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- @niftyニュース 5月7日
- 16/05/09 00:59:07
株式会社ベネッセホールディングスの社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所」が、2013年11月に、全国の小学5年生から高校3年生8100名を対象に生活時間の実態と意識に関する調査を実施したところ、7~8割の子どもが放課後をもっとゆっくりすごしたいと答えていることがわかった。
■「忙しい」「もっとゆっくりすごしたい」と感じている子どもが半数超え
「忙しい」と感じている子どもは、
小学生が51.2%
中学生が64.8%
高校生が70.4%
で、半数を超える結果となった。
「もっとゆっくりすごしたい」と感じている子どもは
小学生74.2%
中学生85.1%
高校生4.7%
で、7割を超えている。
第1回の調査と比較すると、「携帯電話を使う」と「スマートフォンを使う」 の
合計平均時間は
小学生が+5.5分
中学生が+12.9分
高校生が+37.1分
とすべての学校段階で増加している。
一方で、「テレビやDVDを見る」の平均時間は、すべての学校段階で減少した。
■子どもたちの生活リズムは維持・改善され、学習時間も増加
第1回調査と比較すると、すべての学校段階で平均睡眠時間に変化は見られないが、朝6時までに起床する子どもの割合は増加している。
「学校の宿題をする時間」の平均はすべての学校段階で増えており、「学校の宿題以外の勉強をする時間」の平均も、中・高校生で増加した。
■「時間をむだに使っている」と感じる子どもは半数以上。
時間の使い方についての自己評価は低下
「時間をむだに使っていると感じる」
子どもは
小学生が50.3%
中学生が63.2%
高校生が68.1%
で、半数を超えた。
日ごろの時間の使い方の自己評価を第1回調査と比較すると、すべての学校段階で低下している。
■子どもの放課後の行動は、
「内向き化」傾向に
「外で遊ぶ・スポーツをする(習い事・部活動を除く)」の平均時間は、
小学生40.7分
中学生17.1分
高校生が10.8分
で、第1回調査と比較すると、すべての学校段階で減少傾向にある。
「映画館に映画を観に行く」「スポーツを観に行く」「地域の行事に参加する
(夏祭りなど)」など、さまざまな体験活動への平均参加回数は、すべての学校段階で減少した。
現在の学習指導要領の下、授業時数の増加によって学校滞在時間が長くなり、子どもたちの放課後の可処分時間は減少している。
≫続く
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