秋山智咲被告 初めてカメラに、「人間の遺体と思わなかった」

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      17/05/12 18:01:54

     相模原市の墓地に平成25年、東京都新宿区の阿部由香利さん=当時(25)=の遺体を埋めたとして、死体遺棄罪に問われた秋山智咲被告(25)=静岡県富士市=の控訴審判決公判が12日、東京高裁で開かれた。秋山被告は無罪を主張し、懲役1年、執行猶予3年の有罪とした1審東京地裁の判決を不服として控訴していたが、秋葉康弘裁判長は「1審の判断に誤りはなかった」として秋山被告側の控訴を棄却した。

     秋山被告は「ブルーシートを埋めたが、中身は動物の死体だと思っていた。人間の遺体だとは知らなかった」などと犯意を否認し無罪を主張していた。

     しかし秋葉裁判長は(1)秋山被告が遺棄場所を入念に探したり、現場を下見したりしていた(2)秋山被告の自宅でブルーシートの保管中に起きた異臭騒ぎで、駆けつけた警察官に「犬が死んだので町田市内に埋めた」などと虚偽の説明をした-ことなどを指摘。「本当に動物の死体だと思っていたなら、処理にこれほど手間を掛けたり、警察官に嘘をついたりする必要はない。少なくとも人間の遺体かもしれないとの認識はあった」と認定した。

     この事件は平成27年6月、同市の墓地で阿部さんの遺体が見つかったことで発覚。死亡の経緯は特定されないまま、阿部さんの元交際相手で、秋山被告と当時交際していた佐藤一麿(かずまろ)被告(31)=東京都渋谷区=が死体遺棄罪で起訴された。佐藤被告は死体遺棄を認めた以外は黙秘を貫き、27年12月に懲役1年8月、執行猶予3年の有罪が確定した。

     しかし28年2月、佐藤被告は阿部さんに睡眠薬を飲ませて首を絞めて殺害したとする殺人容疑で警視庁に逮捕され、同罪で起訴。公判を控えている。睡眠薬を購入した秋山被告も同幇助(ほうじょ)容疑で逮捕されたが、不起訴となった。

     判決によると、秋山被告は25年7月、佐藤被告と共謀し阿部さんの遺体を相模原市の墓地に遺棄した。

    長男=阿部さんの失踪当時(7)=に対する死体遺棄容疑でも書類送検されたが、公訴時効により今年3月に不起訴となった。

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