• No.351 匿名

    15/09/17 19:12:01

    東九州道
    :豊前のミカン園
     最後の代執行着手
    2015年09月15日

     福岡県豊前市の東九州自動車道椎田南インターチェンジ(IC)-豊前IC間予定地にあるミカン園の収用問題で、県は15日朝、残る選果場部分0.2ヘクタールの行政代執行に着手した。

    約100人態勢で午前7時過ぎ、やぶ伐採などの作業を始め、園主の岡本栄一さん(69)らが抗議した。

     岡本さんは支援者と選果場の屋根に築いたやぐらから、拡声機で「ミカン園のものに触るな」などと訴えた。

    計画では、ミカン園約12ヘクタールのうち、中央部1.65ヘクタールを東九州道が縦断する。

    県は今年7月、畑地1.45ヘクタールを強制収用し、今回は残る選果場・倉庫とその用地が代執行対象。

    県は岡本さんに退去を促した後、約10日かけて建物の解体、整地を進め、土地を西日本高速道路へ引き渡す。

     西日本高速は2006年6月から岡本さんに説明を重ねたが、岡本さんは「動き出したら止まらない公共事業のあり方を変えたい」と土地売却を拒み続けた。

    今年1月、県収用委が岡本さんに園の土地を明け渡すよう、裁決を下した。

     この用地が両IC間に残った唯一の未取得地で、来春にも北九州市-宮崎市間(約320キロ)の全線開通を予定している。

    開通後は両市間が4時間35分で結ばれる。

    やぐらが据えられた選果場に向かう代執行の作業員=2015年9月15日午前7時過ぎ、福岡県豊前市

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