• No.3 砥石

    25/11/07 04:42:49

    ■ハンターのほうが能力は上

    「自衛隊の特殊部隊であるレンジャーの隊員にツキノワグマの駆除を命じても、クマに対しては89式5・56mm小銃から完全被甲弾を放つしかありません。これでは致命傷を与えられないでしょう。もちろん何発かは命中するでしょうが、弾が貫通してしまう重大なリスクがあります。結果は“手負いのクマ”を生み出す可能性が高く、凶暴化したクマがレンジャー隊員に向かってきたら最悪の事態が想定されます」(同・軍事ジャーナリスト)

     重要なのは「どんなに優秀な自衛隊員であっても、訓練されていないことはできない」ということだという。

    「レンジャー隊員に散弾銃を持たせ、猟友会の皆さんと行動を共にしても何の役にも立ちません。むしろ足手まといになります。ハンターは長年の訓練と経験を積んでクマの駆除を行えるようになったわけで、いくら屈強で優秀な自衛隊員であったとしても一朝一夕でクマの駆除ができるはずもありません。長期的な計画で『自衛隊もハンターを育成する』というならまだしも、『自衛隊員が今、クマの駆除を行えばいい』という意見はクマの“腕力”を過小評価しているだけでなく、ハンターの皆さんにも失礼なことを言っていると自覚するべきでしょう」

     それでは自衛隊にとってクマの駆除は不可能なのかと言えば、それも違うという。第3回【重機関銃や攻撃ヘリを使えば「自衛隊にもクマの駆除は可能だが…」 専門家が「発砲が許可される可能性は“ほぼゼロ”」と断じる理由】では、クマを自衛隊が本気で攻撃できない理由などについて詳細に報じている──。

    デイリー新潮編集部

    https://www.dailyshincho.jp/article/2025/11060601/

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