自衛隊の銃でクマ駆除するのは困難…「米軍の特殊部隊が3人1組で向かってもクマには勝てない」

匿名

砥石

25/11/07 04:39:20

そもそも自衛隊の「89式5・56mm小銃」でクマを駆除するのは至難のワザ…専門家は「アメリカ軍の特殊部隊が3人1組で立ち向かってもクマには勝てない」と断言

2025年11月06日

 鈴木知事は「クマ問題が長期化し、現場は疲弊している。県内のマンパワーや資源では対応できない」と訴え、自衛隊の出動を要請した。担当記者が言う。

「ニュースを見た人の中には『自衛隊がクマを駆除する』と誤解した人もいると思います。しかし鈴木知事も小泉防衛相も“武力行使”までは考えていないようです。あくまでも実際の駆除は地元の猟友会が行い、自衛隊は“後方支援”に回ると見られています。具体的にはワナを設置しての巡回や、付近住民の安全確保、クマ目撃情報の対応と集約という任務になるでしょう」

 これに反対する声も決して少なくない。例えば元航空幕僚長の田母神俊雄氏はXに《銃を使っての駆除は行わないということだ。それならなぜ自衛隊が派遣されるのか》、《自衛隊の行動を縛るべきでない》と投稿している。

 だが軍事ジャーナリストは「あまりクマの能力を過小評価しないほうがいいと思います」と警鐘を鳴らす。

「『ヒグマは巨大で凶暴だが、ツキノワグマは小型で臆病』というイメージもあるようですが、これは全く事実に反しています。ツキノワグマでも体長が180センチに達し、体重も100キロを超える個体はいます。さらにツキノワグマは時速50キロという非常に早いスピードでの移動が可能です」

next>>1■特殊部隊の隊員でもクマに負ける

コメント

ニックネーム

必須

全角20文字以内

画像投稿時にOpen AIを使用して投稿の可否を判断しています

コメントを書く

  • No.3 砥石

    25/11/07 04:42:49

    ■ハンターのほうが能力は上

    「自衛隊の特殊部隊であるレンジャーの隊員にツキノワグマの駆除を命じても、クマに対しては89式5・56mm小銃から完全被甲弾を放つしかありません。これでは致命傷を与えられないでしょう。もちろん何発かは命中するでしょうが、弾が貫通してしまう重大なリスクがあります。結果は“手負いのクマ”を生み出す可能性が高く、凶暴化したクマがレンジャー隊員に向かってきたら最悪の事態が想定されます」(同・軍事ジャーナリスト)

     重要なのは「どんなに優秀な自衛隊員であっても、訓練されていないことはできない」ということだという。

    「レンジャー隊員に散弾銃を持たせ、猟友会の皆さんと行動を共にしても何の役にも立ちません。むしろ足手まといになります。ハンターは長年の訓練と経験を積んでクマの駆除を行えるようになったわけで、いくら屈強で優秀な自衛隊員であったとしても一朝一夕でクマの駆除ができるはずもありません。長期的な計画で『自衛隊もハンターを育成する』というならまだしも、『自衛隊員が今、クマの駆除を行えばいい』という意見はクマの“腕力”を過小評価しているだけでなく、ハンターの皆さんにも失礼なことを言っていると自覚するべきでしょう」

     それでは自衛隊にとってクマの駆除は不可能なのかと言えば、それも違うという。第3回【重機関銃や攻撃ヘリを使えば「自衛隊にもクマの駆除は可能だが…」 専門家が「発砲が許可される可能性は“ほぼゼロ”」と断じる理由】では、クマを自衛隊が本気で攻撃できない理由などについて詳細に報じている──。

    デイリー新潮編集部

    https://www.dailyshincho.jp/article/2025/11060601/

1件~1件 ( 全1件)

*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。