• No.165 己を知る者は勝者なり

    25/05/31 12:09:31

    99年4大卒。
    社会に出る時、本当に大変な思いをしました。
    会社説明会の会場に行ったら募集枠若干名に人が殺到して入れないとか、資料請求してもなんの音沙汰もないとか、普通にありました。
    今みたいなオンライン環境もなく、エントリーシートは全て手書きして、証明写真焼き増しして、郵送して…。貧乏な学生には金銭的な負担も地味に辛かったです。なんとか書類通過しても圧迫面接やらセクハラまがいのこと言われたり。
    自分はなんとか大手と言われる企業に入社できたけど、マスコミ業界だったので就業環境は超ブラックだったし、ハラスメントも普通にあり、同期入社が23名いましたが、5年で半数まで減りました。
    苦労して入社した会社だからと、私は30代半ばまでは必死で頑張って続けたけど、仕事と私生活の境界線が曖昧な不規則すぎる生活、慢性的な睡眠不足、時給に換算すると安すぎる給料など、心身ともに擦り減ってしまい…。このまま40〜50代を同じ働き方で続けられる自信もなく、メーカーに転職しました。
    その時は、とにかく生活を安定させたくて。年収が50万ぐらい下がってしまうけど、それでもいいと思って転職先を選びました。
    異業種転職だったので、戸惑うことも苦労も多かったけど、前向きに真面目に取り組んでいたら、幸いなことに管理職へとステップアップでき、現在は転職時の約3倍ぐらいまで年収もアップしました。
    売上部門の責任者なので、プレッシャーも半端ないし、マネージメントの苦労も絶えないですが…。
    私の場合は、辛いけど自分を奮い立たせてなんとか続けられた…っていうのがラッキーだったのかなと思います。辛い状況をすぐに投げ出さずに精一杯の努力を続けることでなんとか道は開けたというか。
    ただ、私たちが社会に出た時代は、会社がやる気を搾取したり、本当に心身がダメージを受けてしまうまで追い込むとか、その人の努力だけではどうにもできない不遇の時代であったことは事実だと思います。

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