1歳男児を窒息させ殺害 母親と元交際相手を逮捕 相模原市

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    • 盛岡冷麺
      17/07/07 13:06:03

     相模原市中央区のアパートで昨年9月に男児=当時(1)=を窒息させて殺害したとして、殺人容疑で母親(26)と元交際相手の男(29)が逮捕された事件で、実際の殺害行為は男がしたとみられることが6日、捜査関係者への取材で分かった。母親はその場にいたが止めなかったため、共犯関係が成立したとみられる。事件は神奈川県警捜査1課が母親らの逮捕を発表して表面化してから7日で2週間。具体的な殺害方法など、お互いの供述にはなお食い違いもあるといい、同課が引き続き当時の詳しい状況を調べている。

    9カ月後の逮捕劇

     「子供が息をしていない」

     昨年9月22日午後1時ごろ、消防に119番通報が入った。男児は意識不明の状態で病院に搬送された。病院側は治療の過程で脳の膨張を確認。比較的長時間にわたって窒息状態が続いた場合に起こる低酸素脳症を発症していた。同月26日に「虐待の疑いがある」と県警に連絡した。

     男児は意識を取り戻さないまま10月1日に死亡。体に目立った外傷はなく、同課は当初、事故の可能性も含めて捜査していたが、低酸素脳症はうつぶせ寝などで起こる可能性は低いうえ、司法解剖で男児に死因につながるような既往症がないことも確認された。搬送先の病院以外の複数の医師らからも、「人為的に窒息させられた可能性がある」とする見解が寄せられ、事件性は色濃くなっていった。
     
     そして男児の死亡からおよそ9カ月後、同課は殺人容疑で、母親の横浜市緑区西八朔町、無職、福良有貴容疑者と、当時交際していて同居していた住所不定、無職、太田真司容疑者を逮捕。最初の119番の通報者は、福良容疑者本人だった。

    布団で顔おおう?

     同課によると、福良容疑者らはいずれも容疑をおおむね認めている。お互いの供述などから、太田容疑者が布団で男児の顔をおおうなどして口や鼻をふさいだ疑いが強いが、詳細な犯行状況については説明が一致しない点もあるという。
     
     事件の背景にあるとみられるのが、福良容疑者が抱いていた育児への悩みだ。

     福良容疑者は「(太田容疑者が)ゲームばかりして育児を手伝ってくれなかった。1人で息子の面倒をみられるのか不安だった」などと供述。事件発生5カ月前の昨年4月には、親族らとともに相模原市中央区内の子育て支援センターを訪れていた。

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