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目の前のことに集中しろ
網戸のひもで6歳死亡、業者側の上告退ける 5800万円の賠償確定
2025/6/16 20:03
兵庫県内の自宅で2019年、網戸のひもに首が引っかかり女児(当時6)が死亡した事故をめぐり、遺族が建材大手のYKKAP(東京)と網戸を取り付けたリフォーム業者に賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第一小法廷(岡正晶裁判長)は、リフォーム業者側の上告を退けた。12日付の決定。
二審・大阪高裁は、両社に計約5800万円の賠償を命じ、リフォーム業者側だけが上告していた。両社の責任を認めた高裁判決が確定した。
二審判決によると、網戸は、輪状のひもを引いて上下に開閉する構造だった。子どもの手が届かない高さでひもを束ねるためのクリップが付属していたが、取り付けが別途必要だった。
一審・大阪地裁は安全対策が不十分だったとはいえないとして遺族側の訴えを退けたが、高裁は、YKKAPが製品を出荷した際、クリップの使用方法を書いた取扱説明書を同封していなかったことから「十分な警告がなかった」と判断。リフォーム業者も、ひもの危険性を伝える注意義務を怠ったとして賠償責任を認めた。
第一小法廷は決定で、上告理由にあたる憲法違反などがないとだけ判断した。
https://www.asahi.com/sp/articles/AST6J3FLJT6JUTIL029M.html
>>1に製品の詳細
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No.2 主 目の前のことに集中しろ
25/06/18 10:16:55
判決文によると、事故は19年11月に、幼児が2世帯住宅の2階のリビングに1人でいる時に発生した。網戸の下端高さは床から約90cmで、網戸を設置した窓の付近には椅子が置かれていた。当時1階に在宅していた祖父母は、事故に気付かなかった。
【図】網戸の設置状況。網戸の下端高さは床から約90cm。身長約105cmの幼児が床に立った状態ではコードのループに首が入ることはないが、椅子の上に立つと首が入る恐れがあった(出所:判決文の別紙)
土屋ホームトピアは、2世帯住宅にリフォームする工事で、標準仕様品の網戸を設置した。事故が起こったのは、建て主が引っ越してきてからわずか3日後だ。
採用したYKK AP製の網戸は、上げ下げにボールチェーンのコードを用いるタイプで、コードを高い位置でまとめる後付けのクリップと、コードの巻き付き事故への注意を喚起するタグが付属していた。事故発生時、クリップとタグは網戸に装着されておらず、ビニール袋に入った状態でテーブルの上に置かれていた。
以下、全文は元記事で
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/02104/
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No.1 主 目の前のことに集中しろ
25/06/18 10:15:48
ロール網戸の操作ひもで幼児が死亡した事故、控訴審判決を読み解く
日経クロステック
2024.06.25
「製品には指示・警告上の欠陥があった」「施工者はクリップとタグを装着する注意義務と、取り扱い説明書を交付して危険性や使用方法などを説明する義務を怠った」。上げ下げロール網戸の操作ひも(以下、コード)が首に絡まり、6歳の幼児が死亡した事故を巡り、幼児の両親と兄が網戸を製造したYKK APと施工した土屋ホームトピア(札幌市)に約8000万円の損害賠償を請求していた裁判。メーカーなどの責任を認定した2024年3月の控訴審判決を読み解こう。
【写真】上げ下げロール網戸のコードが幼児の首に絡まった。網戸を下げた状態で撮影(出所:判決文の別紙)
大阪高等裁判所は24年3月14日、製造物責任法(PL法)に基づくYKK APの製造物責任と、土屋ホームトピアの不法行為責任及び使用者責任を認定し、2社に約5800万円を連帯して支払うよう命じた。
裁判で原告は、法定書面が交付されていないためクーリングオフが有効だと主張し、土屋ホームトピアに対してリフォーム工事の契約解除に伴う申込金の返還も請求していた。これに対して同社は、申込金を差し引いた工事残金約1950万円の支払いを求めて反訴していたが、大阪高裁は反訴請求を棄却した。
一審判決は原告の損害賠償請求を棄却し、申込金の返還請求だけを認めたものだったが、控訴審判決は原告の主張をほぼ認めた格好だ。YKK APは控訴審判決を受け入れた一方、土屋ホームトピアは3月29日に上告した。
続く
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