5年前に赤ちゃんを殺した へのコメント（No.26）

覚醒剤所持容疑の女:自宅に乳児遺体、「殺した」供述

毎日新聞　2012年07月18日　22時51分

　大阪府警に覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された大阪市浪速区の飲食店員の女（２７）が調べに、「５年ぐらい前に産んだ子供を殺し、遺体を自宅マンションに隠した」と供述していることが１８日、府警への取材で分かった。供述通り、自宅のクローゼットから生後間もない乳児の遺体が発見され、府警は殺人と死体遺棄の疑いで捜査を始めた。

　捜査関係者によると、女は１６日、府警浪速署に「覚醒剤を打った」と自首し、「子供を産んだが、泣きやまなかったので殺した」と供述した。府警が１７日、女の自宅ワンルームマンションを家宅捜索して遺体を見つけた。タオルで巻かれた遺体がポリ袋に入れられ、旅行バッグの中に隠されていた。腐敗が激しく、死因や死亡時期は不明。性別も分からず、目立った外傷はなかったという。女は「風呂に沈めたり、口をふさいだりして殺した」と供述している。

　女は事件当時から１人暮らしとみられ、乳児の出生届を出していない。出産直後に殺害した可能性が高い。死体遺棄罪の公訴時効は３年のため、府警は今後、遺棄した時期や殺害方法などを詳しく調べる。【向畑泰司、武内彩、深尾昭寛】