死者32人…高速鉄道事故―中国 へのコメント(No.309

  • No.309

    11/07/29 14:37:49

    <中国高速鉄道事故>列車制御を手動に切り替えか
    毎日新聞 7月29日(金)12時3分配信
    【温州(中国浙江省)工藤哲】
    200人以上が死傷した中国高速鉄道事故を巡り、現場周辺の駅で一時的な停電のためにコンピューターがダウンし、列車の制御を自動から手動に切り替えていた可能性があることが分かった。
    この影響で、追突した列車は事故現場手前の駅で10分間停車しており、運転士も手動に切り替わったことを認識していた疑いも浮上。
    日本の専門家は、手動の場合は低速運行が常識としており、事故当時、通常速度で走行していた運行管理のあり方も問われそうだ。

     中国中央テレビ(CCTV)が入手した資料や鉄道関係者の証言を基に報じた。
    それによると、事故現場の手前にある永嘉駅で一時的な停電のためにコンピューターが使えなくなり、列車の制御を自動から手動に切り替えた。
    事故で追突された列車はこの駅で20分間停車し、追突した列車も本来は通過の予定だったが、10分間の停車を余儀なくされた。

     さらに事故現場に近い温州南駅でもコンピューターがダウン。
    当時は温州一帯で落雷による一時的な停電が起きており、列車の制御を管理するコンピューターに影響を及ぼした可能性を伝えている。

     中国の高速鉄道では通常、列車同士が一定距離以上に近づくと強制的に減速・停止させる自動列車制御装置が別系統で管理されている。
    事故では後続列車が時速115キロ前後で追突したとみられることから、制御システムが機能していなかったことがほぼ確実となっている。

     今回の報道は、制御装置が手動に切り替わっていた新事実と、手動制御下の運行管理に問題があった可能性を示し、事故が複合的な原因で起きたことを裏づけたと言える。

     鉄道評論家の川島令三氏は「自動制御装置を駅で解除したのであれば危険な措置だ。日本では、運転指令の指示で運転士が自動ブレーキを解除し、運転を再開することはあり得るが、その場合でも時速30キロ以内で徐行する。中国の仕組みは、事故防止システムとして機能していない可能性がある」と指摘した。

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