匿名
ごみのため込みで、近隣住民の迷惑などになる「ごみ屋敷」問題をめぐり、京都市は12日、ごみ屋敷条例に基づき、13日午前に同市右京区の50代男性宅に対する行政代執行を行うことを決めた。
京都市は今年7月から男性に対する支援と指導を行ってきたが、問題の解消に至らず、行政によるごみの撤去に踏み切ることにした。
同様の条例は大阪市などでも施行されているが、市によると、条例に基づく行政代執行は全国で初めてになる。
京都市は12日、50代男性に代執行令書を手渡した。
撤去対象は、男性宅前の私道(幅約1・3メートル)に積まれた高さ2メートル、南北約4・4メートル、東西約90センチに渡る古紙などの堆積物と、老朽化した2階ベランダにため込んだ堆積物。
男性宅は、4軒続きの木造2階建て集合住宅の南端。
同じ集合住宅に住むほかの住民が出入りする際は、男性宅前の私道を通らなくてはならず、男性がごみを積み上げたため、通行に支障が出ていた。
車いす利用者は、いったん車いすから降り、介助者に補助してもらわなくては通行できず、災害の場合、避難の支障になるという問題もあった。
市は、平成21年12月に住民から相談を受け、24年
6月に道路法に基づき市道上のごみを撤去したが、私道部分のごみが残っていた。
昨年11月にごみ屋敷条例が施行されてからは、男性への支援と指導のため、市職員らが124回訪問。
男性は、片付ける意思を示し、少量を片付けたこともあったが、再度持ち込むなどしていた。
産経ニュース
問題になっている民家=京都市右京区
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No.4 主 匿名
15/11/13 11:45:57
毎日新聞
各地で問題化している「ごみ屋敷」問題で、京都市は13日午前、右京区の男性宅に対し、行政代執行によるごみの強制撤去に着手した。
市の「ごみ屋敷対策条例」に基づく措置で、市によると、同様の条例に基づ午前10時、市職員約
20人が男性宅を訪れ、私道上に積まれた新聞や雑誌、衣類などを撤去。
トラックの荷台に積み込んだ。
男性は抵抗などはせず、大きな混乱はなかった。
男性は自宅前の私道上に、雑誌などを積み上げており、通行の支障になり、災害発生時に影響が出る恐れもあった。
老朽化した2階ベランダにも雑誌などが積まれており、崩落した場合、住民に危険が及ぶ可能性があるとして、ベランダ上の物品も撤去する。
2009年から市が指導を続け、12年には道路法に基づき近くの市道上にあふれたごみを撤去。
しかし、私道上やベランダは権限がないため撤去できなかった。
市は昨年11月、私有地にも代執行が可能な条例を施行。
今年10月には条例に基づく撤去命令を出したが、男性は
「資料だ」と主張し、応じなかった。
同様の条例は他に大阪市や東京都足立区、新宿区など少なくとも8市区で制定されている。
◇福祉の視点も必要
高月紘・京都大名誉教授(廃棄物学)の話
持つ価値がないというのがごみの定義だが、ごみ屋敷では行政と住民の間でその定義を巡り、もめることも多い。
本人が必要と主張しても、周辺の環境悪化などが懸念される状況があるなら、安全対策を優先するのが近年の全国的な流れだ。
一方で、ごみ分別の能力がない一部の高齢者らに対し、福祉の視点も必要だ。
市の担当者が代執行宣言を読み上げた後、積み上がったごみの撤去作業に取りかかった。
ごみを運び出す京都市の担当者ら
=京都市右京区で2015年11月13日午前10時9分
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No.6 主 匿名
15/11/13 12:13:06
作業員たちが、粛々とごみを運び続ける様子を近所の住民らが心配そうな様子で見守っていた。
開始1時間もたたずに、運び出されたゴミ袋は数百袋にのぼり、市職員も「どのぐらいになるか分からない」と話していた。
ごみが積み上がっていたことで、これまで、私道の奥に住む車いす利用者の女性が出入りをするのに、大きな支障があった。
近所に住む40代の男性は、「奥に住んでいるおばあちゃんのことを考えると仕方ない。誰もやらんのやったら、行政がやるしかない」と指摘。
ただ、ごみを積み上げた男性については、「いろんな思いはあるだろう」と話した。
また、近隣の女性は「何度か、片づけるように言ったけど『また今度やる』というだけで何もしなかった」と振り返り、「ごみは臭いし、いつくずれるか分からないし、怖かった。やっと、片ずけてくれるのか、という気持ち」とほっとした様子で話していた。
ごみを積み上げた男性に、片付けを求めたところ、わめくように大声をあげられたという人も。
この住民は、「迷惑だった。とにかく迷惑だった」と繰り返した。
1年間で男性に59回面会して説得したが、男性は「これは財産だ」と主張し、条例に基づく指導や勧告、命令に応じなかったため、有識者会議の審査を経て、代執行の手続きを行った。
産経ニュース
ごみを取り除く京都市職員13日午前
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