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埼玉県三芳町の通販会社「アスクル」の物流倉庫火災で、同社の岩田彰一郎社長らは9日、東京都内で開かれた記者会見で、倉庫近くの約300世帯に1世帯当たり一律1万円を見舞金として支払うことを明らかにした。周辺の事業者や一時避難した世帯には上限を設けず、個別に補償するとしている。
会見では出火後の2月16日夕と17日朝、ロッカーへ鍵などを取りに従業員約100人が倉庫内へ入ったことも明らかになった。現場責任者の判断で、消防に許可は取っていなかったという。岩田社長は「安全第一の段階で入ったのは不適切だった」と述べた。
岩田社長は倉庫の再建について「復活させたいという思いはある」「(周辺住民に)安心していただけるセンターを作るのがわれわれの責任だ」と語った。出火原因などについては「消防庁が調査している」などとして明言を避けた。- 0
17/03/11 05:05:10