雨降って地固まる
私は高学歴で、大手企業に勤めている。
経済的に困ったことはなく、家も親の援助で建てた。でも、父は私が小学生の頃から単身赴任で5年間不在。母は一生懸命愛情を注いでくれたけれど、「お父さんがいない」という喪失感は埋まらなかった。家庭は安定していたけれど、どこかに“欠け”を抱えたまま大人になった。
ある日、ママ友との雑談の中で「親が近くにいると安心だよね」と言われたとき、胸がザワついた。相手に悪気がないのはわかっていたけど、
その一言が自分の闇を静かに刺激した。
また別のママさんは、過去に支援級に通っていた、身体に障害があるママさん。
「手伝おうか?」「無理しないで」という、周囲の善意の声かけすらプレッシャーだったという。
ママ友が、大丈夫かなと思って!と段差のある階段の前で手伝うと、急に無言になり、しばらく無視された。急に話しかけてきたかと思うと、グサリと傷つく言葉で、人を攻撃していたのだ。
周りの何気ない一言が、あのとき傷つけていたのかもしれない。
では、どうするのが良かったんだろう?考えても、答えは出ない。
そしてもう一人のママは、Fラン卒で貧しい家庭に育ったという。
欲しいものは我慢、進学もあきらめかけたけど、なんとか大学に進み、バイトで学費を返した。
周囲の同級生が旅行や私立進学、夢を叶えていくのを見て、虚しさを抱えていたそうだ。
私は、彼女たちの話を聞いて思った。
他人の闇には「それは仕方ない」と思えるのに、
自分の痛みには敏感になる。
人って、自分の“満たされなかった部分”にはとても不器用だ。
でも、闇が何かを相手が話してくれなければ、
こちらにはわからないことも多い。
そんなとき、真の思いやりって、何も言わず“無”でいることしかないのかな?
あなたは、誰かの闇に気づいたとき、どう接しますか?
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