• No.1 傘持った?今日雨降るよー!

    26/04/19 14:52:20

    ■認識ギャップの顕在化

     ブルーカラーの現場に目を向けると、これまでの常識を覆すような事実がいくつも浮かび上がってくる。

     まず驚かされるのは、現場で働く人々のうち、大学卒以上の学歴を持つ層が42.0%にものぼっていることだ。ブルーカラーには高度な知識など必要ない、といった古い見方はもはや通用しない。現場の実態は、そうした固定観念のずっと先を行っている。

     ホワイトカラーからこの世界へ足を踏み入れた人が20.4%に達している点も、見逃せない変化だろう。(略)

     さらに興味深いのは、AIに取って代わられにくい安心感を理由に挙げる人が6.5%存在し、特に20代でその傾向が強いことだ。デジタル空間での事務作業が自動化されていくからこそ、変わり続ける道路状況や届け先での細かな要望に応える現場の判断力が、むしろ希少な能力として見直されている。

     ブルーカラーに対する社会の認識は、実際の現場で起きている地殻変動に、まだ追いついていない。データが映し出すのは、そんな世間のイメージとの間に生じている、鮮明な隔たりである。(略)

     現場が高度な技能を要する場へと、その中身を変えている点も見逃せない。手に職がつくという理由が13.7%あり、自分の腕が生かせると感じる人が25.3%に達している事実は、この流れを裏付けている。求められる技能は、デジタルツールを使いこなし、法令で定められた厳しい時間枠の中で運行をやり遂げる管理能力が求められているのだ。AIには到底処理できない、現場の不規則な事態に対応する判断力。それが新しい専門性として認められ始めている。(略)

     一方で、待遇の改善が足踏みをすれば、人材の流入は止まってしまうだろう。給与の低さに不満を持つ30.7%や、体力の限界を訴える23.1%の声を放っておくわけにはいかない。働く前に描いていた期待に対し、38.1%が悪い意味でのギャップを感じている。この現状を改められなければ、せっかく参入した人材もまた離れていくだけだ。

    続く

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