嵐(妄想・小説) へのコメント(No.3863

  • No.3858 あんま

    SH3F

    10/09/08 14:18:57

    >>3857

    楽屋に着くと潤くんが一人で雑誌を見ていた
    『おっ、ニノおはよ~』
    『おはよ』
    俺は潤くんの隣に座ると、鞄からゲームを出した
    『あっ、ニノそう言えば今日の最後の仕事、キャンセルになったから』
    『マジで~ラッキー。じゃ~早く帰れるじゃん』
    俺はゲームをしながら答えた
    『何?彼女でも待ってるの?』
    潤くんがニャッと笑ってつつく
    『えっ居ないよ~昨日の夜泊まって、朝帰った。友達と遊ぶんだって~』
    『なぁ~ニノ大丈夫?』
    潤くんがマジな声を聞くから、ゲームから目を離した
    『えっ…何が?』
    『彼女と上手くいってるかって事だよ』
    潤くんは真面目な顔になっていた
    『何で?大丈夫だよ、ケンカなんてしてないし…上手くいってるよ…潤くんどうしたの?』
    『うん…この前ニノ彼女とここで待ち合わせして事あったじゃん~』
    確か二週間位前だった…仕事が早く終わる予定だったから、彼女と二人で久しぶりに外でご飯食べようってなったんだったけ…
    『結局ちょっと長引いちゃったじゃん』
    そう、結局2時間仕事が押しちゃて、彼女を楽屋で待たせてたんだ
    『ニノは仕事終わってもスタッフの人とゲームの話で盛り上がちゃってさぁ~』 そうそう、スタッフの一人が超オタクでゲームの事いろいろ知ってて、この後ゲームについて語ります?なんなら朝までゲームしちゃいます?ってなったんだ
    『俺が楽屋に入ったらニノの彼女一人で待っててさぁ~ニノは廊下でスタッフのヤツと話してて…彼女に待ちくたびれた?待つのも大変だよね?ニノ呼ぶ?って聞いたんだ…』
    俺は二週間前の事を思い出しながら、潤くんの話を聞いていた
    『そしたら彼女…大丈夫…いつもの事だら仕方ないよって笑ってさ~』
    【仕方ない】はいつもの彼女の口癖…
    『なんか…笑った彼女の笑顔が寂しそうでさぁ~まっ、上手くいってるならいいや!俺の勘違いって言うか、考え過ぎかもしれないしさ』
    確か…結局俺は彼女との約束をやぶって、スタッフの人と遊んじゃったんだっけ…彼女に『今日のご飯行くの中止ね』って伝えると『和くんまた~もう仕方ないんだからぁ~』ってフッと笑ってた
    『大丈夫だよ…彼女はいつもそうなんだから。仕方ないとかしょうがないが口癖でさぁ~』
    俺は笑顔で潤くんの肩を叩くと、胸の隅で感じたモヤモヤを
    気が付かないふりをして、またゲームを再開した

    また続きます
    多分、続きは夜になると思います

  • No.3863 あんま

    SH3F

    10/09/08 21:04:25

    >>3858
    続きです

    『あれ~和じゃない?』
    仕事が終わり、家の前でマネージャーの車を降りると、声をかけられた
    いきなり声をかけられて、びっくりしてに振り向くと
    『あぁー!!やっぱり和だぁ!久しぶり』
    親しげに近づくて来る女の子…誰だっけ???
    『え~覚えてないの?ショック…』
    『ごめん…誰だっけ?』
    『前に一緒にゲームしたじゃ~ん!〇〇さん家でさぁ~徹夜でゲーム大会したじゃん~』
    一生懸命に記憶をたどる…
    あぁ~確かにこんな感じ子居たかも…でも、和って呼ばれ程親しかったけ…??
    『思い出した?』
    考え込んでいる俺の顔を覗き込む
    『あっ…うん、うん』
    とりあえず、愛想笑い
    『よかった~あの時また一緒にゲームしたいねって言ってたのに、和全然来ないしさぁ~あっ、和って今、時間ある?』
    『えっ…あっ…うん』
    『じゃ~一緒にゲームしようよ。ちょうど今、予約していたゲーム取って来た所なんだ』
    鞄からゲームを取り出した
    『ね~いいでしょう~今日発売のヤツだよ』
    あっ、気になっていたヤツだ…
    『ね~和の家ってこの近く?』
    『あ…うん…このマンション』
    『じゃ~行こう』
    俺は彼女に引っ張られる様にマンションに入っ行った
    『楽しみだね』
    つい…笑顔で無邪気にはしゃぐこの子を、かわいいと思ってしまった
    おとなしく、控え目な彼女とまた違う魅力…
    『そうだね…』
    別に夜中まで仕事だって嘘を言った訳じゃない…急にキャンセルになったんだし、それにゲームするだけだし…
    『そう…友達と部屋でゲームをするだけ…』
    自分に言い聞かせるように小さく呟くと、彼女を俺の部屋に招き入れた

    続く

コメント

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返信コメント

  • No.3864 あんま

    SH3F

    10/09/08 21:52:48

    >>3863
    続きです

    『あぁ~死んじゃった…もう一回やっちゃお~と』
    『え~今度は俺だって~』
    趣味が合うこの子との時間は、思ったより楽しかった
    二人でゲームを取り合いながらじゃれつく…
    ふと、目が合う…
    沈黙の後…気がつくとキスをしていた

    …ガチャ…
    その時、玄関で鍵を開ける音がした
    はっと我にかえって、慌て離れると玄関へ行った…

    『和くん帰ってたんだ~近く通ったら洗濯物干しっぱなしなのが見えたからさぁ~』
    彼女だった…
    『あれっ?お客さん?』
    玄関にある靴を見付けて、彼女が尋ねた
    『あっ、うん、友達とゲームして』
    『和~誰か来たの?』
    ひょっこり顔を出した…
    ヤバイッ?!
    慌てる俺の横で彼女はペコッとお辞儀をして
    『すいません妹です。近くを通っので来ちゃいました~お邪魔しちゃ悪いので、帰りますね』
    そう言うと外に飛び出して行った



    『ちょっと待ってよ!待っててば!』
    マンションの入口の所で彼女の腕を掴んだ
    『誤解だって!友達だよ友達!ゲームしてただけ』
    彼女を俺の方に向けた…彼女は泣いていなかった
    『和くん、口紅ついてるよ』
    彼女が俺の唇を指で拭った
    慌てて自分の手の甲で唇を拭った
    『しょうがないなぁ…和くん嘘へたなんだから』
    彼女がフッと笑う
    寂しいそうな、消えそうな笑顔
    『口紅なんてついてないよ…』
    『えっ』
    『仕方ないよ…恋愛なんてこんなもん。どちらかが覚めれば終わり…大丈夫だよいつかは終わりが来るって解っていたから…和くんと私では住む世界が違う…大丈夫~覚悟出来てたから…』
    俺は何も言え無かった
    『ほら~部屋に帰えらないと…和くん帽子も眼鏡もないんだから~嵐だってばれちゃうよ』
    また彼女がフッと笑った
    目には涙が溢れていた
    『じゃ~ね和くん、バイバイ』
    彼女は俺の頬に軽くキスすると、走って行ってしまった

    まだ、続きます

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