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匿名
生活保護受給者はパチンコ禁止――。兵庫県小野市の試みが注目されている。小野市の蓬莱務市長が説明する。
「数年前から気になっていたんです。月の初めは市役所に受給者の方が多く来られるのですが、朝、エレベーターの中で『おーい、今からどないすんの?パチスロ行こうや』なんて声が聞こえてくる。
昨年、芸能人の親族による受給が問題になった時には、市民から『こんなことでいいのでしょうか』という手紙も届きました。パチンコ店では『今日は生活保護のお金が入ったんや』なんて会話も聞こえてくるそうです」
2月、蓬莱市長は小野市福祉給付制度適正化条例案を市議会に提出。
生活保護費を生活が維持できなくなるほど過度にギャンブル等に使ってはならないと定め、生活保護費の不正受給を見つけたり、過度にギャンブル等に浪費している受給者を見つけた場合は、市に情報提供することを「市民の責務」としている。
この「市民の責務」に関して、生活困窮者を支援するNPOなどから、「行き過ぎた監視社会を招く」といった批判の声が上がった。
(週刊文春2013年3月28日号「THIS WEEK 社会」より)週刊文春 3月21日(木)18時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130321-00000002-sbunshun-soci
>>1へ続く
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