【神戸】「ぼくは人間」ガチョウのがっちゃん、鳥の自覚なし 若い女性に体をすり寄せたりする

  • ニュース全般
  • ウズラ
  • 18/05/02 19:36:02

神戸市立王子動物園(同市灘区王子町3)に、飼育員らから「自分を人間と思っている」と評されるガチョウの雄がいる。

放し飼いされている広場で群れに加わることはなく、若い女性に体をすり寄せたり飼育員の膝に乗ったり-と、興味を示すのは人間ばかり。

3月に伊丹市で発生した鳥インフルエンザの感染予防のため、約30羽の鳥と一緒のおりに一時収容された際には、飼育員を心配させるほどの落ち込みぶりだったという
飼育員らの後ろをてくてく歩く愛らしい姿が人気で、がっちゃん目当てに同園を訪れるファンもいるという。
飼育員たちが注目するのは、その“鳥ばなれ”した行動だ。人の膝に進んで乗ったり、体をすり寄せたりするのは「本来、鳥のしぐさではない」と獣医師の花木久実子副園長。
「人工的に飼育されたひなが人間になつくことはあるが、成長すると普通は人間から距離を取るようになるのに…」と首をかしげ、他の飼育員たちも「絶対に自分を鳥ではなく人間だと思っている」 と口をそろえる。
人間的な振る舞いで飼育員も魅了するがっちゃん。だが、3月1日に伊丹市内で鳥インフルエンザの発生が確認されると、人気者の生活は暗転した。
同園は飛来する鳥との接触を避けるため、放し飼いにしている鳥をおりに収容するなどの対策を同月3日から実施。がっちゃんもアヒルや鶏など約30羽と一緒に、入園者が入れないおりに移された。収容されていたおりでは他の鳥たちに背を向け、孤独な日々を送った。
他の鳥が身を寄せ合って暮らす中、がっちゃんは完全に孤立。うなだれたようにじっとすることが多く、飼育員を見つけると出してと言わんばかりに鳴いたという。

鳥インフルエンザ対策は先月26日に解除鳥ばかりに囲まれる孤独な生活を2カ月近く送ったがっちゃんも、晴れて元の広場に戻された。
すぐに元気になり、大型連休中も連日、子どもたちに囲まれている。相変わらず他の鳥には近づかないが、花木副園長は「おりにいる間はつらかったと思うけど、今は生き生きしている」と目を細めた。

www.kobe-np.co.jp

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

    • 18/05/02 20:25:59

    かわいいな!
    ガチョウのがっちゃんて、名前も可愛い。笑

    • 3
    • 18/05/02 19:40:31

    可愛い!
    微笑ましいニュース

    • 3
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ