妄想族会議開催中。 へのコメント(No.192

  • No.192 豚キム部長

    KDDI-SN34

    06/10/31 08:30:39

    嘘…何で?こんなことがあるなんて信じられない…。さっきまで、涙と悟への怒りで気付かなかったけど…。
    ボーッと立ち尽くしていたのだろう。
    「おぃ、遥?どうかしたのか?大丈夫か?」
    驚いた様子で珍しく優しく私の肩を掴んだ。
    「えっ、えぇ、ホントにごめんなさい。直ぐに片付けるわね。ヤダッ、義兄さんのスーツにまで…。」
    「ホントに大丈夫?俺のことは気にしないでいいから。」
    健太郎さんに覗き込まれ動揺を隠せない。
    「遥、寝室で少し横になってろよ。」
    悟はそう言うと、私の肩を抱きながら寝室へ向かった。
    「じゃ、気分が良くなるまでゆっくり休めよ。」
    「うん。ゴメン。ありがとう…。」
    久しぶりの、悟の優しい言葉が少し嬉しかったが、今の私はそれ以上の思いでイッパイだった。

    …健太郎さん…。まさか、義兄さんが…。
    でも紛れもない事実。あれは確かに、あの時、憧れてときめいて恋心を抱いてた相手。叶わなかった初恋のあの人…。妄想先輩だわ…。
    あの頃の甘く切ない記憶が蘇る。まさか、悟の、夫のお兄さんだったなんて…。
    もう二度と逢えることのないと思ってた、初恋の相手、妄想先輩とこんな形で逢うことになるなんて夢にも思わなかった。少し嬉しい反面、“義兄”という存在に戸惑った。
    今更、何ドキドキしてるんだろ…ただの初恋の…片思いの相手なのに。私ったらバ カね…。

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