• No.414 つづき

    16/02/04 23:02:20

    >>412
     2月21日に川崎警察署の方から連絡がありました。

    私はそのときはまだ海の上で仕事中でしたが、急いで港へ戻り川崎へ向かいました。

    本土に向かうフェリーのテレビでは事件のことが流れていました。

    そのとき初めて発見された遺体が息子だと発表されていました。

    しかしまだ心のどこかで間違いであってほしいと思っていました。

    翌朝、警察署に行きました。

    息子は寒い部屋で、顔に白い布をかけ眠っていました。

    ここまで来ても間違いであってほしいと思っていました。

     白い布をとると、息子でした。

    切り傷やあざはありましたが、本当にただ眠っているだけのようでした。

    しかし何度呼び掛けても目を開けてくれることはありませんでした。

     その日から私は警察署での調書をとる以外は、川崎駅前を歩き回りました。

    もしかしたら犯人を見つけられるかもしれないと思い、一日中歩きました。

    あの河川敷から息子の服が燃やされた公園までも行きました。

    犯人の家の前までも行きました。

    買ったばかりの靴がぼろぼろになるくらい歩きました。

     あの時から私の犯人に対する怒りは変わりません。

    むしろ大きくなっています。

     犯人は、13歳の子どもに対して複数で一方的な暴力行為を行いました。

    息子はとても気の弱い子でした。

    年上に囲まれて、抵抗なんてできるはずがありません。

    でも我慢すれば許してもらえると思っていたかもしれません。

    真冬の川で泳がされても、カッターナイフで切られても、コンクリートに頭を打ち付けられても、生きるために我慢していたのでしょう。

     しかし、犯人は無慈悲に、そんな息子の命を奪いました。

    息子がこれから得るはずであった喜びをすべて奪いました。

    私たちが息子の成長とともに得るはずであった喜びを奪いました。

    そのときの息子のことを考えると胸が握りつぶされるような思いです。

    どんなに怖かったか、どんなに痛かったか、どんなに寒かったか、考えるだけで気が狂いそうです。

     息子は13歳の子どもでした。

    しかし、犯人はそんな子どもに対して残酷なことをしました。

    傷ついた息子を見て、どうしてやめようと思わないのか、犯人には社会に暮らす人間として、持っているはずの気持ちがあるとは思えません。私は絶対許せません。

    犯人にも、息子と同じ恐怖、苦しみを味わわせてやりたいです。

    つづく

  • No.416 つづく

    16/02/04 23:07:51

    >>414
    また、それができないのであれば、人間が古来持っていた報復権や復讐(ふくしゅう)権を個人に返すべきだと言った人もいました。

    今、私が思っている、そのままです。できることなら、自分のこの手で息子の仇(かたき)をとってやりたい。

    自分がしては駄目なことだと思いながらも、毎日のようにそう考えてしまいます。

     犯人は19歳の大人です。

    少年ではありません。

    選挙権を持つ私たちと同じ大人です。

    なぜ報道では実名ではなく少年になっているのか、理解ができません。

    息子の命を奪った殺人犯です。

    それだけではなく、私たち家族の人生も狂わせました。

    犯人は分かっているのでしょうか。

    自分たちがやったことで、息子だけでなく、どれだけの人間が不幸になり、毎日苦しんでいるのか。

    毎日、毎日、涙を流している人間がいることが分かっているのでしょうか。

     どんなに願っても、祈っても、もう一生、愛する人と会えない苦しみが分かっているのでしょうか。

     今回の公判で初めて犯人の姿を見ました。

    しかし犯人が私を見ることはありませんでした。

    本当に申し訳ないと思っているなら、それなりの行動があってもいいと思います。

    「反省しています」と言っていました。

    赤の他人を鉄パイプで殴り、鑑別所に行ったときも反省をしたのではないでしょうか。

    反省しているから保護観察になったはずなのに、そのときの約束を守っていません。

    日吉事件の後も息子に謝り、反省し、「もうやらない」と言ったと聞きました。

    しかし、息子の命を奪いました。

     私が考えることができないような残酷なやり方で、です。

    犯人の反省という言葉は信用できるものではありません。

    息子のことを忘れずに背負って生きていきたいと言っていました。

    冗談じゃないです。

    息子の命は、犯人が背負えるほどちっぽけではありません。

    犯人もその親もあまりにも息子の命を軽くみているようにしか思えません。

     あの日から、いろいろ声をかけられます。

    がんばろうと、一緒に涙を流してくれた人もいました。

    前を向かなきゃねと励ましてくれた人もいました。

    しかし私はいまだに前を向けていないと思います。

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