- なんでも
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思い出すことを避けていましたが…
あえて、書いてみようと思います。
転勤で東京から名取市へ引っ越して
ちょうど2週間ちょい過ぎたくらいで、9日かな?一度大きな揺れがあって。
11日は朝、仙台ナンバーの新車の納車日でした。ディーラーさんが帰り、ヤマトさんが来ていて、私は用事で空港の郵便局に行くところでした。姪に贈り物をに作ってました。ポカポカと暖かい陽射しだったのが印象的でした。
その後は雪に変わりましたが…。
物凄い揺れで一階に降りて、閖上の火災の煙が凄くて焦って。同時期に越して来た方々と、
防災サイレンも鳴らないし、避難場所もわからないし、で…とにかく、近隣の赤ちゃん達のミルクを作るのに、水やお湯を下に運ぶにも揺れが激しくて、そうこうしてるうちに、電柱に登りだした男性の方が、空港に水が入って来た!津波だ!と叫んで。
私達は、何を言ってるのか理解できなくて、
裏の大通りを見たときでした…真っ黒い泥水と燃えてる火と、赤いランドセル…
気づいたときには、2階の更に上のロフトに飛ばされてました…下半身から下は水没で寒くて冷たくて…(T_T)翌々日の夕方だったかと思います。自衛隊の方に助けていただけたけど行き場が無くて一箇所に居たのですが…足は血だらけだし寒いし冷たいし。寝てる人に寝たらダメ、って言ったんだけど、皆さん、亡くなられていました。暫く御遺体に寄り添うように自分もそこにいました。気が狂いそうでした。自分も死ぬんだと思いました…荷作りに使っていたマジックがビショビショのエプロンのポケットにありました。濡れてはいたけど指にインクが付いたので、最期の時に身元がわかるように、腕、足に、私は身体に名前を書きました…
このくらいにしておきます(T_T)- 23
18/10/18 18:53:06