自分だけ浮いてた小四の頃思い出す。

私の場合は、担任の先生が音楽教育に熱心で、毎日放課後に教科書に載ってる全曲対象から自由選択、参加も自由でリコーダーのテストをやっていた。
上手く吹けたらよくできましたのハンコを各ページに押して貰えて、コンプリート欲を促す補習。
ピアノ習ってたし音楽は得意だったけど、私は一度もテストを受けなかった。
ある日いつものように先生の前にテストの順番待ちの列が出来る中、帰ろうとすると、「○さんは一度もテスト受けないね。吹けるでしょ？なんで？」と呼び止められた。「私は自分が吹けるのを自分で知ってます。ハンコが有っても無くても吹けるのは一緒です。だからハンコはいらない。放課後で授業じゃないし。」と言って帰りました。
でも理由は違った。本当はハンコは欲しかった。
家が厳しく、放課後のスケジュールも決まっているし、帰宅時間が数分遅れても叱られる。テスト待ちの列に並んでる時間が無かったのが本当の理由でした。

子供は何らかの葛藤抱えて思ってることと裏腹なこと言ってるかもしれない。私は親に叱られるってことが何故か恥ずかしくて強がっていた。人前で言いたくない何か本当のことがあるのかも。話を聞いてあげて。

長文自分語り失礼