ＪＲ北陸線の特急が２人はねる 福井・坂井市の踏切付近

時事通信 [8/8]

地元消防によると､福井県坂井市で8日午前､JRの特急列車が男性と子どもをはねた｡
2人は意識不明の重体という｡

産経WEST

　坂井署によると、運転士が線路内に立ち入った子供を目撃。
その後、大人が線路内に進入して子供に覆いかぶさった。
急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。

時事通信 [8/8

8日午前10時15分ごろ､福井県坂井市のJR北陸線丸岡駅構内で､名古屋発金沢行き特急しらさぎ1号(9両編成)が男性と男児をはねた｡
2人は病院に運ばれたが､意識不明という｡

JR西日本によると､丸岡駅はしらさぎ1号が停車しない通過駅だった｡
乗客乗員約200人にけがはないという｡
同社は福井―大聖寺(石川県加賀市)間の上下線で運転を見合わせたが､正午ごろ全線で運転を再開した｡

産経WEST

県警によると、はねられた大人と子供の死亡が確認された。

　坂井署によると、運転士が線路内に立ち入った子供を目撃。
その後、大人が線路内に進入して子供に覆いかぶさった。
急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。

テレ朝news

「6歳の孫が線路に！」　祖父飛び込み特急列車に…

　福井県のJR北陸線の線路内に入っ小学１年６歳の男の子と助けようとした祖父の２人が特急列車にはねられ、死亡しました。

　8日午前10時すぎ、福井県坂井市のJR北陸線丸岡駅近くの線路内で、近くに住む6歳の男の子と66歳の祖父が名古屋から金沢に向かっていた特急列車にはねられ、死亡しました。
警察によりますと、何らかの理由で線路内に入った男の子を祖父が助けようとして2人ともはねられたとみられています。
祖父は、男に子に覆いかぶさるように線路内に入ってきたということです。

　近所の人：「（Q.小さい子でも入れる？）行けます。小学校に入っていたら、間違いなく行ける」

　現場付近には簡単に線路内に入れる場所が何カ所かあるということで、警察が事故当時の状況などを詳しく調べています。

祖父と孫がはねられ死亡した事故現場＝８日午前１１時３０分ごろ、福井県坂井市坂井町上新庄のＪＲ北陸線

産経新聞

福井県警は、亡くなったのは勝山市の無職、西浦英俊さん（６６）と、孫で現場近くに住む小学１年、塚田崚太君（６）と明らかにした。

ＮＨＫ

現場は、踏切から１００メートルほど離れた線路で、警察は、線路内に入った塚田くんを祖父の西浦さんが助けようとしていたとみて、当時の詳しい状況を調べています。

現場の近くに住む７０代の男性は「列車が急停止する音がしたので外に出たら、亡くなった子どもの兄弟が『おじいちゃん』と泣きながら叫んでいた。おじいちゃんが孫を助けようとしてはねられたんだと思う。一度に２人も亡くなってとてもかわいそうだ」と話していました。

ＮＨＫ

西浦さんは夏休みの塚田くんと兄弟の面倒をみようと、８日朝、会いに来たばかりだったということです。

現場はＪＲ丸岡駅のおよそ２００メートル南側の住宅や田んぼが点在するところで、線路の住宅が集まる側には高さ１メートルほどの金属製の柵がありますが、田んぼが広がっている側には、柵などはないということです。
警察は、線路内に入った塚田くんを西浦さんが助けようとしていたとみて、当時の詳しい状況を調べています。

中日新聞

　署によると、崚太君は両親と兄、妹２人の６人家族。
両親は午前８時ごろに自宅を１人で訪れた西浦さんに子どもたちを預け、仕事に出た。
現場はＪＲ丸岡駅近くの踏切から南に１００メートルで、崚太君の自宅からは北西に約２００メートル離れた先だった。

　事故直後、現場付近にいた崚太君の兄が「弟が見当たらなくなったので、おじいちゃんが捜していた」と話すのを近くの住民が聞いており、同署が経緯を調べている。

近所の人が列車の大きなブレーキ音に驚いて外に出たら、子供が線路の金網を掴んで線路か列車を指差して
「おじいちゃんが……おじいちゃんが……」って言ってて、
もう１人の子供は「おじいちゃ――ん」って叫んでたんだって。

日本経済新聞より、記事はれなくてすみません。