少年野球チームのバスが事故 追突された車の男性死亡 栃木

２２日朝、栃木県栃木市の東北自動車道で、少年野球チームの中学生ら２０人を乗せたマイクロバスが乗用車に追突する事故があり、乗用車を運転していた６５歳の男性が死亡したほか、バスに乗っていた中学生ら６人が軽いけがをしました。
２２日午前４時１５分ごろ、栃木市皆川城内町の東北自動車道の上り線で、片側３車線の中央の車線を走っていたマイクロバスが、前を走っていた乗用車に追突しました。

警察によりますと、乗用車は追突された勢いで路肩近くに押し出されて停車し、運転していた東京・大田区の平林一良さん（６５）が頭などを強く打ち、およそ３時間後に死亡しました。

また、マイクロバスには、岩手県内の複数の中学校の生徒で構成する野球チームの選手１５人と保護者ら合わせて２０人が乗っており、このうち、花巻市、宮古市、紫波町の、生徒５人を含む６人が打撲などの軽いけがをしたということです。

警察によりますと、マイクロバスは、２２日に埼玉県本庄市で行われる野球の試合に向かう途中だったということです。
現場は栃木インターチェンジから東京方面におよそ１キロ離れた見通しのよい直線の道路で、警察は事故の原因などを調べています