匿名
読売新聞 8月1日(水)11時41分配信
奈良県大和高田市の市立小学校の男性教員補助員(31)が6~7月、特別支援学級の4年生男児(10)の顔をたたくなどの体罰をしたとして、先月末に解雇されていたことがわかった。
男児にけがはなかったが、先月10日から登校していないという。
市教委によると、教員補助員は教室などで数回、男児の頬や尻をたたいたり、腕や背中をつねったりした。普段から男児を診ている医師が、先月上旬の診察で男児が診療で使う人形をたたくなど不審な行動をしたため、母親に体罰の可能性を指摘。母親の連絡で学校側が教員補助員に事情を聞いたところ、体罰を認めたという。
教員補助員は4月に採用され、授業の補助などをしていた。男児は先天性障害のため言葉で表現ができず、教員補助員は「意思の疎通がうまくできず、イライラしてやってしまった」と話したという。市教委は校長の監督責任も問い、文書訓告とした。
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