友人の飲酒運転車に同乗、消防士に停職６か月

　新潟県の燕・弥彦総合事務組合管理者の鈴木力・燕市長は９日、燕消防署の男性消防士（２１）を、飲酒した友人が運転する車に同乗したとして停職６か月の懲戒処分にしたと発表した。

　また管理監督責任があったとして、同事務局長ら６人を戒告処分とした。処分はいずれも８日付。

　同組合消防本部総務課によると、男性消防士は９月３０日夜、友人と新潟県三条市内で飲酒した後、運転代行を利用したが、燕市井土巻の駐車場で代行業者を帰した。その後、友人が飲酒したことを知りながら、友人が運転する車に同乗して近くのラーメン屋に行ったという。直後に友人が警官に職務質問されて発覚し、男性消防士は後日上司に自己申告した。

　処分について、同課は「公務員という職責の重さをかんがみて、停職６か月相当だと判断した」と話している。

10月10日 17時50分 Yomiuri Shimbun