• No.2 一日一善

    25/08/09 20:00:12

    ■その人らしさが活かせる職場で働く

    職場選びに関しても同様で、自身の特性に合う内容の仕事を選ぶことが重要だという。

    「発達障害の人には確かに不得意な作業や行動があります。でも、一方で苦手さが目立たない分野もあるはずです。その人らしさが活かせる職場で働くのが一番です」(本田さん)

    障害がある人の働き方に関していうと、2024年に事業者が障害者に「合理的配慮」をするよう法律で義務づけられた。

    合理的配慮とは、「障害のある人が、障害のない人と同じように教育や仕事など社会参加の機会を得られるようにするために、必要な環境調整を行うこと」をいう。

    本田さんは、「職場に限らず教育の場面でも合理的配慮が求められる」と言う。わかりやすい例は、学習障害のある子どもへの合理的配慮だ。

    学習障害で文字を読めるけれど書けない場合、黒板に書かれた文字をノートに書き写すのは難しい。そういうときに黒板を写真に撮ったり、タブレットに入力したりできれば、その子も他の子と同じように学ぶことができる。それは決して「特別扱いを受けてずるい」ということではない。

    「発達障害を視力に置き換えると、理解しやすいと思います。視力が悪い人が、勉強や仕事をするためにメガネやコンタクトレンズをつけることを『ずるい』と言う人はいませんよね。それと同じことです」(本田さん)

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