- ニュース全般
- 徒競走
- 16/09/04 11:39:02
日刊ゲンダイDIGITAL [9/4 09:26]
「眼力はマスゾエ以下」と、専門家たちに笑われているのが、「とくダネ!」(フジテレビ系)の小倉智昭キャスター(69)。
覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された俳優に資金援助と報じられたことに対し、「彼の絵の才能を高く評価し、絵を買うなどして応援してきた。資金源と書かれるのは納得がいかない」と番組で反論したが、そもそも、小倉の絵画に対する見識も価値判断もあまりに的外れで、「美術品の鑑定眼でいえば、舛添要一前都知事にも劣るのではないか」というのだ。
「舛添前都知事のコレクションには大家といわれる画家の絵がかなり入っていました。今回はそれと比べるべくもない。
絵画の流通価格は、たとえば専門誌に名前が載っている画家かどうかというのが基本で、プロとして売買されるひとつの条件になっています。庄司哲郎容疑者なんて名前は聞いたことがありませんし、たとえプロとして認められていたとしても、小倉が言うような号4万円は高すぎる。名も知れぬ俳優の絵画に30万円も渡したという小倉さんの感覚は関係者からすると、どうかしている」(事情通)
たとえば、工藤静香、八代亜紀、五月みどりはそうした美術専門誌に名前は載っていないとしても、二科展入選など公募展での実績がある。
「庄司容疑者は画家の父親から絵を学び、あの羽賀研二に頼まれて梅宮アンナの肖像画を代筆したとして週刊誌に取り上げられたこともある。
そうした“実績”から、最近は俳優の仕事よりも絵を描くことが多いとフェイスブックなどで喧伝し知人らに絵を売りつけ、50万円をぼったくろうとしたりしていた。確かに美術品は好き好きで、気に入った作品をいくらで買おうが自由だけど、美術品というだけで舞い上がる人が多いのも実情。小倉さんもカモにされたのではないか」とある芸能ライターは言っている。
小倉氏は「資金源と書かれるのだけは納得いきません」と番組で声高に反論しているが、ではこの程度の画家にどうして30万円ものお金を払ったのか、詳しく話してもらいたいものだ。
- 1 いいね