匿名
NHK熊本県ニュース 6月4日 18時46分配信
去年5月、人吉市で当時、高校3年生の女子生徒を殺害したとして殺人などの罪に問われている48歳の無職の男の裁判員裁判が4日から始まり、男は起訴された内容を認めました。
住所不定の無職、赤石弥被告(48)は、去年5月、人吉市の山林で高校3年生だった17歳の女子生徒の首を絞めて殺害したとして、殺人などの罪に問われています。
4日から熊本地方裁判所で始まった裁判員裁判で、赤石被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。
このあと、検察が「被告は自殺願望があり、好意を抱いた女子生徒を殺せば自分も死ぬことができると思い込み、殺害した。被告には発達障害はあったものの、善悪の判断はできる状態だった」と指摘しました。
これに対し、弁護側は「被告は2年ほど前から重度のうつ状態が続き、自殺願望を抱くようになった。
発達障害もあり、当時、善悪を判断したり、自分の行動をコントロールしたりする能力が著しく低下していた。責任能力は限定的なものだ」と主張しました。
裁判は5日以降、証拠の取り調べなどが行われ、今月12日に判決が言い渡される予定です。
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No.1 主 匿名
15/06/08 21:14:52
去年5月人吉市で女子高校生が殺害された事件の裁判で、検察側は8日、懲役23年を求刑した。意見陳述した被害者の父親は「娘に何ひとつ殺される理由はなかった」「赤石被告が社会復帰すると考えるととうてい許せないし怒りに体が震える」と述べ、「赤石被告を死刑にすべき」と述べた。検察側は「計画的で身勝手な犯行」と述べた。検察側は「計画的で身勝手な犯行」と指摘「責任能力があったことは明らか」とした。
(6/8 19:16 熊本県民テレビ)
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No.3 主 匿名
15/06/13 09:30:21
読売新聞 06月12日 20:56分配信
熊本・人吉の女子高生殺害、被告に懲役18年
熊本県人吉市で昨年5月、高校3年の女子生徒(当時17歳)を殺害したとして、殺人罪などに問われた赤石 弥 ( わたる ) 被告(48)の裁判員裁判の判決が12日、熊本地裁であり、溝国禎久裁判長は懲役18年(求刑・懲役23年)を言い渡した。
溝国裁判長は「非常に悪質な犯行で、動機は身勝手極まりない」と述べた。
判決によると、赤石被告は昨年5月4日午後0時15分頃、同市の高塚山で、生徒の首を背後からロープで絞めて窒息死させた。
公判で、検察側は「事前にレンタカーやロープを用意するなど計画性があり、完全に責任能力はあった」と主張。一方、弁護側は「慢性的な適応障害で、犯行時は善悪を判断する能力が著しく低下しており、刑事責任能力は限定的だ」と反論し、被告の責任能力が争点となっていた。
判決は、動機について「自殺願望があった被告が、好意を寄せていた生徒を殺害すれば、絶望して自殺できると考えた」と認定。そのうえで、動機には障害の影響が一定程度あったとしたものの、「遺体をシートで覆って犯行を隠そうとするなどしており、完全責任能力があった」と結論づけた。
判決を受け、刑事裁判に伴う損害賠償命令制度に基づき、遺族が被告に約1億円の賠償を求めた申し立てについても審理を行い、地裁は請求通りの支払いを命じる決定を出した。
生徒の父親は判決後、「懲役18年は軽すぎる。ただ、どんな刑が出たとしても、娘は帰ってきません」とのコメントを出した。
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