嵐(妄想・小説) (9ページ目)

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

  • No.4620 松本さん

    10/12/01 10:13:35

    「でさぁ、そしたら・・・」

    そこまで言って背後にあった気配がなくなった事に気づく。また・・・か。そう思って振り向くとやっぱりそうだった。

    「俺の話聞いてた?」
    「すごい星が見えるよ~」

    あいつは俺よりも少し離れた場所に立ち止まり夜空を見上げていた。いつもそう。あいつは俺が話をしていても、ふと、自分の世界に入っちゃうんだ。

    「早く行くぞ」
    「夜空は明るいから星は見えないなんて言うけど、ちゃんと見えるよね」

    そんな言葉に俺も釣られて夜空を見上げる。沢山の星ではないけれど、小さく、でも、存在感のある星が見える。

    「見えないって言う人って、本当は見てないだけなんじゃないかな?」

    顔を上に向けているあいつに近寄り、あいつの手を握り歩き始める。

    「ちょ・・・潤君、手、手・・・」
    「お前に合わせてたら先に進めねぇだろ」

    わざと大股で早く歩く俺の後ろから、俺より半歩早いあいつの足音が聞こえてくる。
    初めて繋いだあいつの手。強く握っていいのか、触れるぐらいの強さがいいのか分からない。
    夜空に俺とあいつのテンポの合わない足音が響くのを聞きながら考える。小さな星を見つめるように、俺の事を見ていてくれたらいいなって。

    俺がお前を連れて行く。だから、俺を見つけてくれ。お前を好きな気持ちを隠している俺を。

  • No.4619 匿名

    10/11/28 00:15:29

    >>4618

    なんか昔にいのっちが司会してなかった?この番組。答えになってなくてゴメン

  • No.4618 質問

    10/11/27 19:24:25

    >>2545
    これは何の企画ですか?
    なんの番組?

  • No.4617 続きです

    10/11/26 16:36:13


    あいつはソファーで座っている俺の前に立つと、両手を俺の頬に添えて自分の方に俺の顔を向ける

    「私、濃い顔って好きじゃないんだよね…」

    お前、いまさら彼氏に向かって何言ってるの?!

    「私のタイプじゃ無いんだよね……怒りぽい所とか、短気な所、俺様な所、捻くれてる所……あっ、カッコつけな所もかなぁ…」

    マ・ジ・で!こいつ、ケンカ売ってるよな?!

    『だったら俺と別れればいいだろう!!』

    「でも…何でか潤なんだよねぇ…好きなったのも、愛おしく思うのも、一緒にいたいのも……何でなんだろう…?」

    はっ、はい…??何、言ってるのこいつ

    「理屈やタイプとかじゃないんだよねぇ~私の全てが潤を好きで、求めてるんだよ」

    『ばっ、ばかじゃないの!お前、何言ってんだよ』

    顔が熱くなってきたから、俺の顔が赤くなった事がわかる

    恥ずかしいのと、カッコ悪いので、あいつの手を振り払って横を向く俺

    「ふふふっ(笑)潤かわいい…」

    『かっ、かわいいって何だよ!かわいいとか言うなよな!!』

    あいつがまた両手で俺の顔を、自分の方に向ける

    「照れ屋で素直じゃない所は、かわいくてタイプかも…」

    あいつが俺に軽く、触れるだけのキスをした

    「お腹すいてるでしょう?ご飯行かないの?私もお腹すいてるんだけど」

    まったく…こいつには敵わないよな

    ムカついて拗ねてた自分が、ばからしくなってくる

    俺はあいつの手を振り払うと、立ち上がり深く長いキスをする

    本当はこのまま押し倒しちゃいたい所だけど…

    『何食べたいんだよ?』

    「う…んとねぇ…ハンバーグ!この前ニノがテレビで言っていたハンバーグ屋さん行きたい!」

    まだ、ニノって言うかよ(笑)

    まっ、今、俺は相葉さん並にテンションMAXだから、いいけどさぁ~

    『その店、俺がニノに教えたんだぜ!』

    「そうなの?何でもいいから、ニノが食べたのと一緒のハンバーグ食べたいの!」

    『何食べたか知ってるの?』

    「…知らない…潤、知ってる?」

    『ま~なっ!教えやってもいいけど…教えてやったら、帰って来てさっきのキスの続きな!』

    あいつが真っ赤になる

    「潤の…エッチ!エッチな人はタイプじゃない…」

    『ば~か!ニノだってエッチだって…もしかしたら俺よりニノの方が上かもな(笑)』


    終わり

  • No.4616 松潤

    10/11/26 14:34:02


    「カッコイイ…そして、かわいい…完璧だよね」

    リビングで寝転んで雑誌を見ている俺

    その横で録画した嵐の番組のDVDを見ているあいつが呟いた

    またかよ…

    半分あきれぎみにあいつ見る

    「本当…ニノって最高…」

    はぁ~やっぱりね…こいつが嵐の番組見る時は、80%…いや、90%位かなぁ?とにかくニノを見ている。ニノ中心に見るんだよな

    まっ、こいつのニノ好きは出会った時からで、今だってコンサートの時はニノの団扇持って参戦してるし…

    彼女いわく、ニノはかわいさも、カッコ良さも、色気もあるし、インドアでゲーム好きな所も、やわらかい雰囲気も完璧に理想タイプらしい

    こいつのニノ好きはいつもの事なのに、何故か今日は少し苛立っている俺

    そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、さっきからテレビの中のニノを見ながらニヤニヤしているあいつ…

    あーー!!マジで、マジでムカついてきたんだけど…

    『なぁ?腹減った!飯いかねぇ?』

    「あっ、行く!でも、後ちょっとだから待ってて!」

    『はぁ?!どうせ録画なんだから、後で見ればいいだろう!!』

    「後ちょっと……あ~本当、カッコイイ…」

    完璧ムカついた!!

    『もう行かねぇ!』

    雑誌を閉じて立ち上がると、彼女から離れてソファーに座った俺

    俺、怒ってるんですけど!!

    こっちをちらりとも見ずに、DVDを見続けるあいつにますます苛立つ



    「あ~楽しかった!さっ、ご飯行こうよ~」

    DVDが終わって、やっとこっちを見たあいつ

    『行かねぇよ!ずっとDVD見てろよ!!』

    「ふぅ~ん、じゃ~コンサートDVDも見ちゃおう!」

    はぁ?!何だよその態度!!

    俺はムカついてるの!怒ってんだよ!!

    「この時のニノのソロいいんだよね~あっ、でもこっちも…」

    嬉しそうにDVDを選んでいるあいつ

    『お前さぁーそんなにニノが好きなら、ニノと付き合えばいいだろう!何で俺と付き合ってんだよ!!』

    なんか俺、すっげーだせぇ事言ってねぇ?!

    彼女が俺を見る

    「だよね…何でだろう…?」

    おい、おい、何だよその言葉!!

    こいつ、俺にケンカ売ってるのか?!それとも、ばかにしてるとか…?!

    『お前さぁー!俺の……』

    マジにムカついて怒鳴ってやろうとしている俺の方に、立ち上がったあいつが近づいてきた


    続きます

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  • No.4615

    10/11/25 18:32:51

    大野くん。


    コンサートツアー最終日。本当なら朝まで打ち上げに参加するはずの彼が、明日はオフなのにも関わらず、早く帰って来た。と言っても、もう深夜だけれど。

    私はその日初めて彼にコンサートに招待されて、初めて間近で歌って踊る姿を見たもんだから、なんだか興奮して寝れなくて。
    『嵐の大野智』として彼と出会ったわけじゃないから、あの大歓声を浴びる彼に違和感を覚えつつも、凄い才能の持ち主なんだって、改めて思い知らされた。


    「智さ、いつも何考えながら歌ってるの?」

    『え?うーん…。なんも考えてないかな。“無”だよ。』

    「そうなの(笑)?」

    『でもさ、今日は一個だけずっと考えてたことがある。』

    「へー、何?」

    二人でホットミルクを飲みながら、他愛もない会話。と思っていたのだけれど…。

    『お前のこと。』

    「えっ?」

    少し俯いて話す智の表情は、部屋の明かりを落としていることもあって、よく分からない。

    「…あっ、明日オフだよね?どこか出かける?」

    いつもと違う雰囲気に戸惑って、話題を変えた。

    『今日お前をコンサートに呼んだのはさ、ちゃんと見てほしかったからなんだ。オイラの仕事をね。』

    「…うん。」

    『まぁ、あんな感じで。結構頑張ってやってんだよ。』

    智…どうしたんだろ。

    『オイラと一緒にいると、色々、本当に色々迷惑かけると思うけどさ。まぁ、末永くよろしく頼むよ。』

    …えっ?
    なんか、物凄く照れてるけど。しかも、結構大事なことを言われた気がするけど…。

    『んじゃ、寝るか。』

    立ち上がり、私の頭をぽんと叩いて寝室へ向かう。

    「ちょっと智!」

    『あ!忘れた。』

    ポケットから何かを取り出し、私に渡そうとする。
    私の掌で、暗い部屋の中でも眩しいくらいに輝く、指輪が光る。

    「智…これ…。」

    『いやぁ、だめだな(笑)すげぇ考えたんだけどなぁ。伝わった?』

    「えっと…いまいち…。」

    『だよな(笑)んと……けっ結婚しよう。……噛んだ(笑)』

    「智…。」

    二人で笑い合って、でも何故だか私の目からは涙が溢れて。
    珍しく思いっ切り私を抱きしめる智。

    「こちらこそ、末永くよろしくね。」

    『お、おう!』

    私の前では、正直かっこいい姿なんてあまり見せないけど。でも、どんな智も私は受け止める。
    ずっと、ついて行くよ。

  • No.4614 ハル

    10/11/20 16:59:02

    お久しぶりです。
    櫻井君。

    『サンタさんって信じてた?』

    そんな彼女の声を聞いて昔の記憶を引っ張り出す。

    「子供の時はね」

    『私は今も信じてるけど』

    「…年考えろって」

    俺の答えに明るい笑い声を挙げる彼女は、俺が好きな人。
    俺よりも年上で、それなのに時折見せる表情が少女のようで。掴み所がないようで、自分を持っている。そんな不思議な雰囲気の持ち主の彼女。

    『翔君はさ、クリスマスに沢山プレゼント貰えそうだよね』

    「さぁな…」

    『今、サンタさんに貰えるなら何が欲しい?』

    そんな質問に俺は考える。欲しいもの…?貰いたいもの…?

    「あんた」

    『ん?』

    「あんたが欲しい」

    半分冗談と半分本気の俺の言葉に返ってきた返事。

    『いいよ』

    その一言に俺の中で気持ちが暴発。それを沈めるのに手間がかかるなんて知らないだろ?あんた。

    「…冗談きついって」

    『ごめーん』

    さっきのように明るい笑い声を挙げる彼女にからかわれているのは良く分かってる。

    分かってるけど。

    「そんな事言われたら…抑えらんねぇって…」

    『ん?何?』

    サンタさんにお願い。
    彼女の心に俺を届けて。

    おわり

  • No.4613 +water

    10/11/20 12:27:58

    大野さん誕生日記念に


    『もうすぐ、たんじょーびかぁ。』
    何気なくカレンダーを見て気が付いた。
    「うん。そーだね。」
    ソファーで寛いでいた彼女が、ポツリと呟くように返事をした。

    『ねーぇ、オイラみそじだよ?』
    「うん、知ってる。」
    『おやじだなぁ。』
    彼女がオイラの方をちらっと見て、クスクス笑ってる。

    「今日は、20日かー。あと、いち、にぃ、さん、しぃ…」
    急に立ち上がってカレンダーの前で日にちを数える彼女。


    『むいか。あと6日だよ。』
    なんか彼女の後ろ姿が愛しい。

    『たんじょーび、なんかしてくれる?』
    「んー、一応考えてる。」
    『その日、オイラの帰り、待っててくれる?』
    「ん?」
    『オイラん家で待っててよ。』
    「うん、いいけど…。」
    『でね、「おかえり」って、チューしてくれる?』
    「うん…どうしたの?」

    最近ね、寂しいんだ。
    真っ暗な部屋に帰るのが。
    オイラ、ずっと1人でもいいかなぁ…なんて考えてた。
    でも、ダメだ。
    やっぱり、誰かいて欲しい。
    お前にいて欲しい。
    歳だからかな…


    『どうもしない。「おかえり」って言って欲しいだけ。』

    寂しいからなんて言えねぇよ。
    なんか、恥ずかしいじゃん。
    彼女は「わかった。」って、オイラに微笑みかけた。

    なんだか嬉しくて、力が抜けてふにゃふにゃって顔がゆるんだ。

    29歳のオイラと30歳のオイラ

    なんか変わるのかな?

    わかんないけど、彼女が好きって気持ちは、ずっと変わらない。
    ずっと一緒にいるだろうなぁ。

    そんな気がする。


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  • No.4612 続きです

    10/11/20 11:22:19

    >>4610

    「そう言えば、話って何?」

    デザートのアイスを食べながら、彼女が聞いた

    『えっ、あ…』

    慌ててスプーンを落としそうになるおいら

    食事中もずっと考えていたけど、なんて言っていいのか、言うタイミングさえも分からない

    いや、言うべき言葉は分かっているんだけど…

    「言いにくいなら、別に今日じゃなくてもいいよ」

    考え込むおいらに、笑顔で彼女が言った

    今日じゃなくても…

    そうだよね!別にこの次の時でもいいし…

    もともと今日、言うつもりじゃなかったんだし

    「あっ、いつもの大野くんだ~」

    ホッとして笑顔になったおいらに、彼女が言った

    「食事中も変だったし、笑っていても苦笑いばっかりだったし」

    『そんな事…』

    あるよな…

    食事中もずっと考えてたから、さっき食べたちょっと高そうな、料理の味なんて分からなかった

    「今日みたいにキメてるの大野くんもいいけど、やっぱり大野くんは笑顔が1番だね!」

    「それに…こんな店で、そんな格好の大野くんと一緒だと緊張しちゃうし(笑)」

    『だよな…(笑)おいらも居心地悪い』

    おいらの気持ちを楽にしようと、笑顔で話す彼女は、抱きしめたくなる位綺麗だった

    【だから、いつまでたっても友達止まりなんですよ】

    ニノの言葉が頭に浮かんだ

    今、言えなかったらこの次も、その次だって言えるわけない

    『あっ、あのさ!』

    「ん?」

    『お、おいら………好き…です!』

    言った~!言っちゃったよ

    緊張して俯いて目は閉じちゃったけど…

    「………」

    彼女が何も言わない事に戸惑いながら、ゆっくり顔を上げ目を開ける

    『なっ、何泣いてるの?!』

    「えっ、あ、ごめん…びっくりしたのと、嬉しいので…」

    嬉しいって事は…

    「私も大野くんが好きです」

    涙を拭いながら、笑顔で彼女が答えてくれた

    『よかった~』

    緊張が途切れて力が抜ける

    邪魔くさいネクタイを緩めて、思わず笑顔になるおいら

    「その顔が1番好き…」

    真っ赤になって、照れ臭そうに彼女が言った

    『あっ、あのさ…そっち行ってもいい?』

    彼女が小さく頷く

    おいらは立ち上がると、椅子に座る彼女を後ろから抱きしめた

    『おいらも、お前の笑顔が1番好き』

    振り向いた彼女に、そっとキスをした

    終わり

  • No.4611 匿名

    10/11/20 07:48:49

    >>4605
    面白くて良かった。何か嵐らしい感じがした。

  • No.4610 続きです

    10/11/19 23:17:22

    >>4609

    「お連れ様お待ちですよ」

    お店の人が奥の個室に案内してくれた

    お連れ様って…記者だよな…?
    撮影もするって言ってたのに、個室なんだ…

    少し違和感を感じながらも、個室のドアを開けた

    『へっ?なっ、なっ…』

    部屋にいたのは、おいらの好きなあの娘

    びっくりしていると、おいらの携帯が鳴った

    ディスプレイを見るとニノ

    『ごめん、ちょっと待って』

    開けたドアを慌てて閉めて、廊下で携帯に出た

    『にっ、ニノ!取材じゃ…』

    「あははっ(笑)びっくりしました?」

    『ちょっと、どういう事なの?!』

    「えっ、大野さんが何もしないからさ~大野さんの携帯から彼女にお誘いメールをね…」

    『勝手に人の携帯で…それに何もしないって、一緒に釣り行ったり、ご飯行ったりして…』

    「ご飯ってどうせ、居酒屋とかでしょう?」

    『………』

    「だから、いつまでたっても友達止まりなんですよ。とにかく今日は大事な話があるからってメールしてあるから、頑張ってね!」

    『だっ、大事な話って…』

    いきなり切られた電話に、頭を抱えてしゃがみ込む

    「大野くんもしかして仕事入った?」

    彼女がひょっこりと顔を出した

    『えっ、あっ…違う』

    慌てて立ち上がると、彼女と部屋に入って座る

    「仕事なら私は大丈夫だよ」

    『仕事じゃないよ…ニノからの電話』

    「なら良かった~ねぇ何食べる?こんなお店来た事ないから、何を注文していいか分からなくて」

    えっ、おいらだって分からないよ…こういう店は苦手だし、今は頭の中パニックだし…

    そんな事を考えていると、ワインと前菜が運ばれて来た

    「二宮様からご注文頂いていますから」

    支配人がびっくりしているおいらの耳元で囁いた

    ニノってすっげぇ~完璧だ…

    「もう注文してあったんだ。さすが芸能人だよね~なんか慣れてる感じだよね!それに…」

    チラッと彼女がおいらを見る

    「今日の大野くんカッコイイね!いつも一緒に釣りしてる人とは、別人みたい」

    えっ、カッコイイっておいらが?!やばい…顔が熱くなってきた

    チラッと彼女を見ると、いつもとは違う大人ぽいワンピース姿で凄く綺麗

    『あっ、あのさ…』

    「ん?」

    『……とりあえず飲もうか…』

    何でおいら言えないんだろう…綺麗だよって

    グラスを持つと、中のワインを一気に飲みほした

    続きます

  • No.4609 大ちゃん

    10/11/19 21:32:13

    ソファーですやすや寝ているリーダーの携帯を手に取ると、メールを始めたニノ

    「何してるの?」

    「ん?あの人に任せておいたら、進展なんて望めませんからね」

    ニノは何回かメールのやり取りをすると、ニヤリと笑って携帯を元に戻した



    「大野さん!起きて下さい!」

    ニノの声で目を覚ます

    『…ん、何?』

    「今、マネージャーから電話で、この後取材が入ったって」

    えっ、これから仕事…今日は早く帰れると思ったのに

    めんどくさそうに頭をかいているおいらに、ニノが取材場所の書かれたメモを渡した

    「頑張ってね!8時からですから!あっ、クリスマスデート特集だから、そのつもりの服装で来て下さいだって~写真も撮るんだって」

    『えっ?おいら一人…?』

    「うん!大野さん一人!!」

    さっ、最悪だ…おいら一人で取材なんて…

    『こういう仕事は松潤とか、翔ちゃんの方が………それに何着ればいいの?』

    クリスマスデートの服ってさぁ……あっ、またあの手で…

    「この前のマネキンみたいに、釣りファッションじゃダメですからね!」

    『えっ!なっ…何で分かったの?!で、でもさぁマネキンの時、1番だったよ』

    「クリスマスデートですよ!取材場所だってレストランだし釣りファッションは禁止!てか、ありえません!!」

    なんか、今日のニノ怖い…別にニノとデートする訳じゃないし、どんな服でもさぁ…

    「あーもう、世話のやける」

    ニノがおいらの手を引っ張った

    『えっ…』

    「行くよ!大野さん家で僕が服選んであげるから」

    『えっ、あっ…おう…』

    おいらはニノに引っ張っられて楽屋を後にした



    『あ~うっとうしい…』

    取材場所に向かうタクシーの中で、ネクタイを少し緩める

    「まったく…ろくな服無いんだから…」

    ぶつぶつ言いながら、ニノが服を選んでくれた

    いろいろな服を着せられたり、脱がされたりで、もう既に疲れきっているおいら

    そのうえ、おいら一人の取材

    目的地に近づく程に、気持ちはどんどん沈んでいった

    『ニノもどうせなら、取材も付き合ってくれたいいのに…』

    ぶつぶつ言っているうちに、タクシーは 目的地のレストランに着いた

    この格好でいいのかなぁ…
    なんか決め過ぎてて、すげー恥ずかしい

    『あ~もう何でもいいから、早く終わらせて帰ろう』

    ネクタイを直して店へ入った


    続きます

  • No.4608 ピピコ

    10/11/19 11:19:25

    自分でも頑張ってみた!やっぱり、難しいや…


    ☆大ちゃん☆


    「おはよう!」


    その声に目を覚ますと彼女が微笑んでいた


    「…ん~……おやすみ…」

    布団をスッポリ被り、そう言うと
    「んも~!ダメ!!もうお昼過ぎてるよ!」
    と、布団を勢いよく剥がされた


    「ヤダヤダ。オイラまだ寝る~。」
    布団を取り返してスッポリ被る


    「もぉ~……お腹減ってないの?激辛カレー作ったのにぃ」
    「え!?」
    布団から顔を出すと、彼女は意地悪そうに笑って「いいよいいよ~おやすみなさ~い。」と言った


    「ん~……カレーも食いたいけど…やっぱり寝る~」
    ぐいっと彼女を引っ張り込んで抱きしめた
    彼女の匂いと感触を確かめ「あ~幸せ~……」と、呟いて、記憶がなくなるのに時間はかからなかった



    表現乏しくてごめんね…またこのトピ盛り上がって欲しいなぁ。日々癒されてたの~

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  • No.4607 三十路記念に

    10/11/19 07:53:55

    大野さん


    あのね、いい話を教えてあげる。

    むかーしむかし、神様が造った2人の人間は言葉を持たなかったんだって。言葉がなくても、お互いの気持ちや感情、伝えたい事は伝わっていたんだ。
    でもね、誘惑に負けてしまった2人は禁断の果実を口にしてしまったんだ。そうしたら2人は言葉を話すようになったんだって。
    だけどさ、言葉がなかった時も2人の気持ちは繋がっていたんだよ。

    だからさ・・・

    「何の話?」

    目の前にいるお前は不思議そうな顔。

    「言葉にしなくてもさ、気づいててよ。お前の事、想ってるって事・・・。」

    見逃さなかったよ、おいら。お前の耳が少し赤くなった事。

    おいらの溢れるようなお前への気持ちは【好き】と言う二文字では足りなくて、【愛してる】の五文字は恥ずかしくて。
    なかなか言葉には出来ないけれど、いつもいつでも想ってるんだ。

    これから先も言葉には出来ないかもしれないけど、お前を想い続けると思うよ、おいら。

    お前はどうかな?
    おいらを想ってくれるのかな?

    そう願いたいな。


  • No.4606 匿名

    10/11/14 01:22:25

    ちょいエロ宮です。
    苦手な方はスルーしてください。





    夕食を食べ終えコタツで猫背になりパソコンとにらめっこの彼。
    テーブルに肘をつき、左手で顔を覆いあくびなんかしちゃって…

    洗い物を済ませ彼にコーヒーを差し出した。

    「はい どうぞ目が覚めるよ 笑」

    『おっ! 気が利くね』


    彼の傍に座りテレビを見ていると、いつの間にか彼の肩にもたれ掛かりウトウトしてしまっていた。

    ふと目が覚めると彼はまだパソコンと格闘中。


    「あっ!!ごめん……私寝てた?」

    『うん……
    あ゛~ダメだ!疲れた!!』

    なんて言って彼はゴロンと寝転び目を瞑ってしまった。

    彼の方を覗き込むと、不意に体を引き寄せられ…
    彼に覆い被さってしまいもがいていると、力強く抱きしめられた。

    「和、苦しいよ……どうしたの?」

    『ん~……こうすると落ち着く……』
    私の耳元で甘えた声で囁く彼


    「やだ…重いでしょ……放してよ~」

    力強く抱きしめられた手が放れたかと思うと、今度は彼が私に覆い被さり悪戯な笑みを浮かべ……
    唇を重ね、激しいキス…


    思わず漏れる吐息…
    彼を強く抱き締めると彼の唇は私の首筋、耳元へ…

    『目、覚めた??』
    なんて耳元で囁く彼…

    「うん………笑」


    『あと少しだからもうちょっと待ってろ…
    これ終わったら一緒に風呂入んぞ』

    そう言って彼は今度は優しくキスをしてまたパソコンに向かった。

    おわり

  • No.4605 最後です

    10/11/11 17:26:33

    >>4604


    潤くんがソファーで寝ている大野さんをチラッと見た

    『やっぱり、マイナスイオン出てるよな…』

    潤くんはソファーに近づくと、大野さんに抱き着いた

    「何してるの?」

    不思議そうな顔で、翔ちゃんが尋ねた

    『えっ、マイナスイオン取り込み中(笑)』

    なんか…今日の潤くんって本当にかわいい(笑)

    ま、怒られるから言わないけどね

    でも…なんだか…

    「なんかさぁ~今、潤くんからもマイナスイオン出てるかも」

    『マジで!』

    翔ちゃんの言葉に嬉しそに答えた

    僕もそんな感じしてたんだよね…

    真面目な顔で、マイナスイオン取り込もうと大野さんに抱き着いてる姿に、癒されるっていうかさぁ~

    「俺も!俺も思った!さっきからマイナスイオンパワー増量って!抱き着くと移るんだね」

    感心した様に相葉さんが言った
    本当、相葉さんて単純(笑)



    「ん?うわっ!何?ど…どうしたの?!」

    目を覚ました大野さんが、びっくりして尋ねる

    『もう少し寝てて!今、マイナスイオン取り込み中だから』

    「えっ…あっ、うん」

    ニッコリ笑って潤くん言われ、真っ赤になる大野さん

    「潤くん…今はマイナスイオンより、色気が出てる(笑)」

    「あははっ(笑)リーダー真っ赤だよ」

    「僕の大野さん、誘惑しないでください(笑)」

    『ほらリーダー、どんどんマイナスイオン出して!俺の色気に負けない位強烈なやつ!!』

    「えっ…」

    困ってすがるような目で、大野さんが僕達を見た



    「抱き着くと移るんだ…」

    相葉さんは呟くと、翔ちゃんに抱き着いた

    「えっ?何?」

    「翔ちゃんの知性を移そうと思って」

    びっくりしている翔ちゃんに、相葉さんが笑顔で答えた

    「でね、でね次は松潤に抱き着いて色気移して、その次はリーダーのマイナスイオン、その次ニノで頭の回転の良さ…」

    「そうしたら俺、完璧人間だよね!」

    相葉さんって…本当に単純(笑)

    「僕には抱き着かないでください!ばかがこっちに、移りますから(笑)」

    「えっ!ばか移るの?!」

    僕の言葉に翔ちゃんが、慌てて相葉さんから離れた

    「移るんなら、俺もパス」

    潤くんニヤリと笑った

    「みんな、ひどい…」

    落ち込む相葉さん

    「おいらは構わないぞ」

    ふにゃっと笑顔の大野さん

    「やっぱり…マイナスイオンリーダーだよ~」


    終わり

  • No.4604 続きです

    10/11/11 15:35:27

    >>4603

    「で、何でマイナスイオンなの?」

    笑い過ぎて涙目になっている、翔ちゃんが潤くんに聞いた

    『えっ、まぁ…前にあいつがさぁ…言ってたんだよね…』

    赤くなって少し照れた潤くん…かわいいかも!でも、本人に言ったら怒るよね(笑)

    潤くんの話だと、彼女が『大野君っていいよね~マイナスイオン出ててさぁ~ずっと一緒にいたいタイプ』と言ったらしい…

    『ほらさぁ~俺からもマイナスイオン出せるなら出しとこうかなぁって………あ~言葉にすると、すげぇー恥ずかしいってか…ばかみたいだよな』

    「えっ、そんな事ないよ!照れてる松潤かわいい~」

    相葉さん…潤くんにかわいいって言ったら…

    『かっ、かわいいって何だよ!!』

    ほら~怒られた(笑)

    「まぁーまぁーとりあえず潤くんは、あ~なりたいんだよね?」

    翔ちゃんがソファーで幸せそうに寝ている大野さんを指差した

    みんなで大野さんを見つめる

    なんか…癒されるっていうか、マイナスイオン出てますね

    「松潤には無理!てか、似合わない!!」

    おっ、相葉さんにしてはめずらしく簡潔、なおかつ正論ですね

    「確かにね…潤くんは色気は出せても、マイナスイオンは無理っていうか、キャラじゃないし、潤くんらしくない」

    こちらもめずらしく、翔ちゃんが相葉さんの意見に賛同したよ

    『…確かに…翔ちゃんが言う事も…でもさぁ…』

    「ちょっと待って!俺が最初に無理って言ったんですけど!」

    もう、相葉さん!そんな事は今、どうでもいい事でしょう

    「やっぱり潤くんは潤くんらしくで攻めてかないと」

    『俺…らしくね…』

    「そう、そう…僕も賛成!やっぱり潤くんは、潤くんらしく色気で攻めて欲しいな(笑)」

    『ニノまで(笑)』

    「ね~だから俺の…」

    まだ、相葉さん言ってるよ(笑)

    『あははっ(笑)さすが相葉ちゃん!今回は相葉ちゃんの意見に従います』

    潤くんが相葉さんに抱き着いた

    「本当、相葉ちゃんはさすがだよ!俺が言いたい事、先に言っちゃうんだもんな~」

    翔ちゃんが相葉さんの髪をクシャクシャにした

    「今度、僕も相葉さんに相談しちゃおうかなぁ」

    みんなに持ち上げられて(笑)満面の笑みを浮かべる相葉さん

    そんな単純な…いや…素直な相葉さんを見て、僕達三人は顔を見合わせて笑った

    後少し続きます

  • No.4603 嵐全員 嫌な方はスルーして下さい

    10/11/11 13:20:54

    目線はニノ…


    『マイナスイオンって…どうやったら出せる?』

    さっきまで携帯とにらめっこしていた潤くんの、いきなりの…その上、以外な質問にみんながびっくりして、潤くんを見た

    あっ…大野さん以外のみんなだ(笑)

    大野さんはいつものごとく、ソファーでお昼寝タイム

    「…どうした?」

    びっくりした顔のまま、翔ちゃんが聞いた

    『えっ、あっ…出せるなら出したいなって思ってさ…』

    「えー何?何で?!どうして出したいの~」

    何故か嬉しそうな笑顔の相葉さんが、立ち上がって潤くんの横に座った

    あちゃ~、相葉さん相談にのる気マンマン(笑)…あなたが相談にのって、解決した事ありましたけ?

    あっ、ほら~潤くんが苦笑いしてるじゃん(笑)

    チラッと翔ちゃんを見ると、僕と潤くんと同じに、苦笑いを浮かべていた

    目が合って…更に苦笑い…



    『これから友達と飯行く事になったんだけどさ、その中に居るんだよね…あいつがね』

    「えっ、来るんだ!良かったじゃん」

    「あの娘ですよね~チャンスですね」

    「え?何?あいつって誰?」

    状況が飲み込めない相葉さんが、キョロキョロとする

    あっ、相葉さんは知らないんだった…潤くんの片思い

    僕と翔ちゃんは、この前潤くんと三人で飲みに行った時に聞いたんだよね

    「ねー!俺だけ置いてけぼりにしないでよ~俺にも分かる様に説明して!!」

    あなただけじゃないですよ(笑)
    大野さんも知りませんから

    この二人に話ても、アドバイスもないし…解決策も出ませんからね

    『ごめん相葉ちゃん(笑)前に翔ちゃんとニノには話たんだけど、俺好きな娘いるんだ』

    「マジで~!どんな娘?見てみて~松潤の片思いの相手!」

    『で、今日飯行くメンバーの中に、その娘がいるんだよ』

    「何処でご飯?何時?」

    『相葉さん…来るの?』

    「いっ…行かないよ~松潤の片思いの相手、見に行こうなんて思ってないから…」

    あははっ(笑)相葉さん…確実に、のぞきに行く気でしたね

    まっ、確かに潤くんが片思いする娘、僕もちょっと見てみたいですけどね

    『絶対に来るなよ!!』

    「…行かない…てば…」

    潤くんに睨まれて小さくなる相葉さんを見て、みんな大笑いした


    続きます

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  • No.4602 シリウス

    10/11/09 22:36:26

    >>4595 続き


    俺は相変わらず、彼女への気持ちを胸に温めながら、たまに彼女と向き合える時間を大切にしていた。

    でも、やっと俺は、一つの結論にたどり着いた。

    『はいよ、お姉さん。三つとも完了です。てか電球の交換溜めんなよ(笑)』

    「ありがとー!てか和也のために敢えて溜めといたんだよ(笑)」

    『は?なんだよそれ(笑)』

    「あ、良かったらこれ。」

    『何?お菓子?作ったの?』

    「たまにはね~。昔よく作ってて、最近また作るようになったの。でも自分で食べてもつまんないからね(笑)後で感想聞かせて?」

    『すげえ!ありがとう。』

    彼女の新しい一面を知り、俺の心は揺れ動く。

    今日こそ…言わなきゃ…。

    『あっ…あのさ。』

    「ん?」

    『俺、すげえ考えたんだけどさ。』

    「…うん。」

    彼女が少し動揺している。いつもは強気な彼女だけど、こういうときは敏感に反応するんだよな。

    『もう、終わりにしない?こういうの。』

    「…。」

    『正直、俺も今普通に忙しいしさ。突然の呼び出しにもう対応しきれないっつーか。』

    「かっ和也!あのね…」

    『だからさ………もっと近くに居させてくれない?』

    「…え?」

    『呼んだら声が届く距離にさ、居させてほしいんだ。』

    彼女が目を丸くする。

    「ちょっ…あの…どういうこと?」

    『うーん、そうだな…今までは、こうだったじゃん?』

    彼女と距離を置いて、向かい合わせに立つ。

    『でもこれからは…』

    彼女の隣に並ぶ。

    『こういうこと。』

    彼女の手をそっと握る。

    「和…」

    ヤバイ。
    ちょっと気が早過ぎたかな。
    彼女が俺の名前を呼び終わる前に、キスしちゃた。

    『側に居させてもらえますか?』

    「…はい。」

    俺の腕の中で、彼女が震える。

    やっと言えた。

    やっと。

  • No.4601 匿名

    10/11/08 19:08:08

    >>4598
    >>4599




    真っ白な廊下に響く、足音。
    早足で歩いた。

    彼女からの返信メールを見て、心臓がはね上がった。
    事故にあったけど、たいしたことないから大丈夫。ってメールだった。


    「潤……。」
    真っ白な部屋、真っ白なベッドに横たわる彼女を見て、言葉が出なかった。

    「ごめんね…。」
    『…ばか。』
    彼女の頭を撫でながら、目を閉じた。

    良かった、会えて良かった。

    『心配、したんだからな…。』
    「…うん。」
    彼女の手をギュッと握ると、あたたかい温もりが伝わってきた。

    真っ白な包帯が巻かれた彼女の手。
    胸が痛い。

    『手、痛い?手だけ?』
    「平気。たいしたことないよ。」
    彼女の笑顔が痛い。
    胸に突き刺さる。
    なんで、あの時、迎えにいかなかったのだろうか…
    なんで…なんで…

    後悔ばかり渦巻いた。ばかだ…

    『ごめん…。本当にごめん。』
    「なんで?謝らないでよ。」
    『ごめん…ごめんなさい。』
    「潤…責めないで。」
    『ごめん。』
    「大丈夫だよ。…あなたは、自分を追い込みやすいから…心配だよ。本当にたいしたことないの。すぐ帰れるから。」


    毎日毎日、彼女の元へ通った。

    「すぐ帰れるから…」
    嘘つくなよ。


    なぁ…
    いつになったら帰ってくんの?
    いつまで待たせるの?
    いつ答えてくれるの?

    何度呟いただろうか。
    答えが帰ってくる事はなかった。


    帰り際、ポツリ、ポツリと雨が降りだした。

    あの日も…
    雨だったな

    冷たい雨が容赦なく俺を打ち付けた。

    久しぶりに着たアウターのポケットには、あの日渡すはずだった箱が入ったままだった。

    ポケットの中でギュッと握りしめながら、泣いた。




    翌年

    『じゃ、行ってくる。今日は3本撮りだから…遅くなると思う。連絡する。』

    「うん。気をつけてね、潤。」

    やわらかい笑顔に見送られ、家を出た。

    外は、陽射しが暖かかった。





    終わり。

    中途半端ですみませんでした。

  • No.4600 ありがとうございます

    10/11/08 18:44:06

    書いてくださって
    ありがとうございます♪
    またお願いします( ̄∀ ̄)

  • No.4599 匿名

    10/11/08 18:37:33

    >>4598



    運転しながらも、彼女が歩いてるんじゃないか?って、通行人が気になって仕方ない。

    歩いて来たとしても、とっくに着いてる時間だよな。
    何やってんだよ!何かあったのか?
    連絡くらいよこせよ!



    合鍵を使って、彼女の部屋に入るが、明かりはなく、人の気配はなかった。

    暗い部屋、静まり返った空気、外からは、激しい雨音が聞こえる。


    冷たい空気に不安な気持ちが一気に押し寄せてきた。

    逢いたい…
    早く逢いたい
    声が聞きたい
    抱き締めたい

    あいつがいない、連絡が取れないだけで、こんなにも不安になるんだな。

    もしかすると携帯を忘れて出掛けたのかもしれない。
    ふと思って、電話をかける。
    部屋は変わらず静かで、電子音は聞こえて来なかった。


    『何回、電話してんだよ、俺…』
    彼女へのリダイアルの回数を見て、つい独り言を言っていた。



    その日、結局彼女とは会えずに朝を迎えた。


    「松潤どーしたの?その顔。」
    楽屋で相葉くんが俺を見るなり聞いてきた。

    『元々だよ…。』
    「じゃなくて、目は真っ赤だし、隈が酷いよ?」
    『…うん。』

    情けない事に一睡もできなかった。
    心配で、不安で、どうしようもなくて、だけど自分では、どうにも出来なくて…

    「松潤、平気?」
    リーダーがニコッと笑った。
    リーダーの笑顔に何かが込み上げて『なんもないよ。』って、リーダーの頭をぐしゃぐしゃしながら、泣きそうな気持ちを誤魔化した。


    昼頃、一通のメールが届いた。

    ―潤、ごめんね。心配しないで。

    彼女からのメール。

    ばか野郎、なにが心配しないで。だよ。俺がどれだけ心配したかわかってんのかよ!どれだけお前の事考えたかわかってんのかよ!本当にばかだ…。
    でも…良かった。連絡取れて。


    ―今、どこ?何してるの?一人?昨日、どうしたの?なんで連絡くらい出来ねぇの?


    質問攻めだ…
    送信してから気が付いた。


    ―逢いたい。電話して。出来ない事情があるなら、ちゃんと話して。メールでいいから。


    もう一通メールを送った。



    『お疲れさまでした!』
    仕事が終わって、慌てて楽屋を飛び出した。

    早く、早く、早く

    いつもの信号すら長く感じる。

    大丈夫、大丈夫

    必死で自身に言い聞かせた。


  • No.4598 匿名

    10/11/08 18:20:25

    松潤です
    リクにあったので、拙い文章ですが、事故話書いてみました。
    要注意です。長くなります。



    「うん、わかった。じゃあそっち行くね。平気だよ~。心配しないで。あとでね。」

    珍しく潤が仕事中に電話してきた。いつもはメールだけど、今日は終わってから会いたいからって。

    終わる時間に合わせて、ロケ現場の近くまで行く事になった。
    潤は、絶対タクシーで来いよ!ってしつこいくらい言ってきた。
    もう、わかってるよ!潤ったら心配性なんだから。

    潤は、いつもそう。うっとうしいくらい過保護だった。


    私がいけないんだ。
    ちゃんと言い付け守らなかったから。
    家の前にタクシーを呼ばずに、駅まで歩いていた。
    その途中から覚えていなかった。




    「ったく、何やってんだよ。あー、もう!」
    あいつが待ち合わせに遅れるなんて珍しい話だった。
    必ず電話してくるはずなのにな。
    電話は出ない、メールは返ってこない。
    すっぽかし?
    いや、ないだろ~。
    だんだんと苛立ってきた。


    「あれ、松潤なにやってんの?帰んないの?」
    撮影が終わったのか、翔くんが不思議そうに見てた。

    『あ、うん。ちょっと、ね。』
    「ふーん。待ち合わせ?」
    『そう。』
    「彼女?」
    『まぁね。』
    翔くんはニコニコしながら帰っていった。

    本当は、もうちょっと喋っていたかった。誰かと喋っていれば、気持ちが紛れると思って。
    でも、そんな事言えるはずもなく…



    雨が降り出した。
    秋の夕方、冷たい雨。
    『迎えに、行こうかな…。』
    この一時間、何度も思った。
    でも、入れ違いになったらいけないから、ずっと待っていた。
    隣にある灰皿には、俺が吸ったタバコの吸い殻がいくつも入っていた。


    寒い…
    あいつも寒いだろうなぁ。大丈夫かな?
    苛立ちは、心配へと変わっていく。


    「ねぇ、潤くん、まだ待ってんの?」
    『えっ?あ…なかなか来なくてさ。』
    「忘れてんじゃないの?」
    『いや、それはない。』
    「電話は?」
    『出ない…そろそろ家行ってみるわ。』
    ニノと喋っていたら、妙な胸騒ぎがした。
    気のせい。気のせいだろ。
    焦る気持ちを落ち着かせながら、車に乗り込んだ。


    ―今から、そっち行くから。メール見たら電話して。

    すれ違いは嫌だから、メールを送った。


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  • No.4597 お願いします

    10/11/07 23:40:25

    潤くんのお話
    書いてくれませんか?
    待ってます\^^/

  • No.4596 ku-lu

    10/11/07 10:13:14

    初挑戦の二宮サンです。
    イメージと違ってたらごめんなさい
    (>_<。)



    ───────────


    あっ、目が合った。

    たまには…と久しぶりに乗った電車。
    カタン、コトン、と電車独特の揺れが心地良く、いつの間にか寝てしまっていたようだ。
    眠りから覚めると真っ先に目に入ってきた。
    眠気眼で頭はボーっとしていたが、意識がはっきりしてくると、その状況に思わず一人で照れてしまった。

    目的地の一つ手前の駅での出来事…。



    「何、一人で照れてるの?」
    俺が起きた気配を感じたのか、読んでいた本から目を離し訝しそうに彼女が尋ねてきた。
    あぁ、そうだ。「久々に外でデートしよう」と、今は彼女と小旅行中。
    「ん?いやーちょっとね。」
    …恥ずかしい。こんな事彼女に言えない。
    「ふーん。なら良いけど。後、一駅みたいだよ」
    そう言って彼女は正面に顔を向けた。



    あー、そこは見ないでくれ。



    そんな願いは叶うはずも無く、彼女は、全て分かりましたと言わんばかりの表情で俺を見た。

    「なる程ね」

    頬筋緩んでますよー、お嬢さん。



    駅のホームには俺達の出てるCMの広告ポスターが貼ってあり、偶然にも俺の座ってる真っ正面にそのポスターが。
    窓越しにポスターの自分と見つめ合ってしまった。寝起きで予想だにしない出来事だったから思わず照れちゃったんだよ。


    「毎度毎度、作り笑い、お疲れ様です。」
    「作り笑いじゃないです、営業スマイルです。」
    「はいはい、私にだけは自然な笑顔見せてね。」

    当たり前でしょ。
    素の照れた顔も自然な笑顔もあなただけに見せるよ。

    だってあなたは特別だから。



    目的地の一つ手前の駅でのほんの1、2分の出来事。

    おわり

  • No.4595 シリウス

    10/11/07 03:19:10

    ニノ


    『これでよしっと。おねーさーん?出来ましたよ~。』

    「ありがとー和也!はい、これ、ご褒美。」

    『お!ハンバーグじゃん!』

    彼女が作る絶品のハンバーグ。食べるのはこれで何度目だろう。

    『彼氏は?いつ戻って来るの?』

    「ん~明日?」

    『は?だったら明日まで待てば良かったじゃん。DVDの配線なんて。』

    「どうしても今日観たいDVDがあったの!」

    『もう…。そろそろ俺のことこき使うのやめてよ。いくら俺でも、嫌かもしれないよ?彼だって。』

    俺を見てちょっと寂しそうに笑う彼女。
    そんな顔しないでよ…。

    「そういえば和也はさ、最近どうなの?彼女とか…いないの?」

    『突然だね(笑)どーしたの?』

    「だって、今すっごくモテる時期なんだろうなぁって思ってさ。」

    『なんだよそれ!今までモテてないみたいじゃん!』

    今度はいつもの明るい笑顔。俺に元気をくれる、俺が世界で一番好きな笑顔。
    かれこれ五年も続いている、完全な片思い。忘れようとすればする程忘れられないから、今はもう、自分の感情の赴くままに任せている。当分この気持ちは変わらなそうなんだけどな。

    『まぁあれだな。こんなに世話の焼けるお姉さんから頻繁に呼び出されるんじゃ、彼女なんか作れないですよ。』

    今度は柔らかい笑顔。
    でも一瞬、また寂しそうな顔をしたのを俺は見逃さなかった。

    『ふー。食った食ったぁ!じゃ、そろそろ帰るね。』

    「うん。」

    『そういえばさぁ…。』

    「うん?」

    『なんかあった?大丈夫?』

    「…うん。」

    力無く答える彼女。
    こんな時は、俺の想像よりずっと悩んだり、傷付いたりしているんだ。

    『話せば少しすっきりするかもよ?』

    本当は気付いていた。
    随分前から、薬指に指輪が無いこと。部屋から彼の面影が消えたこと。時折見せる、寂しげな表情。

    『やっぱいいや。話さなくていい。』

    目に涙を溜めた彼女が、俺を見つめる。

    『俺ね、最近携帯持ったまま寝ちゃってんの。』

    「どうして?」

    『あなたからの連絡待ってるのかもね、もしかしたら。』

    「和也…。」

    『あなたの我が儘に付き合えるのは俺くらいなんだからさ、もっとこき使ってよ。遠慮とかされたら、寂しいじゃん?』

    これが今の俺の精一杯。
    もう少しだけ勇気を出して、彼女の頭を撫でてみた。

    「ありがとう、和也。」

    『こちらこそ、ありがとう。』

    特別何がというわけじゃないけど、ありがとうって伝えたくなった。

    俺は、当分あなたの側を離れられそうにないよ。

  • No.4594 crescent

    10/11/05 23:12:11

    とってもお久しぶりです!!
    私の投稿したやつは全てshort storyなのですが智くんの続編リクエストして頂いたみたいなので続き書きたいと思います!リクエストして下さった方ありがとう御座います!

    これは新作です。


    ────────





    男は単純だから。
    その行為になんの意味もないって分かってても期待しちゃうんだよ。


    ────…


    『明日デートなんだ~。』

    体を揺らしながら俺の横で座ってるキミが浮かれた声で俺に言う。
    揺らした体の振動がソファーから伝わってきて。俺の気持ちはキミの気持ちとは反比例して沈んでいく…

    『…かず?聞いてる?』

    「あぁ、うん。」

    首をカクっと傾げた彼女の、まん丸な瞳が俺をじっと見つめていて俺は慌てて答えた。

    『翔くん、どんな服が好みかな?やっぱ清楚な感じ?』

    「そ、だね。」

    素っ気ない俺の返事に膨れている彼女を横目に小型ゲームの画面に視線を移した。

    数ヶ月前…翔くんにこいつを紹介したのは確かに俺で。
    紹介したっつーか翔くんと飲んでたら彼女が連絡してきて、暇なら一緒に飲もう!っつー軽いノリで合流したんだ。まさかこんな事になるなんてその時は予想もしていない。
    ましてやフリーのイケメンに
    俺の"密かに想いを寄せるヤツ"を紹介するもんじゃない。

    好きなヤツに【好き】の二文字を伝えられたらどんなに楽だろう。そのたった二文字が言えない俺も笑えるけど。


    俺は想いを伝えるより無条件でずっとそばにいられる友達を選んだんだ。今更後悔したって遅いのに…
    悔やんでも悔やみきれないとはまさにこのことで…後悔先に立たずとも言うな…。
    なんてどこか人事のような考えを思い浮かべていたらマリオはとっくにマグマに落ちていた。

    ゲームはリセットボタンを押せばまた最初から始められるから…俺とこいつの間にもリセットボタンがあればいいのに──…

    なんて考える俺は今、相当病んでるな。

    翔くんとこいつの仲がうまくいけばいいなんて思ってもいないし嘘でも口に出来ない。

    俺、そんなに人間出来てないからね…


    ────…


    『ねぇ~、あたしの話聞いてよー!』

    俺の片腕を両手でぶらぶら揺らしながら俺の肩に顎を置くキミはやっぱり可愛くて。
    そのままキスして抱きしめたい衝動に駆られてしまう──…




    男はさ。てか少なくとも俺は単純だから、
    その行為になんの意味もないって分かってても期待しちゃうんだよ。


    お願いだから、そんな無邪気に触れないで。

  • No.4593 +water

    10/11/03 00:45:29

    二宮さん


    『好きなら、さっさと気持ち伝えちゃえば?』
    後輩が、好きな子がいると相談してきた。

    「先輩、そう簡単に言えたら苦労しませんよ~。」
    『そうね。じゃぁ、そのままずっと片想いでいたら?』
    「先輩…。」
    『あはは。冗談だって、言ってみれば?いい感じならさ。』
    笑顔で伝票を渡してから、『じゃ。』と手を振って店を後にした。



    『あっ…。』
    向こうから歩いてくるのは、友達の女の子。
    捕まりたくないから、背中を向けようと思ったら…思いきり目があった。

    「あ、和也。」
    『あ、じゃぁね。』
    「ちょっと待ってよ!なんで、そんなに嫌そうな顔すんのよ!」
    『嫌じゃ、ないよ?』

    あーあ
    彼女は、「じゃぁ、いいよね。時間ある?」って俺の手を引っ張った。

    『時間ない。急いでる。』
    そう言えば良かったのにね。


    「ちょっと、お茶する?」
    『いや、いい。俺、今お茶飲んできたばっかりだもん。』
    「じゃぁ、うち来る?」
    『いや、いいや。なんか下心あるみたいで嫌じゃん。』
    「じゃぁ、そこの公園でいいや。ちょっと話そうよ。」

    そんなこんなで、公園のベンチで、近況報告なんかしてみたりした。

    「なんか、今日、冷たくない?」
    『寒い?上着貸してやろうか?』
    「そうじゃないよ。和也の態度。」
    『いつもと…変わんない、よ?』

    彼女は、「ふ~ん。」って不機嫌そうに睨み付けた。

    冷たい…か。
    なんでか知ってる?

    俺の頭の中、お前でいっぱいなんだ。
    昨日も、一昨日も、その前も、一週間前も、ずっと、ずーっとお前の事考えてた。
    今日は、何してるかなぁ?とか、元気かなぁ?とか…気がつくとお前でいっぱいでね。


    「和也?」
    『ん?』
    「次、いつ休み?」
    『う~ん…さぁね。』
    「忙しいんだ。」
    『まぁね、一応、今旬のアイドルですから。』
    「じゃぁさ、わかったら連絡してよ。」
    『なんで?』
    「なんでって…会いたいから。」

    そんな事言うなよ。
    気持ち、抑えられなくなるだろ…。

    『…俺は会いたくないや。』
    「そう……じゃぁ、いいや。」
    『俺じゃなくてさっ、アイツに会ってやってよ。』
    「会ったばっかりだよ?」
    『うん。会いたがってた。…言いたい事があるんだってさ。』

    彼女は首を傾げてた。『じゃ、気をつけて帰れよ。』俺は、彼女の顔を見ないで手を振って歩き出した。

    幸せになれよ。

    ポケットから携帯を取り出し、あの子の電話番号を消去した。

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  • No.4592 にのみぃ

    10/11/02 12:29:51

    ちょいエロ?なので、苦手な方はスルーしてください。
    イメージと違ったら、ごめんなさいm(__)m
    二宮さんです。



    いつも、突然やってくる和。

    今日も突然、うちに来た。

    「もぉ、メールくらいくれればいいのに。」

    「男には男のつきあいっつうもんがあるんです。
    いちいち、メールなんかしてられませーん。」

    しかも、今日はだいぶ飲んできたみたい…。

    「…そのパジャマ、始めて見たな。」

    「昨日、買ったんだ♪かわいいでしょ?」

    昨日買った、モコモコのパーカーに短パンのルームウェア。
    和の前で立って見せる。

    前に立って見せた瞬間、腕を引き寄せられた。

    「やべぇ、たまんない…」

    私の耳に触れそうな距離で、ささやく。

    「ちょ、ちょっと待って!」

    自分のドキドキが伝わってしまいそうで、彼から離れようとする。
    すると、息がかかりそうな距離で、まっすぐ見つめられる。

    「……待てない。」

    彼の手が頬を包みこみ、優しく、ゆっくりキスをする。
    キスをしながら、彼の手が背中から優しく素肌に触れてくる。
    思わず、吐息が漏れる…。

    「…その声、反則。」

    「和の手のほうが反則!」

    嬉しいのに、もっと触れてほしいのに、心とは裏腹な言葉が出てしまう。

    「わかった。じゃあ、もう触りません!」

    和はいたずらっ子みたいな目をしながら、両手をあげる。

    「…いじわるっ!」

    「ん~?じゃあ、どうしてほしいのかな?言ってごらん?」

    彼はいつも意地悪なことを言って、私の困った顔を見ては、楽しんでる。

    「…今度、相葉くんに、和がいじわるばかりするって相談しよっ!」

    「相談する相手、間違ってるわ(笑)」

    「そんなことないもん!相葉くんは誰かさんと違って優しいしぃ~♪」

    ちょっと皮肉を込めて、反撃する。

    「はい、はい。
    じゃあ、優しくしてあげますよ♪だから、こっちおいで。」


    そう言って、また腕を引き寄せられた。


    end

  • No.4591 にのにの

    10/11/01 19:55:31

    だいぶ遅くなってるけど、相葉くんの続きをとレスくれた方がいたので‥
    いつも通り長いです。しかもやっぱり相葉くんは難しいのでイメージと違ったらごめんなさい。
    -----
    >>4303後日談

    「ニノのばーかばーか!」
    「はあっ!?何よいきなり?」
    「八つ当たりだよばーか!!ごめんねばーか!!」
    「意っ味わかんねえー」

    中途半端に告白した感じになっちゃった、次の日。
    俺がしてるのは、楽屋のドアを開けて最初に目が合ったニノに完全な八つ当たり。ごめんニノ。
    あれから結局ふざけちゃって、ちゃんと好きだとか言えなかった。いつもと同じように「じゃあね」と笑った後ろ姿を、見送る事しか出来なかった。不甲斐ない。不甲斐なさすぎるぞ俺。
    ‥でも、あのこっぱずかしい発言のあとも笑顔で俺を見つめてた彼女の反応を考えれば、イケるはずなんだよな。

    「ねえニノー」
    「‥今度は何。」
    「あっちからはないのって、やっぱ待ってんのかな?」
    「‥相葉さん、主語とか色々足りなさすぎ。」
    「あーえっとね、えーっと」
    「や、いい。わかったから。まぁアレだね、告白は男からするもんって事っしょ。」
    「やっぱりそっか‥」
    「‥マジでわかってたの?今ので?すげえな、ニノ‥」

    あ、最後の呟きは後ろで新聞読んでた翔ちゃんね。
    そうか、やっぱり待ってるんだ。そうだよな。やっぱ男たるもの、キメる時はキメなきゃ。‥よーし。
    決意が鈍らないようすぐに携帯を取り出し、彼女の番号を押す。今ならちょうど昼休みのはずだ。‥やべ、ちょっと緊張してきた。
    機械音が5回位続いたあと、穏やかな女の子の声に切り替わる。当たり前だけど、俺よりだいぶ高い、好きな人の声。

    「あ、もしもし?今大丈夫だった?‥そう、よかった。うん、まだ楽屋。でさ、今日も食いにこない?‥うん。ちょっとさ、話したい事もあるんだ。」

    今夜はきっと、大丈夫。
    君に絶対、伝えるよ。




    end.

  • No.4590 続きです

    10/11/01 19:37:34

    >>4589
    『おっ、俺と…これから先もずっと、一緒にいていださい!!』

    思いきって彼女に言った

    びっくりして彼女の手から、俺の上着と、小さな包みが落ちた

    「えっ…ずっと、一緒にって…」

    彼女に近づくと、落ちた小さな包みを拾って開ける

    中から小さなダイヤの指輪を取り出すと

    『俺と結婚してください!!』

    彼女の目から涙がこぼれた

    「私で…いいの?」

    『おまえがいいの!』

    彼女の指に指輪をはめると、そっと抱きしめる

    『おまえと一緒だと俺、一生幸せだと思うんだよね~あ、もちろん、おまえの事も絶対幸せにするけど…』

    腕の中の彼女が微笑む…俺は抱きしめる腕に力を込めた

    『で、あっ…あのさ…返事は?』

    「えっ?」

    『プロポーズの返事!たぶんOKなんだよなぁ~って分かるんだけど………おまえ、いつも俺に言うじゃん…はっきり言えって…だから、やっぱりね…』

    彼女は腕の中で大笑いをすると、俺から離れて涙を拭いた

    「私、雅紀と一緒だと一生幸せだと思う!私も雅紀を絶対に幸せにするから…よろしくお願いします!!」

    少し涙目の目で俺を真っ直ぐに見て、笑顔で言った

    今まで俺が見た彼女の笑顔の中で、1番綺麗で幸せそうな笑顔

    彼女にキスをして抱きしめる

    『もう…取り消しは出来ないからね(笑)』

    「雅紀こそ…今のは嘘って言わないでよね(笑)」

    二人で笑い合うと、もう一度キスをした



    ー次の日ー

    俺が楽屋に入ると

    「どうだった?!」

    みんなが一斉に話かけてきた

    みんなの質問に笑顔で、両手Vサインを見せた

    「やったな~」

    潤くんは駆け寄ってくると、俺の頭を抱えて髪をクシャクシャにした

    「マジで不安だった…なんなら俺が相葉ちゃんの代わりに、プロポーズしてあげようかと思ってたよ(笑)」

    翔ちゃんも俺に抱き着いた

    「相葉さんの彼女…チャレンジャーだよね(笑)これに、人生預けるなんて…」

    ニノが笑顔で言った

    「おぉ~やったな!おめでとう!」

    リーダーのいつもの笑顔

    「で、俺達のアドバイスどうだった?」

    『う~ん…ムード作りは無理だった…タイミングも微妙かな…』

    『ニノの考え過ぎるなは、まあまあで…1番役立ったのは、リーダーの頑張れと笑顔かな(笑)』

    俺はリーダーに駆け寄ると、抱き着いた

    『俺、一生リーダーについて行くからね!!』

    終わり

  • No.4589 相葉ちゃん イメージ違ったらすいません

    10/11/01 16:27:26

    「さっきから何?こっちチラチラ見てない?」

    『べっ…別に!』

    慌てて視線をそらす

    「いつも言ってるでしょう?言いたい事あるならはっきりしてって!!」

    こいつはいつもそう…はっきり、キッパリ羨ましい位、男らしい

    彼女に男らしいって変だけど…優柔不断な俺からしたら、本当に羨ましい

    でもね、優柔不断な俺だけど、決めたんだ

    こいつにプロポーズしようって…

    『…だから、何でも無いって!』

    「変な雅紀…いつも変だけど、今日は特に変(笑)」

    『ひでぇ~いつも変って』

    はぁ…こんなムードじゃ、プロポーズなんて出来ないよ…てか、どのタイミングで言えばいいんだろう…



    今日の仕事終わりの楽屋で、メンバーに相談した…彼女にプロポーズしたいって

    メンバーみんな喜んでくれて……あ、ニノは俺が結婚なんて不安だ~って言ってたっけ(笑)

    潤くんに、ムード考えてからプロポーズしろよって言われた

    翔ちゃんは、タイミングが大切だからねって言ってた

    どうせ相葉さんなんだから、いろいろ考え過ぎない!考え過ぎるといつも失敗するんだから…ってニノが笑ってた

    どうせ俺だからって…酷いよね(笑)

    リーダーは………とにかく頑張れ!って言ってた(笑)



    はぁ…俺との結婚なんて嫌だって、考えた事も無いって言われたらどうしょう…
    彼女いつも俺の事、頼りない、もっとしっかりしてって言ってるしな…もしかしたら、これが原因で別れるって事に…

    ニノの考え過ぎるなって言葉と、リーダーの頑張れって言葉が頭に浮かんだ

    彼女をチラッと見ると、目が合って…慌てて視線をそらす

    「雅紀、いい加減に……あ、もう!脱いだ上着はかけてって、いつも言ってるでしょう!!」

    彼女は立ち上がると、ソファーに脱ぎ捨ててある、俺の上着を手に取った

    『ご、ごめんなさい…』

    やっぱり、プロポーズなんて出来ないかも…

    「ん?何これ?」

    あぁーー!!そ、それは…彼女の手には、上着のポケットから落ちた小さな包み

    「これ雅紀の?」

    リーダーの頑張れって言葉が、頭の中で駆け巡る

    翔ちゃん…このタイミングで、だっ、大丈夫だよね??

    潤くんごめん!ムード作れませんでした…

    ニノ、もうこれ以上は何も考えないようにします!

    また、リーダーの頑張れって言葉と、あのふにゃってした笑顔が浮かんで、緊張が少し緩んだ…

    続きます

  • No.4588 ku-lu

    10/11/01 00:50:59

    櫻井サンで。



    「男は胃袋を掴め。」

    とは、よく言ったものですが…果たして女の人のはどこを掴めばいいのですか?




    「ご飯出来たよ~。」
    キッチンから彼女が叫んでる。

    待ってました!!
    パソコンを閉じ、今日のご飯は何かなと考える。彼女が作るご飯は何でも美味しいんだよね。久々に彼女の手料理が食べられると思ったら心弾む。俺、完全に胃袋掴まれてるよな。

    「あれ?一人分しかないじゃん。」

    テーブルの上には俺一人分のご飯しかない。
    今日はゆっくりしていけるって言ってたのに、何故だ?

    彼女は申し訳なさそうに口を開いた。
    「ごめんね。さっき急に会社から電話あって…。後輩がちょっとやらかしたみたい…。」

    はぁ、そういう事かぁ。
    久々に二人の休みが合った貴重な時間なのに…。

    「せっかく、二人分作ったんだけどなぁ…。あっ、足りなかったら私の分冷蔵庫に入れてあるから、あっためて食べてね。」

    彼女は早口でそう言うと、鞄を持って玄関へ急いだ。
    俺もお見送りする為に後を追う。
    「ねぇ、じゃーさ、仕事片付いたらまた来てよ。明日は休みなんでしょ?」
    「うーん。遅くなるかもしれないけど良い?」
    靴を履きながら彼女は答えた。
    「もちろん良いに決まってんじゃん。」
    「分かった、ありがとう。寝てても良いからね。」
    俺は優しくキスをする。
    「いってきます。」
    「いってらっしゃい。」


    あーあ、行ってしまった…。
    暇だな、何しよう?
    取りあえず、ご飯食べるか。
    いやっ、彼女が帰ってくるまで待ってようかな。
    それより、「美味しかったよ」って伝える方が喜んでくれるかな?「待ってた」って言ったら逆に気遣わせそうだしな。
    …うーん、考えても分からない!!
    取りあえず、お腹空いたしご飯食べよう!!



    テーブルの上には彼女が作った温かい料理が並んでいる。
    こんな俺でも一目で分かる、栄養バランスの整った愛情たっぷりのご飯。
    日頃、弁当や外食が多い俺には、本当にありがたいものだ。
    俺は完全に胃袋掴まれてるけど、俺は彼女のどこを掴んでいるのだろうか?



    …そうだッ!!



    携帯電話を取り出し、電話をかける。
    相手は…。



    『はいは~い。今ちょっと忙しいんですけど。』
    「ねぇ、ニノ!?俺!!俺!!俺だけど!!何か俺にでも出来る簡単でヘルシーな夜食の作り方教えて!!」



    疲れて帰って来るであろう彼女の為に夜食を作ってみよう。
    そして、彼女の胃袋がっつり掴んでやろう。
    料理…苦手だけどね。

    おわり

  • No.4587 ハル

    10/10/31 21:26:50

    ニノ

    俺って器用な方だと思ってた、自分では。仕事もプライベートも恋も。でも、この人に関してはその考えが崩れてしまう。自分が空回りしてしまうようで、上手く自分が出せない。

    現に目の前にこの人がいるといつもの感じでいられない。体の中がフワフワするような、ソワソワするような。

    『…宮君、二宮君』

    「…はいっ?」

    『大丈夫?さっきからおかしいけど』

    「あ…大丈夫…です」

    『具合悪い?熱あるとか?』

    その言葉と一緒に細く長い指が俺の前髪に軽く触れる。

    「だっ、大丈夫ですっ!!」

    自分でも驚く程の大きな声と、立ち上がった時の椅子の派手な音に、俺の前にあった手が引っ込む。

    『大丈夫なら…いいけど』

    若干不審な俺の動きに、眉をひそめ視線を元に戻す。


    大丈夫なんかじゃない。
    どうしてこの人の前だとこうなっちゃうんだろう。

    カウンターに顔を乗せる。少しひんやりとした温度を頬で感じながら目を閉じる。

    『大丈夫?』

    そんな声を聞きながら俺は小さな声で答える。

    「大丈夫…なんかじゃねぇって…」


    これが恋だと気づくのは

    あなたの声が恋しくなった時。


    おわり

  • No.4586 大ちゃん 彼女目線

    10/10/31 16:00:49

    >>4585

    智って本当に分かりやすい(笑)

    この前もお気に入りのパンツをはいて、上半身裸で声をかけるからすぐに分かった。

    だって智はそのパンツに黒いシャツを合わせるのが、近頃お決まりの服装

    その前もそう…

    オフの前日、鼻歌を歌いながら釣り雑誌を見ていた智

    その後で嬉しいそうに声をかけられたら、釣りに行くんだって誰だって分かるのに(笑)

    私が「釣りに行くんでしょう?」って言ったら、智びっくりした顔してた(笑)

    少し前に、テレビで生姜焼き定食を食べている人を見て『あー!食いて~』ってつぶやいていたから、お腹すいてる事も、生姜焼きが食べたい事も分かった(笑)

    まっ、本人は無意識につぶやいてたみたいだから、気が付いてないかもだけどね(笑)



    何で私が考えてる事、分かるか教えてもいいんだけど…もったいない(笑)

    智のびっくりした顔かわいいし、その後の、ふにゃってした照れた笑顔が好き

    だから、ついつい先回りして言っちゃうんだよね~



    でもね…この前はびっくりしたんだよね~

    照れ屋な智がいきなり抱きしめたから…

    まっ、肝心な言葉は言えなかったみたいだけど、そこが智らしい(笑)

    抱きしめた智の体温が少し高いのと、心臓のドキドキした音で、緊張と真剣な気持ちが分かった

    一生懸命に言葉にしようとしている智が、とても愛おしかった

    本当は、最後までちゃんと言うのを待とうと思ったんだけど…

    いっぱいいっぱいで困ってる智が可哀相なのと(笑)私の好きなふにゃっとした、照れた笑顔が見たくて「私も智と気持ち一緒だよ」って言っちゃた



    でもね、智も少し気が付いて欲しい

    何で私が智の気持ちが分かるかって事に…

    確かに智は分かりやすい

    でもね…それだけじゃないんだよねぇ~

    どれだけ私が智の事を見ているか、考えてるかって事…結局は、どれだけ私が智の事、好きかって事なんだけどね///

    少しは気が付いているかな…///

    ふっふっ(笑)智じゃ無理かな

    ま、仕方ないから…ゆっくり少しづつ、智に愛を伝えていこうかな

    いつかは智も気が付くはず!てか、気が付いてね(笑)


    終わり

  • No.4585 大ちゃん

    10/10/31 13:31:29

    おいらの彼女って凄い

    エスパーかっ?!って位、おいらの事を分かってしまう



    『あのさ~』
    「あっ、黒いシャツなら洗濯中だよ~今日は違うの着てね」
    『おっ…おう』

    その前もそうだった

    『あのさ~明日ね…』
    「釣り行くんでしょう?」
    『おっ…おう』
    「何時出発?お弁当は?」
    『にっ、2時…お弁当いる…』



    いつも、こんな感じ

    なんで分かるんだろう??

    おいらなんて、彼女が怒ってる時ですら、よく理由が分から時があるのに…(苦笑)

    別に彼女のそんな所、嫌いじゃない…むしろ居心地いいって言うか、助かってるって感じもある

    どちらかといえば、おいらは口数は少ないし、言葉にするのも苦手

    そんなおいら事をよく分かってくれて、いつも笑顔で側にいてくれる彼女の事が、す、好き…むちゃくちゃ大好きなんだけど…///

    「智?どうしたの?顔、赤いよ」

    『べっ…別に///』

    「へんな智(笑)」

    良かった~今回はおいらの気持ちばれてない(笑)

    べっ…別に彼女なんだから、好きって気持ちはばれてもいいんだよな………いや、ばれて伝わった方がいいのか?(笑)

    でもさ~たまに思うんだよね…彼女をびっくりさせたい!って………あっ、そうだ



    『ね~あのさ』
    「何?お腹すいた?」

    あっ、確かに…今、おいら腹減ってる(笑)

    彼女を抱きしめる

    「えっ///ちょっと、智どうしたの?」

    ふっふっ…びっくりしてる(笑)

    『おいら何考えてるか、いつもみたいに当ててみて』

    「ちょっと智///何?」

    いつもと違い、おいらの腕の中で真っ赤な顔で照れてる彼女って…すげーかわいい///

    『あのさ、おいらね…おまえの事…すっ//す…///』

    やばい…恥ずかしくなってきた///

    あ~!なんで肝心な時に…

    しばらくすると腕の中の彼女が、くすっと小さく笑った

    「私もね…私も智と気持ち一緒だよ///」
    びっくりして彼女から離れた

    『…わっ、分かったの?おいらの気持ち///』

    びっくりしているおいらを見て、真っ赤な顔の彼女が頷く

    やっぱり…彼女は凄いや(笑)

    『あっ…あのさ』
    「お腹すいてるんでしょう(笑)何、食べたい?」

    『…何でも///』

    「じゃ~生姜焼きにする?」

    『おっ…おう』

    何で…おいらの食べたい物、分かったんだろう?

    やっぱり…エスパーだ(笑)


    後ほど彼女目線で書きます

  • No.4584 実花

    10/10/31 02:25:57

    大野くん


    -----------------------
    いつもはオイラの方が先に寝ちゃうんだけど、今日は彼女が寝付くのを見届けた。
    オイラのパジャマの端をキュッと握って、子供みたいな可愛い寝顔。

    ツンツン。ほっぺをつついても反応なし。ぐっすりだな。
    ムニッ。ほっぺを軽くつねる。

    「ん…」

    ヤバイ!

    ……セーフ。
    なんかオイラも眠くなってきたな。

    彼女の前髪を軽くかき上げて、おでこにキスをする。

    『おやすみ』

    「…うーん………智…?」

    『うん、おやすみ』

    「起きてたの?」

    『ううん、寝てたよ』

    半分夢の中にいる彼女の頭の下に、腕を滑り込ませる。
    オイラの背中に手を回して、またすやすや寝息をたて始める彼女。

    ちょっとだけ力を込めて、彼女を抱きしめた。

    『好きだぞ』

    彼女の温もりに包まれて、いつの間にかオイラも眠りについた。

  • No.4583 匿名

    10/10/31 00:36:42

    駄作ですが…
    しかも長いです


    にの




    彼と結婚して1年…
    今日は久々に彼のオフ


    せっかくの休みなのに…
    話したい事があるのに…

    彼は私の膝枕に寝転びゲームばかり…


    「ねぇ…いつまでゲームやるの?」
    『う~ん…今いいとこ ちょっと待って』
    さっきからこればかり


    少し口を尖らせ返事もしないでいると彼はチラッと私を見てゲームをやめソファーに座り
    『こっちおいで』
    なんて言いながら手招きしてる

    彼の隣りにちょこんと座ると後ろから優しく抱きしめられ彼は突然話し始めた。

    『なぁ&#x{11:F944};&#x{11:F944};聞いてくれる?』

    「なに??」

    『……俺たち一緒になってもう1年じゃん…』

    「そうだね。」

    『そろそろさぁ……子供とか…考えてみない?』


    「急にどうしたの?和也がそんな事言うなんて珍しい」

    『あっいやぁ…何となく?そろそろかなぁってね…。
    別にお前が嫌なら無理にとは言わないからさ……』


    嫌なわけないじゃん///…でもたまには私だって彼に意地悪しちゃうんだ

    「う~ん…今はいいかなぁ……」

    だって・・・
    だって…/////

    『えっ……あっそう…
    ふ~ん……
    まだ…いらないか……』

    いつもドSな彼が動揺してて何だか今日だけは彼に勝った気分になれた笑

    「嘘だよ~ 和也動揺し過ぎ笑」


    お腹に手をあて
    「パパ変だね~ 早く会いたいならそう言えばいいのにね~^^」
    なんて言ってみた。

    『ん!?・・・
    えぇ―――っ!!!

    もうそこにいるの??』


    「うん ンフフッ^^」


    彼は凄くビックリした顔をして私から離れたかと思うと
    『触ってみてもいい?』
    と優しく私のお腹に触れニコッと微笑んだ

    『やったぁ~!! めっちゃ嬉しい!!涙』

    と少し目を潤ませ喜ぶ彼が可愛くていつもは彼からばかりだけど初めて私からキスをした

    『&#x{11:F944};&#x{11:F944};…ありがと。
    愛してる……
    …これから3人で幸せになろうな…』

    深く長いキスをした……

  • No.4582 ハル

    10/10/29 19:55:17

    >>4570
    >>4576

    翔君


    声が弾むってこんな事を言うんだな…なんて、携帯の向こうの彼女の声を聞いて思う。
    行きたい美術館があると、彼女は休みを使ってここから遠くの場所に1人で出掛けて行った。

    電話の向こうの声はとても明るくて、言葉が跳ねているかのようだ。そんな彼女の話を聞けば一緒に行けなかった俺も、その場にいたかのような感覚になる。

    『でもさ、女の子の一人旅って今でもチヤホヤされちゃうんだよ。可愛いねって地元の人に言われたりさ』

    「お前、お世辞って言葉知ってる?」

    『もうさ、居心地が良すぎて帰りたくないとも思っちゃうわけ』

    「だったら、そっちの美術館に展示してもらえよ」

    ミロのビーナスみたいに展示してもらえ。

    『そしたらさ、素晴らしい作品があるって話題になって、みんな押し掛けちゃうね』

    「いーや、誰も行かないよ」

    何で?
    少し怒り口調の彼女の声。

    「俺が毎日貸し切るから」

    『…』

    「黙るなよ…言ってる俺が恥ずかしいわ」

    『聞いてる私も恥ずかしい』



    本当は思ってるんだよ、可愛いって。

    初めて本屋で見かけた時。初めて声をかけた時。初めて2人で光の柱を見た時も。

    俺は初めて彼女に会った時から思ってた。


    帰ってきたら言ってみようかな…お前が一番可愛いって。



    「早く帰って来いって。お前に会いたいよ」


    おわり

  • No.4581 続きです

    10/10/28 23:57:08

    >>4579

    『俺が起きるまでって言ったでしょう?もう、時間切れ~!』

    テレビの電源を切っると、ニヤッと笑ってあいつに近づく

    『ゲーム進んでないからキスね(笑)』

    「まっ…待って!もう少し…本なかなか見つからなくて30分位探してたの!だからその分、ロスタイムって事でゲームやらせて!」

    ロスタイムって(笑)てか、こいつ30分も探し回ってたの?!

    『ね~そんなに俺とキスすの嫌?』

    「ちっ、違う!嫌じゃない…むしろしたい!キスして欲しい!!」

    はっ!として、自分の言葉に恥ずかしくなって、あいつが真っ赤になった

    俺もあいつの言葉に少し赤くなった

    (笑)キスして欲しいんだ///

    「キ…キスは…したいの///でもね…やっぱり…言葉が……言葉が欲しいの…」

    真っ赤になって俯きながら、ゆっくりとあいつが話す

    こいつ…なんでこんなかわいい事、言っちゃうの?!反則でしょう?……そんな顔で、そんな事言うのは…

    あ~もう、無理、無理!俺の負け~

    俺はポケットに手を突っ込んで、中の物を出すと、あいつの前に置いた

    「へっ…?これは?」

    『おまえ暇なんだからさ~俺がいなくてもここに来て、ゲームすればいいじゃない?///』

    「えっ…あの…」

    『あ~!だ・か・ら、この鍵おまえにやるって言ってるの!この鍵で部屋に入っていいって事///』

    あいつの目から涙がこぼれた

    俺は彼女を抱きしめる

    『う~ん…とりあえず、次の俺のオフまでにゲームクリア出来たら、おまえの質問に答えてやるよ…………あ、俺しばらくオフ無いんだった…(笑)』

    俺の腕の中であいつが小さく笑う

    「私こんなの貰って、そんな事言われたら…毎日来ちゃうよ?(笑)」

    『いいんじゃないの?(笑)なんなら、お泊りセット持って来れば?(笑)』

    「ふっふっ…お泊りセットって(笑)」

    『あっ、来た時はご飯作ってね!出来れば…洗濯とか掃除とか…』

    「あははっ…やっぱり私、お世話係なのね(笑)」

    『なんなら、一生俺のお世話係やる?』

    「いいよ(笑)我が儘で意地悪な和のお世話係なんて、私にしか勤まらないからね(笑)」

    あ~俺、やっぱりこいつの事が好き!

    抱きしめる腕に力が入る

    『ね~お泊りセットはないけど、今日お泊りしない?』

    腕の中のあいつが真っ赤になって、小さく頷いた


    終わり

  • No.4580 にのにの

    10/10/28 21:09:25

    久しぶりに、智くんで。
    いつもの事ですが長くてすみません。イメージと違ったらごめんなさい。
    -----

    「珍しいね、うちで呑もう、なんて。」
    「ん~‥‥うん‥」

    キッチンでおつまみの用意をしながら、リビングにいるはずの智くんに声をかけた。
    友人になって、もう何年経つだろう。それでも、彼がこうして家に来たのはまだ数えられる回数しかない。

    「はいお待たせ‥って、ちょっと、誘っといて呑む気なし?」
    お盆にグラスとおつまみを乗せリビングに戻ると、一人暮らし用の小さなこたつに腕までもすっぽり入った智くんが、机の上に顎を乗せたまま既に夢の中。

    ‥疲れてるんだろうな。
    その伏せた瞳を見つめ、長年隠し続けている恋心がすこしざわついた。
    眠りを妨げないようお盆を置き、私は静かに彼の左側の温もりに手足を差し入れる。
    ふ、と息をついた瞬間、「‥やっぱこたつ最高~‥日本人で良かったあ‥」いきなり智くんが目を開けた。

    「わっ、びっくりした。ごめん、起こしちゃった?」
    「ん~ん‥半分起きてたから平気~‥」
    「まだ半分寝てるでしょ?」
    「ん~‥あったけえ‥」

    ――――ぽす。

    「えっ‥‥?」

    智くんの頭が。
    こたつ布団越しだけど、私の膝の上に、落ちてきた。身体までも私の方に寄せて、その体勢を確保している。

    つ、つまりこれって
    ひひひひひざまく

    「ちょっ、智く」
    「‥‥あ~、気持ちいい‥‥」
    「あの、もしもし?まさか、呑まずに酔ってるとか?」
    「‥ここ。」
    「はいっ?」
    「おいらの場所にしていい?」

    まっすぐな瞳と、視線がぶつかる。
    ‥胸がつまって、うまく声が出せなくなった。
    智くんは先程と違ったやわらかい微笑みを浮かべ、答えを待っている。だけどどうにも声が出なくて、情けなくも頷く事しか出来ない。

    「‥よかった。なんかね、すっげえ好きみたい、あんたのこと。」
    智くんはいつものように、ふにゃ、っと眉をさげて笑う。

    「‥私も、好きだよ。ずっと前から、好きだったよ。」
    「‥うん。」
    やっとこぼれ落ちた私の言葉に、智くんは静かに微笑んだ。

    その愛しい人に触れたくて、そっと髪を撫でてみる。すると彼は、そのまま気持ちよさそうに瞼を伏せた。
    「しあわせだねぇ~‥」なんて、小さく呟きながら。



    end

  • No.4579 ニノ&お世話係の彼女続きです

    10/10/28 19:54:13

    目線はニノ

    目が覚めてびっくりして時計を見る

    まっ、マジで?!俺、寝ちゃってた?!それも…3時間……

    慌てて起き上がると、リビングへ行った

    あれ…?あいつがいない

    もしかして…帰った?

    『あーー!マジかよ』

    頭を抱えてしゃがみ込む

    本当は20、30分したらリビングへ行って、ゲームに苦戦しているあいつにキスするつもりだった

    で、あいつを後ろから抱きかかえるようにして、一緒にコントローラーを持ってゲームを進ませて…進んだ所であいつの質問に答えるはずだったのに…

    『くそっ、なんで寝ちゃったんだよ…それも3時間も…』

    確かに近頃忙しくて、あんまり寝てなかったし、疲れてもいたけどさぁ…ベットに横になったからって寝ちゃうなんて…

    今日を逃したら、またしばらく忙しくて、あいつと一緒にいられる時間なんて無いのに…何やってるんだよ俺は!!

    あ~やっぱ、怒ってるよな…

    いきなり電話で呼び出して、飯作らせたりさせたくせに、3時間もほっといて寝られちゃ~怒らない訳ないよな…

    ため息をつくと携帯を手に取った

    とりあえず謝って、あいつに会わないと…

    携帯を開いてあいつに電話をかけようとしていると、かすかに玄関の開く音が聞こえた

    パタパタと足音が近づいてきて、リビングの扉が開くと、息をきらした赤い顔のあいつが入ってきた

    「キャッ!びっ、びっくりした~起きてたんだ」

    『俺こそびっくりした!!おまえ、何処行ってたんだよ!』

    あいつはニコニコしながら、持っている袋から本を取り出して俺に渡した

    『…攻略本?』

    「うん!あんまりにも進まないから、買いに行っちゃった…なかなか売ってなくて、本屋三軒も回っちゃった~」

    『あははっ…おまえ、必死過ぎ!やばっ、我慢出来ない(爆笑)普通、攻略本探し回るか?(笑)』

    息がきれる位必死になって、ゲーム進めるために攻略本探すなんて…こいつのする事って…本当、俺のツボ(笑)なんで、いちいちやる事が、こんなにかわいいんだろう…

    大笑いして涙目になっている俺を、真っ赤な顔の彼女が睨む

    「そ、そんなに笑わなくたっていいじゃん///」

    あっ、怒った顔もかわいい(笑)

    「返してよね!!」

    あいつは俺の手から本を取ると、テレビの前に座ってコントローラーを手にした


    続きます

  • No.4578 櫻井翔

    10/10/28 07:22:52

    のトピですか?

  • No.4577 続きです

    10/10/27 22:43:12

    >>4575

    『これからも…友達としてでいいから、よろしくな』

    寂しそうな笑顔で翔が言った

    「まっ、待って!」

    布団から出ようとする翔の腕を、俯きながら掴んだ

    「今さらなんだけど…好き…翔の事が好きなの…ずっと、ずっと好きだったの…」

    恥ずかしくて、泣きたい…でも、ここでちゃんと言わないと…ちゃんと気持ちを伝えないと……

    『知ってる(笑)あ~でも、マジで嬉しいー!!』

    えっ!びっくりして顔を上げると…キスをされた

    『おまえって酔っ払うと俺の事好きとか、私の事好き?って聞くくせに、次の日には全く覚えてないし…』


    『昨日なんか一緒に風呂入ろうとか言うし、部屋に着いたらお風呂入るって服は脱ぐし…俺が慌てておまえにシャツ着せたんだぞ』

    わっ…私って…恥ずかしい…

    『おまえ分かる?好きな女を目の前にして、手が出せない俺の気持ちが…本当、生き地獄だから(笑)』

    「…ご、ごめん…なさい///」

    『ちょっとムカついたから(笑)意地悪しちゃいました…こうでもしないと、おまえ好きって言わなそうだしさ~』

    「だって…ふられたらと思ったから、言えなかった…」

    『あのさ~おまえと飯に行く時って、いつも二人きりじゃん!好きでもない女と二人で飯なんて行く訳ないじゃん!!』

    「そんなの分かんないもん!!翔だって…翔だって何も言っくれなじゃない…」

    『言う前におまえが酔うからだろう!』

    「だって…翔と二人だと緊張して…つい飲み過ぎちゃうの///」

    『わかったから、とりあえず風呂入るぞ!』

    へっ?風呂って…このタイミングでお風呂?

    『おまえが言ったんだからな、一緒に風呂入ろうって(笑)』

    『昨日までは手出せなかったけど、今日からは彼女だから遠慮なく手出させて頂きますから(笑)』

    えっ、ちょっと…爽やかな笑顔で何言ってんの?!

    翔がびっくりしている私の顔を覗き込む

    『嫌?』

    ちょっと…子犬みたいな目で見ないでよ!!

    「いや…じゃないけど…」

    翔は嬉しそうに笑うと、布団から出ようと…

    「まっ、待って!ズボン…ズボン!」

    『(笑)期待に添えなくて悪いんだけど…』

    翔が布団から出た

    『ごめんね、真っ裸じゃなくて(笑)』

    あっ、ハーパンはいてる///

    『まっ、俺もおまえもすぐ脱ぐけどな(笑)』

    翔は私を抱きかかえて、浴室へと歩きだした

    終わり

  • No.4576 ハル

    10/10/27 22:04:25

    >>4570

    翔君


    初めて来た美術館は場所柄に合わず、沢山の木々の中にあった。
    あの本は結局買う事が出来ず、そして彼に会う事もなかった。それでもあのページの場所に入り込みたくて、今その前に立っている。

    本で見るよりも滑らかな曲線を描く白い壁は大きく、それと同じぐらい高い天井が曲線を引き立てている。

    目を閉じる。

    平日お昼前の美術館。
    人はいなく、耳を澄ませば白い壁に溶けそうなぐらい静か。このまま、ずっとここに…

    『白い曲線と計算された自然光の柱が最高?』

    そうそう。
    どこかから聞こえてくる声に頷き…また我に返る。

    私の右隣に少し距離を置き、真っ直ぐ前を向いた横顔は、あの時本屋で合った時とは別人のよう。

    「あ…」

    『あの本、買った?』

    「いえ…」

    『良かった』

    櫻井さんは持っていた鞄からあの本を出した。

    『俺、読んだからどうぞ』

    あんなに重たい本を片手で持っている腕は、グレーの上着に隠れている。

    「…からかってるんですか?」

    私の言葉に目を大きくして驚き、そして体の力を抜くように笑い出す。

    『貸します。読み終わったら返してください』

    はい、どうぞ。
    何故だか分からないけれど、その言葉に素直に手を出した。

    その時。

    そこの明かりがスッと消えて暗闇が広がった。

    光の柱が一本。
    また一本。

    天井から床まで伸びる光の柱が次々と現れ、暗闇だったこの場所がまたさっきの静寂の空気を取り戻す。

    この間30秒。

    『知ってましたか?この光、ランダムなんだって』

    毎日決まった時間になる訳ではなくて、運が良ければ見られる作品なんだって。

    天井を見上げながら櫻井さんが教えてくれた。

    『俺達、ついてるのかな』



    あの本の傍にお互いのお気に入りの本が並ぶのは

    それからずっと後の事。

  • No.4575 翔ちゃんと酔っ払い彼女のその後…

    10/10/27 20:11:01

    彼女目線です

    窓から差し込む光りで目を覚した

    …うん?…誰か…誰か隣に…いる??

    ぼんやりとしている私の目に、隣で寝ている人の綺麗な顔が見えた
    本当に…綺麗………えっ、しょ…翔?翔だよね///

    びっくりして飛び起きた

    えっ、何で?!何で翔と一緒に寝ているの!!それに翔って…

    チラッと横で寝ている翔をみた

    翔って…は、裸だよね///

    慌てて自分を確認して、シャツを着ている事にホッとする…あっ、でもこのシャツって誰の?私、いつ着替えたの??

    寝起きの頭をフル回転して考える

    バーゲンからの帰り道で、翔から連絡もらって一緒にご飯を食べた

    飲み過ぎて酔っ払って、翔におんぶしてもらった様な…頭を抱えて考えるけど、よく思い出せない

    前にも酔っ払って翔の所に泊まった事があるから、ここが翔の部屋だという事は分かる
    でも、その時は翔はソファーで私はベットで寝てた

    なんで…なんで…今日は一緒にベットなの?!
    なんで…なんで…翔は裸なの??

    またチラッと横の翔を見ると………笑顔の翔と目が合った

    「えっ…あっ…おっ、おはよう///」

    『おまえ、さっきから何してるの?(笑)』

    「へっ?翔って…いつから起きてたの?」

    『おまえが自分のシャツ見て、ホッとしてる辺りかなぁ(笑)てか、おまえ何か期待しちゃった?(笑)』

    「お、起きてたなら…声かけてよ///」

    真っ赤になって俯く私

    『おまえってさー昨日の事、何にも覚えてない訳?』

    「えっ…一緒にご飯食べて、飲み過ぎて…翔におんぶしてもらった…よね」

    『だから、その後!』

    「その後…って、私何かしたの?」

    翔は上半身を起こすと、ため息をついた
    「えっ!何?…ねぇ?私、何したの??」

    『俺がお前に好きだって言ったの覚えてる?』

    えっ…翔が…私を好き///…え、でも…なんにも覚えてない…

    私は真っ赤になって、頭を横にふる

    「ごめん、覚えてなくて。でも、私もね…私もずっと…」
    『まっ、ふられるとは思わなかったけどな…』

    ふられる…って?私が、翔をふった…の……

    『覚えてないの?おまえが言ったんだぜ…俺の事は友達以上には思えないって…』

    なんで?!なんで私、そんな事言ったの??

    ずっと好きだったのに!
    ずっと、ずっと翔からの言葉を期待して待っていたのに…


    続きます

  • No.4574 +water

    10/10/27 17:00:18

    櫻井さんです。


    あーあ。やっぱ無理だった。
    今日こそ言おうと思ったのに。

    俺たちは、友達と言うには濃いし、恋人まで行かないし、なんとも中途半端な関係だった。

    あっちはどうだか知らないけど…
    オレは間違いなく好きだ。
    でも…
    なかなか言えないんだよなぁ。タイミングが合わないって言うか…何て言うか…

    「今日は家で呑まない?」
    なんて彼女が言ってきた。
    『え、いいけど。お前ん家で?』

    彼女はニコッと笑って「翔くん家に決まってるでしょ!」と俺の背中を押した。

    頭の中で、何を何処に退かしてスペースを確保しようか…なんて考えていた。


    あー、結構呑んだなぁ。
    気付けばビールの空き缶がたくさん転がっている。

    「翔くん、言っていい?」
    『なにを?』
    「…好き。」

    顔が、かぁーっと熱くなった。酒のせいじゃない。
    彼女は、俺を見て笑った。

    便乗なんて情けねぇけど…

    『なぁ…俺も言いそびれてたんだけどさぁ。』

    酔いが回っているのか、テーブルの上に顔を乗せて、グデッとしている彼女は…
    すやすやと眠っていた…

    ガックリと肩を落とし、暫く彼女の寝顔を見つめていた。

    かわいいな…
    と思いながら、寝ている彼女に呟いた。

    『あなたが、スキです。』

    なんだかスッとした。彼女は寝ているけど。


    翌朝

    『おはよー。』
    とリビングへ行くと、彼女が朝食を用意してくれていた。

    あー、手料理なんて久しぶりだなぁ。手作りの朝飯なんて、何年振りなんだろう。
    考えていたら、鼻の奥がツンとして危うく泣くところだった。

    「ごめんね、寝ちゃって。」
    『いや、いいよ。気にすんなよ。』

    彼女は、「気を付けます。」と呟いた。


    俺が、仕事に行く準備をしていると「あの…」と、何故か申し訳なさそうな彼女が俺の肩を叩いた。
    『ん?』
    「あの…痕が…ついてます。」
    『へ?』

    彼女が、俺の首筋を指でさすもんだから、ネクタイを締める手を止めた。

    『なんの?』
    「えっと…き、キス…マーク…。」

    きすまーく?訳がわからなかった。
    そのまま鏡で確認すると、赤い痕が…

    『あー、お前どうすんだよ!』
    「…絆創膏、あるよ?」
    『ばか。あるよじゃねーよ!』
    「ごめんなさい。でも…お揃い。」

    自分の首筋を指さす彼女。見れば、赤くくっきりした痕がついていた。

    『お揃いなら…いっか。』

    昨夜、二人に何があったのか、思い出したのは昼過ぎの事だった。

  • No.4573

    10/10/27 15:28:14

    松潤で。


    『みんな変わってないなぁ~』

    コーヒーカップを両手で持ちテーブルに無造作に並べた写真を見て彼女が微笑む。仕事の都合で同窓会に参加出来なかった彼女に写真でも見にくれば?と誘った。

    「そーいえば…あいつお前に会いたがってたよ」

    『あいつって?』

    「お前が大好きだった人」

    まん丸な目で俺を見つめていたかと思えば、俺がそう言った途端不自然に目線を外した。そんな彼女を見て胸が痛む。

    「やっぱ初恋って忘れられないもんなの?」

    そんなの自分が一番知ってるくせに…
    なに聞いてんだ俺は

    『そうかもね。実っても実らなくてもずっと忘れられない特別な人かも』

    そう言って照れくさそうに笑う彼女は悔しいほど綺麗だ。

    俺もだよ。
    ずっと忘れる事のできない特別なお前。


    彼女が帰った後、まだ写真が並べられたテーブルの上で携帯が震えた。
    さっきまで居た彼女からのメール。
    その内容にびっくりしつつも緩む口元を抑えることができない。

    昔誰かが言ってたっけ
    「初恋は実らない」って。

    でも、案外そうでもなさそうだ。


    ―彼女目線――

    ♪~♪~♪

    コートのポケットで携帯が震えた。
    あまりにも潤が鈍感すぎるから勢いで送ってしまったけど、やめとけばよかった…
    そんな事を思いながらポケットから携帯を取り出した。

    【ばーか、鈍感なのはお前も一緒。俺も好きだったよずっと。
    そしてこれからも】

  • No.4572 ku-lu

    10/10/27 12:27:29

    >>4571

    続きです。






    …ぷっ。
    突然、彼女が吹き出した。かと思うと、大きな口を開けて笑い出しやがった!!

    へっ!?何事!?

    「…ごめんね、潤クン。嘘なの。」

    どういう事!?

    「最近さぁ、お互いに忙しくて相手の事思いやれてない気がして…。DVD見てたら、一芝居打ってやろうって思い付いちゃった。」

    何だよ、それー!!

    「アタシ結構、演技上手じゃない?女優目指そうかな!?」

    あっけらかんと、ものを言う彼女と状況が飲み込めない俺。

    「本当、ごめんね?DVD見てたら、潤クンのファンになった時の事とか憧れの潤クンと付き合い始めた時の事とか思い出して…何か色々あるけど、潤クンの側にいれる事が幸せって再確認出来たの。だから…」

    あー、もう黙れ!!
    俺は彼女の唇を塞いだ。

    本当、こいつ変わってるわ。
    そんな奴にハマってる俺が一番変わってるかもな。でも…意外と悪くない。





    ニヤッと笑った彼女が尋ねてきた。

    「ねー、モモ何食べたい?」
    「うーんとね、オムライス!!」
    …このテンションで合ってるよね?


    おわり

  • No.4571 ku-lu

    10/10/27 12:02:50

    乗り遅れた感満載ですが…松本サンです。





    「モモ~!!」

    玄関を開けると、そう言いながら彼女は抱きついてきた。
    はぁ、今回はモモか…。前回は確か…伴ちゃん。チョイスが絶妙すぎるッ…。

    「ただいまッ。俺がいなくて寂しかった!?ねー、寂しかった!?」
    確か…こんな感じのテンションだったはず。ってか何年前だよ、モモって!!

    チュッ。
    と彼女にドラマでしていた様な軽いキスをしてあげる。

    彼氏である俺が言うのも変な話なんだが、彼女は…変わった人だと思う。
    こんな風に突然、俺の事を役名で呼んだりする。
    まー、彼女がそういう事をする時は決まって何かに悩んでいる時だし、それも年に2回位程度だから、なるべく俺も付き合うようにしている。
    普段、滅多に弱音を吐かない人だから尚更だ。これで彼女のストレスが発散されるなら…。

    「…んで、今日は何があったの?」

    ソファーに座って彼女を自分の所に手招きしながら聞いてみた。
    彼女は俺の横に体育座りをして小さくなりながら、本当に小さい声で呟いた。
    「…何でもない。」

    何でもない訳が無いだろ!?
    ソファーの前にある机には、俺が出てたドラマのDVDとティッシュが散乱して、おまけにこいつの目は真っ赤。
    このドラマが一番のお気に入りらしい。これから俺のファンになったって。…でも、さすがにこのドラマでそこまで泣かないだろう。
    経験上、自分からは何も言わない分、こっちから聞いてやると素直に話してくれるんだけどなぁ。話してくれないのは余程の事なんだろう。

    今回は仕事関係でも友人関係でも無いな。きっと俺が関係してるな。

    「俺、何かした?」

    この質問、する方も結構キツいぞ。
    仕事が忙しくてあまり構ってやれないし、たまの休みもデートらしいデートもしてやれない。俺の立場上、こいつは俺が彼氏って親にも友達にも言ってないみたいだし、結婚なんて夢のまた夢だし…。
    せめても…と思って同棲してるけど、お互いに忙しくてすれ違う事が増えてきたし。
    …思い当たる節がありすぎる。

    「…潤クンは何もしてないよ…。」
    絞り出すような声で彼女は答えた。
    「アタシが弱いだけなんだよ…。」

    「うん、それで?」
    こんな時は、なるべく自然に聞くしかない。
    「…あのね…」
    口を開いた彼女には、明らかに俺への遠慮があった。

    痩せたなぁ、こいつ。
    何か、久しぶりにちゃんとこいつの顔を見た気がする…、ごめんな。



    続きます(>_<。)

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