安倍首相、憲法改正による教育無償化に意欲【憲法26条】 へのコメント（No.2）

“憲法改正解散”提案に、安倍首相「一切考えていない」

　安倍総理は国会の代表質問で、日本維新の会の馬場幹事長から「各党が憲法改正の具体的な項目を掲げて国民に問いかけてはどうか」と、憲法改正を大義にした衆議院解散の可能性について質問されたのに対し、「解散については現在、一切考えていない」と答弁しました。

　「具体的な憲法改正項目を掲げたうえで、憲法改正への賛否を国民に問いかけてはいかがでしょうか。解散の大義を憲法改正とする『憲法改正解散』についての安倍総理のお考えをお聞かせください」（日本維新の会 馬場伸幸幹事長）

　「憲法は、国、未来、そして理想の姿を語るものであり、新しい時代の理想の姿を私たち自身の手で描いていくという精神が日本の未来を切り開いていくことにつながっていくと考えております。憲法改正解散についてお尋ねがありましたが、衆議院の解散については現在、一切考えておりません」（安倍首相）

　また、憲法改正をめぐっては、共産党の志位委員長が総理は「新しい国創り」のためには憲法改定が必要だと主張しているが、現行憲法のどこが問題で、どう変えなければならないとお考えなのか」と迫ったのに対し、安倍総理は、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義といった現行憲法の基本原理を堅持することは当然のことだ」としたうえで、「新しい時代にどのような憲法がふさわしいのか、各党、各会派がそれぞれの意見を持ち寄り、国会の憲法審査会において議論が深められ、具体的な姿が現れてくることを期待したい」と述べるにとどめました。（24日16:58）

TBS News
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2967029.htm