ななな
子育てをしながら5月の司法試験に初挑戦した主婦が、見事に難関を突破した。
昨年まで岩沼市に住み、東北学院大法科大学院(仙台市)で学んだ東京都北区の小塚由紀子さん(39)。支えてくれた家族や友人らへの感謝を胸に刻み、依頼者の心に寄り添える弁護士を目指す。
小塚さんは東京農工大農学部卒業後、メーカーに就職。2001年に結婚して家庭に入った。翌年、夫(44)の転勤で岩沼に移り住み、03年に長女が誕生した。主婦になっても、「社会 と接点を持ちたい」との思いが強かったという。 弁護士を目指したのは、法科大学院受験者向けの適性試験実施を報じる新聞記事を見たのがきっかけ。前の職場は研究が中心で、「今度は人と向き合う仕事がしてみたい」と04年春に進学した。1歳になった長女は岩沼市内で預かり保育をしてもらった。
大学院の講義では、複数の結論もあり得る難解な法解釈に戸惑ったという。
「科学は一つの答えを導き出すが、法律はそうとは限らない。カルチャーショックでした」と小塚さん。
帰宅すると母親としてフル回転し、長女をあやしながら家事をこなした。勉強に集中できるのは深夜。睡眠時間を削って六法全書や参考書と向かい合った。
励みは周囲の協力だったという。夫は疲れていることを気遣い、朝食の準備を手伝ってくれた。演習の発表資料をまとめてくれたクラスメートもいた。
小塚さんは「あきらめないで夢に向かって努力することが大切。自分の選んだ道を信じて進んでほしい」と語り掛けた。
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