソンと競歩は深夜にスタート時間が設定された。それでも暑さや湿度が過酷で、女子マラソンは全体に4割に当たる28人が途中棄権した。
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