• No.127 松茸

    17/10/09 08:01:20

    障害児をかかえる家庭は「きょうだい児」という問題もかかえるものです。

    きょうだい児というは、きょうだいに障害児がいるがゆえに社会的、家庭的に疎外を受けてきて心がやむ、葛藤などがあります。
    それは親の中でずーと気を付けていかないといけない問題です。

    うちにも主さんのように自閉の17歳の息子と5歳の娘がいます。
    ご両親のお気持ちもわからないでもありません。ご家庭の中では、お兄ちゃんを受け入れて仲良く暮らしている家庭、きょうだいが福祉につく、医者になる家も多数あります。でも、不幸になっている家もたくさんあります。

    本当は、ご両親が一言「あなたにはあなたの人生がある」という姿勢をみせてくれれば楽になるのだと思います。きょうだい児を「しかたがないでしょ」と気持ちを考えてくれなかった両親の責任でしょう。

    私も娘にはお兄ちゃんのことを見てもらおうとは思っていません。
    でも、唯一、血のつながった親族です。たとえ遠くに行っていても気にはかけていてあげるくらいで気持ちでいいよ。死んだらさ、最後の始末だけはたのむわ。それだけでいいし。と言っています。

    施設に入れられた障碍者は月9万ほどの障害年金を20年も30年も使うこともなくため込み、その方が亡くなったとたんに見たことのない親族がわらわら現れ遺産相続を口出すそうです。
    それが一番、悲しいことでしょうね。

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