下関･長屋火災、放火の容疑者に不起訴処分

今年４月、下関市の住宅地で、三軒長屋に放火し全焼させたとして逮捕･送検されていた男について、山口地検は嫌疑不十分で不起訴とした。不起訴処分となったのは住所不定･無職の６３歳の男性だ。警察によると、男性は４月２８日、自分が住んでいた下関市笹山町の三軒長屋に放火し、全焼させた疑いで逮捕･送検された。

当時、この長屋には男性を含む５人が入居していたが、ｹｶﾞをした人はいなかった。警察は、火災の後、所在が分からなくなっていた男性を福岡県北九州市内で発見、事情を聞いたところ、火を付けたことを認めたため逮捕した。その後も捜査を続けていたが、山口地検は「起訴するに足る証拠が十分ではなかった」として、

６月３日付けで男性を不起訴処分とした。
(6/4 14:35 山口放送)