キューバ駐在の米外交官、16人が聴覚障害に “音響兵器”で脳損傷か

匿名

春夏冬

17/10/04 09:19:23

2017.8.25 07:19

 【ワシントン=加納宏幸】米国務省のナウアート報道官は24日の記者会見で、キューバの首都ハバナにある米大使館の米国人職員の少なくとも16人に重度の聴覚障害の症状が出たと公表した。職員は昨年暮れ頃からキューバ政府提供の住宅に居住していたが、障害を招くような音響機器などの設置は確認されていない。キューバ政府は米側の捜査に協力しているという。

 ナウアート氏は「状況を極めて深刻に受け止めている」と述べた。16人はキューバか米国で治療を受けている。被害者が増える可能性があるという。米CBSテレビによると、米国人職員は軽度の外傷性脳損傷と診断され、中枢神経系が損傷したとみられている。

 米メディアは、米政府が昨年末頃から発生した「高度な音響兵器」による攻撃が原因とみていると伝えてきた。キューバ政府は攻撃を否定。ロシアなど第三国が実行したとの見方もあるが、米政府は5月にワシントン駐在のキューバ外交官2人を国外追放処分にした。キューバのカナダ大使館でも少なくとも1人の外交官が聴覚障害の症状を訴えた。

産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/170825/wor1708250011-n1.html

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  • No.1 春夏冬

    17/10/04 09:21:09

    キューバの米大使館に音響攻撃か 人員を大幅縮小へ

    9月30日 7時48分


    キューバでアメリカ大使館の職員21人が聴力の低下などを訴え、音響兵器による攻撃の可能性が指摘されている問題で、アメリカ政府は大使館の半数以上の人員に退避を命じ、国民にキューバへの渡航の自粛も求め波紋が広がっています。


    この問題は、先月までにキューバに駐在するアメリカ大使館の職員21人が聴力の低下や頭痛、不眠などの体調不良を訴えたもので、アメリカメディアは外交官をねらった一種の音響兵器による攻撃の可能性を指摘しています。

    この問題についてティラーソン国務長官は29日、声明を出し、大使館の人員およそ6割に退避を命じたと明らかにしました。これにより大使館の業務は大幅に縮小され、ビザの発給は停止されます。また、国務省はこの日、国民にキューバへの渡航の自粛も求めました。国務省は「大使館の職員は攻撃を受けた」と発表していますが、詳細は調査中だとして明らかにしていません。

    今回の措置についてティラーソン長官は国民の安全を保障するためだと強調する一方で「キューバとの外交関係は維持する」としています。

    これに対してキューバ政府は声明を発表し「両国関係に影響を及ぼす性急な判断だ」として決定を批判しながらも、問題の解明に向け協力を続けていくとしています。アメリカとキューバはおととし半世紀ぶりに国交を回復し大使館も再開されましたが、今回の措置で両国関係が悪化することも懸念され、波紋が広がっています。

    NHK
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011162841000.html

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