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◆横浜市乳児衰弱死 虐待恐れ役所が訪問も…
日テレNEWS24
2018年1月12日 19:01
横浜市で、生後6か月の長女に十分な世話をせず衰弱死させたとして、19歳の母親らが逮捕された事件で、区役所が事件前、虐待につながる恐れがあると判断し、複数回にわたって家庭訪問などをしていたことがわかった。区は対応が適切だったか検証を行うとしている。
この事件は去年5月、横浜市南区の自宅で、生後6か月の長女に約13日間、十分な食事や水分を与えず、衰弱死させたとして11日に19歳の母親と29歳の父親が逮捕されたもの。
警察によると、2人は「当時、アルバイトのほかパチンコや買い物などに頻繁に行き、十分な世話をしていなかった」などと供述しているという。南区役所によると、母親の出産直後に、母親が未成年だったことや仕事の状況などから「虐待につながる恐れがある」と判断し、複数回にわたって家庭訪問をしていたが会えない状況が続いていたという。
その後、生後4か月頃に一度、母親と長女に会った際は健康状態に異常がなかったため、その後は電話連絡を続けていたが、また接触できない状況が続いたという。
南区役所は12日、会見を開き、精一杯のことはやっていたとしたうえで、「接触できない回数が続いたとき、児童相談所などに相談していたら救えた可能性としてはあったかもしれない。児童相談所との連携を見直すとともに、対応が適切だったか検証していきたい」などとしている。- 0
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