抱きなさい　子を／浜　文子

抱きしめなさい 子を
育児書を閉じ 子育てセミナーを欠席し
抱きしめなさい 子を
誰にも遠慮せず あなたの子を しっかりと抱きしめなさい

抱きしめなさい 子を
母の膝が 子どもの愁いの
すべてを除く その時代に
いつか母の膝は
子の悲しみに近づけない日がやって来る
やがて母の手が
子の涙を拭いてやれない日が訪れる

きっと来る　その日
子が涙を拭う手に
柔らかな記憶の手が重なるように
痛む子の心が
温かな思い出の膝に包まれるように
母よ 抱きしめなさい 子を
もう何もしてやれない日のために
抱きしめる手が 子の未来に届くよう
幾度も　幾度も 抱きしめなさい
母たちよ
やがて別れる者として
あなたの子を しっかり胸に 抱きなさい


長い上に読みづらくてごめんなさい。

>>1139
涙が溢れでました。

>>1139

いいね

私が出産前に繰り返し読んでた本です。

長文すみません。



おとうさん、おかあさん、あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。

あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、わたしは地上におりる決心をしました。
きっと、わたしの人生を豊かなものにしてくれるてと感じたからです。

汚れない世界から地上におりるのは、勇気がいります。
地上での生活に不安をおぼえ、引き返した友もいます。
夫婦の契りに不安をおぼえ、引き返した友もいます。
拒絶され、泣く泣く帰ってきた友もいます。

あなたのあたたかいふところに抱かれ、今、わたしは幸せを感じています。

おとうさん、わたしを受け入れた日のことを、あなたはもう思い出せないでしょうか？

いたわり合い、求め合い、結び合った日のことを。
永遠に続くと思われるほどの愛の強さで、わたしをいざなった日のことを。
新しい｢いのち｣のいぶきを、あなたがフッと予感した日のことを。
そうです、あの日、わたしがあなたを選びました。

おかあさん、わたしを知った日のことをおぼえていますか？

あなたは戸惑いました。
あなたは不安に襲われました。
そしてあなは、わたしを受け入れてくださいました。

あなたの一瞬の心のうつろいを、わたしはよーくおぼえています。
つわりのつらさの中でわたしに思いをむけて、自らを励ましたことを、わたしをうとましく思い、もういらないとつぶやいたことを、わたしの重さに耐えかねて、自分を情けないと責めたことを、わたしはよーくおぼえています。
おかあさん、あなたとわたしはひとつです。

あなたが笑い喜ぶときに、わたしは幸せに満たされます。あなたが怒り悲しむときに、わたしは不安に襲われます。
あなたが憩いくつろぐときに、わたしは眠りに誘われます。
あなたの思いはわたしの思い、あなたとわたしは、ひとつです。

おかあさん、わたしのためのあなたの努力を、わたしは決して忘れません。
お酒をやめ、タバコを避け、好きなコーヒーも減らしましたね。
たくさん食べたい誘惑と、本当によく戦いましたね。
わたしのために散歩し、地上のすばらしさを教えてくれましたね。
すべての努力はわたしのため。あなたを誇りに思います。

おかあさん、あなたの期待の大きさに、ちょっぴり不安を感じます。
初めての日に、わたしはどのように迎えられるのでしょうか？
わたしの顔はあなたをがっかりさせるでしょうか？
わたしの身体はあなたに軽蔑されるでしょうか？
わたしの性格にあなたはため息をつくでしょうか？

わたしのすべては、神様とあなたたちからのプレゼント。わたしはこころよき受け入れました。
きっとこんなわたしが、いちばん愛されると信じたから。

おかあさん、あなたにまみえる日はまもなくです。
その日を思うと、わたしは喜びに満たされます。

わたしいっしょに、お産をしましょう。
わたしがあなたを励まします。
あなたの意志で回ります。
あなたのイメージでおりてきます。
わたしはあなたをこよなく愛し、信頼しています。

おとうさん、あなたに抱かれる日はまもなくです。
その日を思うと、わたしは胸高鳴ります。

わたしたちといっしょに、お産をしましょう。
あなたのやさしい声が、わたしたちに安らぎを与えてくれます。
あなたの力強い声が、わたしたちに力を与えてくれます。
あなたのあたたかいまなざしが、わたしたちに励ましを与えてくれます。
わたしたちはあなたをこよなく愛し、信頼しています。

おとうさん、おかあさん、あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。

あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、わたしは地上におりる決心をしました。
きっと、わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。
おとうさん、おかあさん、今、わたしは思っています。
わたしの選びは正しかった、と。

わたしがあなたたちを選びました。





以上、長々とすみませんでした(*^_^*)

>>1142
人を選ぶ本ね。。(泣)

>>895

他にも、心に残る言葉の数々がこれだけ積み重なって、私にとって大事なトピです。

皆さんありがとうございます。

>>1142

鮫島先生、いい先生ですよね

>>1139

すごく心に響きました！最近は体調不良で吐いたりして、あまりかまってあげられてなかったな…
明日からたくさん抱きしめてあげよう！

>>1139
子と別れる日が来る事を考えると悲しすぎる。
しっかり抱きしめてあげよう。母親の温もりが強く生きていく糧になるように。

>>1129

私もそう捉えました。

もっと読みたいので
上げます。

>>895
ずーっとこう思い込んでいて社会に出て違うなと思いだし、最近ようやくわかった。
ばかな私…ずーっと思い込んでいたせいかまた思ってしまう。

>>1139
涙が止まらない…

>>1142
持ってるけど。
一人目普通に産まれた時は感動したけど、二人目流産してからは見たくない本になった…。




たしかに人を選ぶ本。読んで辛くなる人もいるはず

>>1151
なるほど…

あげました

>>895
中学か高校で習った。
今改めて読むとぐっとくるな…

あげます

上げてくれた方ありがとうございます!!

あげ

土と草/金子みすず


かあさん知らぬ

草の子を、

なん千万の

草の子を、

土はひとりで

育てます。


草があおあお
　　　　　　
しげったら、
　　　　　　
土はかくれて
　　　　　　
しまうのに

>>1139 心にズシンときた。
子供に対して、冷たく傷つく言葉を言ってた私。まだまだ小さい我が子なのにね…。
もぉ、必死になるのはやめて、ちゃんと子供の支えになれるように、あたたかく見守っていきたい。

>>1118
なんかドキッとした。

>>1083
これ、おじいちゃんと孫の情景が目に浮かぶね(*^_^*)

>>1118
好き。
泣いたらこれを思い出す。

いいトピだね。
ブクマした。

>>1139
読んで感動して、涙が出た。
もう１回って思って読み直してたら、横で寝てるわが子が寝っ屁した…私の方に向けて…。。

涙が止まった。

>>1164
ちょw
止まらないで涙(笑)

どのような道を
どのように歩くとも
いのちいっぱいに
いきてればいいぞ

あげ

>>1139
涙出てきた。

>>1139

涙出てきた

毎日2叱ってばかりで毎日2苛々して子に優しく出来ない

変われるかな

>>1169
そう思えてるなら、もう少しずつ変わってきてるんじゃないかな。

>>1118
好きだ

『子育て四訓』は山口県下に住む教育者のＡ氏が長年の教育経験を踏まえてまとめたものです。

一、乳児はしっかり
　　　　肌を離すな
一、幼児は肌を離せ
　　　　手を離すな
一、少年は手を離せ
　　　　目を離すな
一、青年は目を離せ
　　　　心を離すな

乳児はしっかり…胎児期の母子はへその緒で繋がり羊水の中で守られている。それが出生によって赤ちゃんは外界にさらされ不安になる。その心の安定を保つためにもしっかり肌と肌を触れ合わせる事が大切！サルの子育てで言うと「抱いてちょうだい」の時期。
母親の胸は子宮の延長であり、しっかり抱かれる事によって赤ちゃんは「守られている」「可愛がられている」と無意識のうちに感じ信頼し安心する！

幼児は肌を離せ…幼児は乳離れをするが、一気に離すのではなく常に親がそばにいる事で「心配しなくても良いよ」と言う安心感を与える事が大切。サルの子育てで言えば「下ろしてちょうだい」の時期。
周囲への関心や色んなものに目が向いていき、自立させるための第一段階。自立に目覚める幼児期は完全な保護から社会に向いて一歩踏み出す時期！

少年は手を離せ…友達との付き合いによって社会性が育つ時なので、ここではしっかり手を離して活動範囲を広げてやる。
ただし、色んな危険があるので目を離してはいけない。サルの子育てで言えば「一人にしてちょうだい」と言う時期。
親に反抗したり、問題行動に走ったり苦しい思いをするかもしれない。しかしそれは成長の過程である。親として逃げずに子供と向き合い、共に成長する事を心掛ける！

青年は目を離せ…青年期になると完全に自立していくために、自分なりの生き甲斐、進路を歩んでいく時期であるが、気持ちの上では心を離してはいけない。

・子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはならない！
子育ては四訓の言葉だけで言い尽くせるものではないが、自分の子育てを振り返る、あるいは自信を持つヒントにしてほしい！
と、日本時事評論と言う新聞に書かれています！

>>242
ｵﾓｼﾛｲな～笑

>>938
やばい号泣(T^T)
本当だね…。元気に産まれてきてくれたことだけであんなに嬉しかったのにいつの間にかあれやれこれやれって言ってばかりだ

読んでると、どれも心に染みる…

最近叱ってばかりだな。今日はいっぱい抱っこしよう、上の子を…。

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい

立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

>>1139涙止まらん
最近下の子が可愛くて、ちゃんと向き合えてない気がする。気持ち切り替えよう。

>>1172
怒ってるの？

子育て四訓ていう指摘なら、最初の方からあるけどさ。

ｴﾘﾅちゃんは､小さい頃から､お母さんに絵本を読んでもらうのが大好きだった。
毎日､お母さんのひざに、ちょこんと座って､家庭劇場の､はじまり、はじまり。

｢むかしむかし…｣。お母さんの優しい声がする。

いつもの｢早く｣｢早くしなさい｣の声とは違う声。優しい声｡

テレビと違って､わたしのためだけに話してくれている声｡聞きながら､きれいな絵が動く｡アニメじゃなくても、お話を聞きながらだと､絵は生き生きと動くのだ｡

動くにつれて､小さなアパートの部屋が宮殿になったり､大草原になったりする。そして､お母さんの甘い匂い。柔らかな腕。
｢絵本を読んでもらうのは､なんて､うれしい事だろう！わたしの耳も目も鼻も､全身が幸せ！｣

ｴﾘﾅちゃんのお母さんは､読み終わるといつも｢面白かった？｣とは聞かない｡
｢面白かったねぇ！｣と言って、本当にうれしそうに笑う。

ｴﾘﾅちゃんは､お母さんが読むのを楽しんでいることがうれしい。
お母さんと同じものに感動して､気持ちが一つになることがうれしい。

そんな幸せを与えてくれる｢本｣という奇跡が大好きだ。

ます。

>>1151

感動しなかった。作品として素人だし無粋。完成度が低すぎる。響くものもない。素人の日記かと。

>>1142綺麗事を大人が勝手に並べたって感じ

いい話し聞きたかったのに指摘ばかりで読む気なくしましたp(´⌒｀q)

真に受けず気休みで読みたかったのにな‥。

>>1142
もうすぐ出産だからかな。

>>1142 私もそれは嫌い。

>>1183
感じ方はひとそれぞれだもんね。

自分に響く言葉がこの中から見つかればいいよね♪

涙が出たわ。
今悩んでるからかな…。でも頑張ろうと思えた。
ありがとう！

あげ