徒競走
日刊ゲンダイDIGITAL [9/4 09:26]
「眼力はマスゾエ以下」と、専門家たちに笑われているのが、「とくダネ!」(フジテレビ系)の小倉智昭キャスター(69)。
覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された俳優に資金援助と報じられたことに対し、「彼の絵の才能を高く評価し、絵を買うなどして応援してきた。資金源と書かれるのは納得がいかない」と番組で反論したが、そもそも、小倉の絵画に対する見識も価値判断もあまりに的外れで、「美術品の鑑定眼でいえば、舛添要一前都知事にも劣るのではないか」というのだ。
「舛添前都知事のコレクションには大家といわれる画家の絵がかなり入っていました。今回はそれと比べるべくもない。
絵画の流通価格は、たとえば専門誌に名前が載っている画家かどうかというのが基本で、プロとして売買されるひとつの条件になっています。庄司哲郎容疑者なんて名前は聞いたことがありませんし、たとえプロとして認められていたとしても、小倉が言うような号4万円は高すぎる。名も知れぬ俳優の絵画に30万円も渡したという小倉さんの感覚は関係者からすると、どうかしている」(事情通)
たとえば、工藤静香、八代亜紀、五月みどりはそうした美術専門誌に名前は載っていないとしても、二科展入選など公募展での実績がある。
「庄司容疑者は画家の父親から絵を学び、あの羽賀研二に頼まれて梅宮アンナの肖像画を代筆したとして週刊誌に取り上げられたこともある。
そうした“実績”から、最近は俳優の仕事よりも絵を描くことが多いとフェイスブックなどで喧伝し知人らに絵を売りつけ、50万円をぼったくろうとしたりしていた。確かに美術品は好き好きで、気に入った作品をいくらで買おうが自由だけど、美術品というだけで舞い上がる人が多いのも実情。小倉さんもカモにされたのではないか」とある芸能ライターは言っている。
小倉氏は「資金源と書かれるのだけは納得いきません」と番組で声高に反論しているが、ではこの程度の画家にどうして30万円ものお金を払ったのか、詳しく話してもらいたいものだ。
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No.22 主 綱引き
16/09/08 18:37:16
小倉智昭氏、文春掲載の「資金源」証拠メールは「私の作り話だった」
デイリースポーツ
小倉智昭キャスターが8日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8時)で同日発売の週刊文春で「覚せい剤俳優との『資金源』証拠メール」と報じられたことについて、「メールは作り話だった」などとコメントし、経緯を説明した。
小倉キャスターが週刊文春の記事について釈明するのは2週連続で「スミマセン、毎週週刊文春の記事を私事で取り上げてるですが」と切り出しながら、自身が、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された俳優の庄司哲郎容疑者に送ったと報じられたメール送信の事実を認めた。しかし、その内容については、「こう言えば庄司に伝わるかなと思って、そこのメールにはすべて作り事を書きました」と発言。さらに「これが週刊文春に出るなんて思ってもいませんよ。
週刊文春サイドから『小倉さん、メールがあるんですがこれに対して答えてください』と言われましたけど、そんなメールが残ってるとか思わないから、(記者が)自宅には来てくれましたけど、それには全く答えなかった」などと話した。
この日発売の週刊文春では、小倉キャスターが資金援助を繰り返していたとされる庄司に送った2013年2月のメールを掲載。メールには庄司への億単位での送金額が国税庁の調査で問題になったことなどが記されていたと報じた。
小倉キャスターは番組内で庄司容疑者との交際は深くなかったとし、雑誌の記事を読んで、「見るごとにあんなひでえやつだったんだと思ってます」と感想。
自身は同容疑者の描く絵に興味があって、それに代金を支払ったことや、高名な同容疑者の父親の絵も5枚持っていること、ほかの絵を小倉キャスターが預かり月額で貸出金を支払っていたことを明かした。そして、その預かった絵20枚が贋作(がんさく)だったことが判明し、「このままじゃ駄目だから、庄司との関係を修復しないといけないなと思って、2013年に彼に『もう(送金は)やめるよ』とメールを出した」と説明した。
続けて、「1対1のメールですから、僕は世に出ると思わないから、このメールははっきり言って私の作り話です。作り話でもいいから庄司に考えてもらいたかった。
一番問題になっているのは、国税に査察が入って僕が1億円の追徴課税の支払いをしなければいけない納付書が届いたということなんですが、そんなこと一切ないんです。査察もなければ納付書も来てない。もちろん、お金なんか払ってません。ただ、こう言えば庄司に伝わるかなと思って、そこのメールにはすべて作り事を書きました」と釈明。最後に「そういうことだったんで、誤解が生じてしまいました。あらためてここで説明させていただきました」と締め、淡々とした表情で次のコーナーへ話題を移した。
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