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- 厚揚げ
- 17/03/09 13:25:07
裁判中の被告がＪＮＮの単独インタビューに応じました。事件は、おととし、神奈川県相模原市で、当時２５歳の阿部由香利さんの遺体が見つかったもので、元交際相手の男が殺人の罪で起訴されています。
今回インタビューに応じたのは秋山智咲被告（２５）。男と一緒に阿部さんの遺体を運んで埋めたとして死体遺棄の罪で起訴され、一審で有罪判決を受けました。しかし、来週から始まる控訴審を前に、「人の遺体とは夢にも思わなかった」と語り、改めて無罪を主張しました。
「真実は、私は知らなかったということなので、それを分かっていただくために、どれだけ時間がかかっても、無罪を勝ち取るために頑張ろうと」（秋山智咲 被告）
秋山智咲被告は顔を撮影しないことを条件に、初めてカメラの前で取材に応じました。秋山被告は２０１３年７月、当時、交際していた佐藤一麿被告（３１）とともに、阿部由香利さん（当時２５）の遺体を相模原市の墓地に埋めた罪に問われています。一審で有罪判決を受けましたが、一貫して無罪を主張し、控訴しています。
「これくらいの大きさ。これは何なのって言って、（佐藤被告に）いいからのせろよって言われて」（秋山智咲 被告）
秋山被告は「運んだものが人間の遺体だとは認識できなかった」と主張しています。秋山被告は、佐藤被告から新宿区内の路上にレンタカーでくるよう指示され、ブルーシートにくるまれた物体をトランクに積み込むように言われたといいます。そして、車の中で、「芸能事務所の社長が飼っていた動物の死体の処理を頼まれた」と説明を受けたというのです。
「虎って言われて、いや、虎の大きさではないなって。犬なんじゃないのって言うと、佐藤被告が曖昧な返事だったので、図星かなって思って」（秋山智咲 被告）
その後、いったん、世田谷区にある秋山被告の自宅に運び入れた後、相模原市の墓地に埋めるのも手伝わされたといいます。
「ブルーシートの端をつまめと言われて、佐藤被告が支えて、逆から私がつまんで持った。重いなと。私一人では持てない重さです」（秋山智咲 被告）
一審の判決は、「大きさや重さなどを考えると少なくとも人の死体かもしれないと頭に浮かぶはずだ」として、有罪としました。しかし・・・
「（人かもしれないと頭に浮かばなかった理由は？）普通、交際している結婚も考えている男性が、人の遺体なんて持ってくるなんて夢にも思わない」（秋山智咲 被告）
Ｑ．当時、ブルーシートにくるまれたものを運ぶのは当たり前のこと？
「それは当たり前ではないですけど、毎日のようにいろいろなことをやれと言われていたので、その中の一環と言ったら、おかしいかもしれないですけど」（秋山智咲 被告）
秋山被告は、佐藤被告から日常的に無理な要求や時には暴力を振るわれることもあったといいます。
「（佐藤被告は）自分は慶応大学卒で、今は大学院に行っていると。フジテレビに内定をもらっていて、親戚には官房長官とか」（秋山智咲 被告）
秋山被告は、こうした佐藤被告が語ったうその経歴や、内定を断って実家の農業を継いでくれるという言葉を信じ込んでしまったといいます。
「家業を継いでくれる人だから、無理な要求も聞かなきゃいけないなというのもあったし、暴力されるのが怖くて。本当に証拠を全部見て、公正な目で裁判官には判断していただきたくて、それを見れば、この人は知らなかったと分かっていただけると思う」（秋山智咲 被告）
秋山被告の主張は認められるのか。控訴審は、来週１７日から始まります。（08日18:46）
最終更新:3/9(木) 4:48TBS News i
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170308-00000032-jnn-soci
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