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13/04/03 21:01:04
積み残された「徳育」の教科化 中教審会長が不要論 配信元:産経新聞 2013/03/16 14:35 【土・日曜日に書く】 政府の教育再生実行会議がいじめと体罰防止に向けた提言で「道徳の教科化」を冒頭に掲げた。 いじめや体罰に限らず、児童生徒や教師の問題行動を未然に防止するには、道徳教育が不可欠だ。 従来の教科は (1)点数での評価 (2)教員免許 (3)教科書- の3つの条件が必要とされてきた。 道徳をどんな形の教科にするのか。今後の議論が注目される。 7年前、第1次安倍晋三内閣が発足した際も、いじめによる児童生徒の自殺が相次いだ。 当時の教育再生会議は平成19年6月の第2次報告で「徳育の教科化」を打ち出した。 報告は、徳育を従来の教科と異なる「新たな教科」と位置づけ、「多様な教科書と副教材を機能に応じて使う」よう求める内容だった。 教科書と副教材については「ふるさと、日本、世界の偉人伝や古典」の活用を例示した。 しかし、文部科学省や文科相の諮問機関「中央教育審議会(中教審)」は、この提言に正面から向き合わなかった。 当時の伊吹文明文科相は参院文部科学委員会で「国がある価値観をもって決めるという検定教科書的なものをつくることは、非常に難しいのではないか」と事実上、教科書づくりを否定した。 ◆中教審会長が不要論 だが、検定教科書は国がある価値観をもって決めるものではない。複数の教科書会社が多様な教科書をつくり、それらを検定によってバランスある記述に修正したものが検定教科書である。伊吹氏は教科書の意味を誤解しているように思われた。 中教審会長で劇作家の山崎正和氏は、報告に先立つ4月の講演で 「現在の教育システムの下で倫理教育を行うのは無理だと思っている。なぜかというと、現代社会は一面で価値観の多様化を認めている」 と述べ、講演後の会見で 「現在の道徳教育も要らないと思っている。その代わり、法の教育をすればよい」 と公然と道徳教育不要論を唱えた。 この山崎氏の考えには、「遵法精神を教えるだけで、子供の規範意識がはぐくまれるのか」といった厳しい批判があった。 結局、中教審では、道徳の教科化は見送られた。 つづく
13/04/03 21:05:34
>>564 戦前は「修身」という教科があった。 その教科書(国定)には、今の子供たちが読んでもためになる話が多く盛り込まれている。 昭和9年から使われた第四期国定修身教科書の巻一(尋常小学校一年用)は 目次で「過ちを隠すな」「うそを言うな」「思いやり」などの徳目を示し、本文で各徳目にふさわしい具体的な話を取り上げている。 学年が進むと、二宮金次郎、上杉鷹山、中江藤樹、ジェンナー、ナイチンゲールら内外の偉人が次々と登場し、それぞれの伝記が簡潔に紹介されている。 例えば、二宮金次郎(尊徳)は江戸時代に農業振興に力を尽くした人物だ。 貧乏な家に生まれ、父母の仕事を手伝いながら勉学に励んだ話を通じ、「孝行」「勤労」「学問」の大切さを教えている。 戦後、連合国軍総司令部(GHQ)には、修身に理解を示すスタッフもいたが そのスタッフは解任され 修身は国史、地理とともに 授業中止を命じられた。 昭和33年、教科ではなく、週1回の「道徳の時間」が設けられたが 日教組の激しい反対運動を受け 形骸化の一途をたどった。 平成10年には、学校の時間割で道徳の時間を「人権」「M(モラルの頭文字)」などと名称変更していた例が、広島県で見つかった。 最近、少しは改善されたといわれるが、教科ではないため、実態は不透明である。 ◆郷土の偉人を教材に 教材として、文科省作成の「心のノート」が使われている。「むねをはっていこう」「よいこと すすんで」などの徳目が絵やイラスト、写真入りで分かりやすく説明されているが、歴史上の人物のエピソードが少なく、修身教科書に比べ、おもしろさに欠ける。 一部の地方自治体では、新しい試みが始まっている。 茨城県は平成19年度から高校の道徳を必修化した。県教委が作成した教材「ともに歩む」には、郷土出身の陶芸家、板谷波山や同県五浦(北茨城市)で美術指導にあたった岡倉天心らが登場する。 千葉県も今年4月から、高校に道徳を学ぶ時間を導入する。県教委で教材を作成中だ。 ケリー米国務長官は東日本大震災から2年にあたって出した声明で、日本人が悲劇を乗り越えるために示した「回復力と品位に世界が感嘆した」と改めて讃(たた)えた。 日本人が本来、持っている道徳性の高さを子や孫に伝えるためにも、今度こそ道徳の教科化を実現してほしい。 (論説委員・石川水穂=いしかわ・みずほ)
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ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.564 ん
13/04/03 21:01:04
積み残された「徳育」の教科化 中教審会長が不要論
配信元:産経新聞
2013/03/16 14:35
【土・日曜日に書く】
政府の教育再生実行会議がいじめと体罰防止に向けた提言で「道徳の教科化」を冒頭に掲げた。
いじめや体罰に限らず、児童生徒や教師の問題行動を未然に防止するには、道徳教育が不可欠だ。
従来の教科は
(1)点数での評価
(2)教員免許
(3)教科書-
の3つの条件が必要とされてきた。
道徳をどんな形の教科にするのか。今後の議論が注目される。
7年前、第1次安倍晋三内閣が発足した際も、いじめによる児童生徒の自殺が相次いだ。
当時の教育再生会議は平成19年6月の第2次報告で「徳育の教科化」を打ち出した。
報告は、徳育を従来の教科と異なる「新たな教科」と位置づけ、「多様な教科書と副教材を機能に応じて使う」よう求める内容だった。
教科書と副教材については「ふるさと、日本、世界の偉人伝や古典」の活用を例示した。
しかし、文部科学省や文科相の諮問機関「中央教育審議会(中教審)」は、この提言に正面から向き合わなかった。
当時の伊吹文明文科相は参院文部科学委員会で「国がある価値観をもって決めるという検定教科書的なものをつくることは、非常に難しいのではないか」と事実上、教科書づくりを否定した。
◆中教審会長が不要論
だが、検定教科書は国がある価値観をもって決めるものではない。複数の教科書会社が多様な教科書をつくり、それらを検定によってバランスある記述に修正したものが検定教科書である。伊吹氏は教科書の意味を誤解しているように思われた。
中教審会長で劇作家の山崎正和氏は、報告に先立つ4月の講演で
「現在の教育システムの下で倫理教育を行うのは無理だと思っている。なぜかというと、現代社会は一面で価値観の多様化を認めている」
と述べ、講演後の会見で
「現在の道徳教育も要らないと思っている。その代わり、法の教育をすればよい」
と公然と道徳教育不要論を唱えた。
この山崎氏の考えには、「遵法精神を教えるだけで、子供の規範意識がはぐくまれるのか」といった厳しい批判があった。
結局、中教審では、道徳の教科化は見送られた。
つづく
No.565 つづき
13/04/03 21:05:34
>>564
戦前は「修身」という教科があった。
その教科書(国定)には、今の子供たちが読んでもためになる話が多く盛り込まれている。
昭和9年から使われた第四期国定修身教科書の巻一(尋常小学校一年用)は
目次で「過ちを隠すな」「うそを言うな」「思いやり」などの徳目を示し、本文で各徳目にふさわしい具体的な話を取り上げている。
学年が進むと、二宮金次郎、上杉鷹山、中江藤樹、ジェンナー、ナイチンゲールら内外の偉人が次々と登場し、それぞれの伝記が簡潔に紹介されている。
例えば、二宮金次郎(尊徳)は江戸時代に農業振興に力を尽くした人物だ。
貧乏な家に生まれ、父母の仕事を手伝いながら勉学に励んだ話を通じ、「孝行」「勤労」「学問」の大切さを教えている。
戦後、連合国軍総司令部(GHQ)には、修身に理解を示すスタッフもいたが
そのスタッフは解任され
修身は国史、地理とともに
授業中止を命じられた。
昭和33年、教科ではなく、週1回の「道徳の時間」が設けられたが
日教組の激しい反対運動を受け
形骸化の一途をたどった。
平成10年には、学校の時間割で道徳の時間を「人権」「M(モラルの頭文字)」などと名称変更していた例が、広島県で見つかった。
最近、少しは改善されたといわれるが、教科ではないため、実態は不透明である。
◆郷土の偉人を教材に
教材として、文科省作成の「心のノート」が使われている。「むねをはっていこう」「よいこと すすんで」などの徳目が絵やイラスト、写真入りで分かりやすく説明されているが、歴史上の人物のエピソードが少なく、修身教科書に比べ、おもしろさに欠ける。
一部の地方自治体では、新しい試みが始まっている。
茨城県は平成19年度から高校の道徳を必修化した。県教委が作成した教材「ともに歩む」には、郷土出身の陶芸家、板谷波山や同県五浦(北茨城市)で美術指導にあたった岡倉天心らが登場する。
千葉県も今年4月から、高校に道徳を学ぶ時間を導入する。県教委で教材を作成中だ。
ケリー米国務長官は東日本大震災から2年にあたって出した声明で、日本人が悲劇を乗り越えるために示した「回復力と品位に世界が感嘆した」と改めて讃(たた)えた。
日本人が本来、持っている道徳性の高さを子や孫に伝えるためにも、今度こそ道徳の教科化を実現してほしい。
(論説委員・石川水穂=いしかわ・みずほ)
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