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- 玉子
- 16/05/20 19:00:49
産経新聞
2016.5.20
札幌ドーム(札幌市)の内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが当たり右目を失明した女性が、北海道日本ハムファイターズなど3者に約4650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁(佐藤道明裁判長)は20日、1審判決から減額し、球団に約3357万円の支払いを命じた。
札幌ドームと札幌市への請求は棄却した。
判決理由で佐藤裁判長は、日本ハムについて「安全配慮義務を尽くしたとは認められない」と認定し、1審に続き損害賠償責任を負うと指摘した。
札幌ドームについては「球場が通常有すべき安全性を欠いていたとは言えない」とし、瑕疵があったとは認めなかった。
昨年3月の1審札幌地裁判決は、球団のほか球場所有者の札幌市、管理会社の札幌ドーム(札幌市)に計約4190万円の支払いを命じた。
3者は判決を不服として控訴した。
1審判決によると、女性は2010年8月21日、夫や子供3人と日本ハム対西武戦を観戦していた際、ライナー性のファウルボールの直撃を顔に受け、右顔面骨折や右眼球破裂の重傷を負った。
《古トピ》
「試合中のファウル当たって失明」4190万円賠償命令 日ハムなど敗訴
産経新聞 3月26日 13時55分配信
札幌ドーム(札幌市)の内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが当たって右目を失明した市内の30代女性が北海道日本ハムファイターズなどに計約4650万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁(長谷川恭弘裁判長)は26日、球団などに約4190万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
女性側は「投手は打者の思い通りに打撃させないことを目指して投球するため、プロ野球選手でも打球の方向や角度は予想困難だ。老若男女を問わず安心して観戦できる防球ネットなどを備えておくべきだった」と主張。
球団側は「観客は打球に注意しさえすればファウルボールの直撃を回避できる。事故当時、十分な対策を講じていた」と反論していた。
訴状によると、女性は平成22年8月21日、夫や子ども3人と日本ハム対西武戦を観戦していた際、ライナー性のファウルボールの直撃を顔に受け、右顔面骨骨折や右眼球破裂の重傷を負った。
(15/03/26)
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