• No.1 ナガラミ

    26/07/01 18:41:12

    ■家族の一体性保てるか

     そうなれば、戦後、象徴天皇として常に国民に寄り添い、国民から敬愛を受けてきた現在の天皇家の系統から、皇統は約600年前の室町時代に分かれた旧宮家の系統に移ることになる。日本の歴史にとって重大な転機といえる。

     また改正案は、女性皇族の夫と子については皇族とせず、一般人のままとしている。与野党協議では夫と子の身分について折り合えず、「総意」でも曖昧だった。

     夫と子が一般人であれば、家族内で、女性皇族には姓がないのに対し、夫と子には姓があるということになる。いびつな制度だと言わざるを得ない。

     与党は、家族の一体性が大事だとして夫婦別姓問題については、家族は同じ姓であるべきだと主張している。女性皇族の一家の一体性はどうでもよいというのか。

     しかも、結婚した女性皇族は自治体に住民登録されて一般市民のようになる一方で、選挙権は与えられず、戸籍もないまま、単に公務を務めるためだけの皇族という位置づけとなる。

     女性皇族に結婚後も身分を維持し、公務を担ってもらうことには意義がある。より皇室制度を安定させるには、一代限りとせず、「女性宮家」として家族一体で皇族とすることが筋だろう。

    続く

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