高校生3人を少年院送致=飲酒の友人放置死―横浜家裁

横浜市の河川敷で昨年12月､酒を飲んだ友人に暴行を加えて放置し水死させたとして､暴行と保護責任者遺棄致死の非行内容で家裁送致された17～18歳の男子高校生3人について､横浜家裁(小池喜彦裁判長)は23日､第1種少年院送致の決定をした｡
今月1日施行の改正少年院法で､従来の初等と中等少年院が統合され第1種少年院となった｡少年法は､16歳以上の少年が故意の犯罪行為で被害者を死亡させた場合は原則検察官送致(逆送)と規定しているが､小池裁判長は｢人格の未熟性が強く影響している｡刑事処分より施設に収容して矯正教育を施すことが必要｣と判断した｡